最近絵描いてないですね、、、、
いや、描いていない訳じゃないんですよ。
実は絵を描く事を日課にしようと思っていて、小さい紙に鉛筆で、そこはかとなく描いているんです。
あんまり「良い」とか「悪い」と決め付けずに、手を動かして描くことに集中しています。
あとで見返して「これいいね!!」とか「これとこれを組み合わせてみるか!!」とか「この空いた空間はこれでいいや」みたいな感覚で、もっと大きい紙に色をつけて描いたり、シルクスクリーンを作ったりしています。
なのでネタ帳を作っている感覚です。
そしてだいぶ前に描いた絵
●クラゲみたいな目ん玉が襲ってくる絵
これを描いている時は、こんなクラゲみたいなロボットが映画マトリックスで出てきたな、、と思いましたが、今画像で検索したらぜんぜん似ていませんでした。
目ん玉は多分カメラで、カメラに映っただけでどこの誰だかすぐに分かってしまう。そんな事が当たり前になるとどんな社会になっていくのかな、、なんて想像する時があります。
●色鉛筆の魅力を考える、その1
以前にも書きましたが、ミュージシャンでもあるgraham lambkinの絵がとても衝撃的で、その人の絵を見ながら色鉛筆について考えていたら、色鉛筆はソフトなタッチとグラデーションが魅力なのかなと思いました。
そしてソフトな鉛筆のタッチを作るには、、余白をちゃんと残せばいいんじゃないか!!
となって、いつも隅から隅まで塗り込んでしまう衝動を抑え、余白を使いつつ絵を仕上げてみました!!
ん〜〜〜やっぱりこっちの方が色鉛筆の魅力が生きるなと、、。
●色鉛筆の魅力を考える、その2
これも上の絵と同じ考え方で描きました。
しかし、画材は変わっても、描いている絵は同じ何ですよね、、、。
この前東京都現代美術館で開催されていたデイヴィッド・ホックニー展に行ってきました。
学生の頃デイヴィッド・ホックニーが大好きで、穴があくまで画集を眺めたり、模写したりしていました。そのデイヴィッド・ホックニーの本物の作品が目の前で見れたので、昔の思いが成就されたような気がして、ほんと感慨無量でした。
そして最近はパソコン(というかタブレット?)を使って、とんでもないくらい長い絵巻物のような絵を描いているんですよね。
でもよくよく見ると絵の具がパソコンに変わっただけで、やっている事は同じなんですよね。
だから思ったんです。画材ってあんまり関係ないのかと。
それ以来なんか自分の中で画材ってどうすればいいのかな、、、なんて考える事が増えました。
でもとにかく今は短い時間でパッパっと描ける画材が適しているかなと、、
そうなるとやっぱり鉛筆が今のベストな画材なのかなと思ったりします。