どマイナーな自転車雑誌「ニューサイクリング」
2009年11月号に固定ギアのスポルティーフ車の記事が掲載されていて、おもわず購入してしまいました。
スポルティーフとは荷物が積める舗装路用、長距離快走自転車と言ったところでしょうか。
固定ギアというと競輪のピストバイクと同義語みたいになっていて、競技場内のトラックを走る事に特化した自転車みたいなイメージがありますが、その固定ギアで競技場を飛び出して長距離用のスポルティーフを作るというのはユニークで面白いですね。
オーダーメイドならこんな自転車も作れるのか!と記事をスミからスミまで読んでしまいました。
どマイナーな雑誌ではありますが、旅行記などがメインで、文章も妙に哀愁ただよう昭和な感じが今となっては逆に独自の自転車カルチャーを放っていて、自転車雑誌の中ではダントツに読み応えのある雑誌だと思います。
有名なサイクルスポーツ誌も読んだことありますが、連載モノは面白いんだけど特集にロードバイクとかホイールのインプレがとても多く、それが逆に「これ買え」「これ買え」と言われているみたいで、なんか金払って広告読んでいる気がして鼻につく。
他の雑誌も方向性は違うものの似たり寄ったりで、けっきょくコレ自転車の広告読まされているだけじゃね!!みたいに思ってしまう。
雑誌というよりムックになりますが「シクロツーリスト」はいろいろなコースが紹介さていて、コースを考える時けっこう参考にしていて、良い本だなと思います。
自転車は買った後、これで何処に行くか!!
それが肝心なよな気がします。
そして、それを伝える雑誌があまりにも少ない気がします。
高い金払って自転車買ったのに、「その自転車じゃダメだ、新しいホイールやブレーキやフレームに今すぐ交換せよ」なんてことが書かれている雑誌が溢れているなんて最悪だよね。
なのでニューサイクリング誌の若者バージョンが登場すれば良いなと思います。
というか、無いなら自分で作ってみようなか、、、、
なんて最近思っています。
ちなみに、今ニューサイクリング誌は廃刊しているみたいで、サイクルフィールドという名前で、しかもPDFで発行さているみたいです。
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