写真の本読みました。
● (著)幡野 広志 / うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真
もうタイトルだけで「分かるわ〜」と思ってしまいました。
自分は絵を描くので、そのまま絵にあてはめると、「うまくてダメな絵と、ヘタだけどいい絵」となります。
絵も上手い絵がかならずしも良い絵にはならなし、技巧的に上手くても、つまらない絵には本当にうんざりしてしまいます。
じゃぁ何が良い絵なのかというと、、、自分もまだまだ考え中ですが、やっぱりその人の個性とか、経験とか、考え方とか、スタイルとか、そいうのが見えてくる絵に「良いな」と思う傾向はあるかもしれません。
しかし、この本の一番の伝えたい事は、感性を磨いて感動する事!!なのかなと。
これ、自分の好きな自転車の本、(著)山本 修二「スポーツ自転車でまた走ろう」にも似たような事が書かれているな思いました。
写真と自転車で違うジャンルの本だけど、自分の感性にしたがって自転車に乗る、あるいは写真を撮る。上手いとか下手とか、そいう尺度を捨てて、いかに自分の感覚を大切にするか?
2つの異なる本で、同じ事が書かれていたら、そりゃ自分はその方向を信じるしかないなと、そんな事を思いました。