最近描いた絵をチェック・ワン・ツー
●核爆弾も机の下に潜れば大丈夫
アイアン・ジャイアントというアニメがあって、それは冷戦時代のアメリカが舞台で、小学生が「核爆弾が落ちてきたらまず机の下に潜りましょう」という映像を授業中に見ているのですが、皆んな退屈していて全く見ていないんですよね。でも誰がどう考えったて核爆弾が落ちてきたら机の下に潜ったって助かるハズないので、退屈して当然なのです。そこには冷戦時代の妙なノスタルジック感と皮肉が重なっていて、いいシーンだなと思っていたのですが、最近北朝鮮の弾道ミサイルが話題になっていて、どこかの政党から「弾道ミサイルがやってきたら!!」みたいなチラシがポスティングさていて、そこには本気で「机の下に潜りましょう」みたいな事が書かれていて愕然としてしまいました。
●バラのつぼみ
この前「市民ケーン」という映画を見ました。この映画、なかなか一筋縄ではいかない作品で、初めて見た時は正直あまり意味がよくわからなかったのですが、まぁ簡単に言ってしまうと、いくら金持ちになって、アメリカン・ドリームを手にしたとしても幸福とは限らない!みたいな内容のようです。
しかし、これ、映像がとにかくカッコよくて、とても印象に残るんですよね。当時の革新的な撮影法をいくつも導入した意欲作だったらしいのですが、その時のメディア王だったウィリアム・ランドルフ・ハーストがこの作品を嫌い、妨害工作をしてアカデミー賞に沢山ノミネートされていたのにもかかわらずことごとく票を失ってしまったそうです。
なのでアカデミー賞が本当に素晴らしい作品を正当に評価している訳ではないという意味で、アカデミー賞の汚点的作品にもなっているそうです。
そして個人的には訳分かんない彫刻が山ほどあるとてつもなく広い部屋に、ぽつんと残されている人間。いくら金持ちでも孤独なら嫌だなと思いました。
●お手軽な「理解」や「共感」は思考停止に結びつく
映画秘宝に掲載さていたポールバーホベン監督のインタビューに「お手軽な「理解」や「共感」は思考停止に結びつく」と書いてあって、それがとても印象的でした。何をかくそう、このブログで私の作品の背景をいちいち書いているのは、「理解」や「共感」をしてほしいという願いがあるからです!!
もう釘を刺されたような気分でした、、、。
なので、たまには良く分かんない作品も描いてみたいと思いました。
でもたまに無性にこいう絵を描きたくなるんですよね、、、。
●皆んな裏では色々な事を思っている
この前に誘われた飲み会が愚痴吐き大会みたいになって、皆んな裏では色々な事を思っているんだなと思いました。
自分はけっこう鈍感だし、いつも自転車とかアートとか映画とか音楽のような「楽しい」と思える事しか考えていないので、あんまり愚痴とか無いんですよね、、、そいう所が変わり者と言わる由縁なのかなと思いました。
これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。
2017年11月23日木曜日
2017年11月16日木曜日
ディスク・メディアも一期一会 その38
「テリー・ライリー×フアナ・モリーナ」のライブに行きました。
テリー・ライリーは以前このブログにも紹介しました。ミニマルミュージックの巨匠ですね。
私にとってはもう仙人クラスの存在で(そのくせ2枚しかアルバムを持っていないのですが、、、まぁその2枚だけでも十分インパクトはあります)そんな人のライブが観れるなんてもう夢のような出来事です。
しかも、このライブ、テリー・ライリーに他にフアナ・モリーナとジェフ・ミルズの共演があるから驚きです!!
ジェフ・ミルズとの共演も実に興味深かったのですが、今回はフアナ・モリーナとのライブに行きました。
ちなみにフアナ・モリーナは1枚CDを持っています。
●Juana Molina / Segundo
フアナ・モリーナの2枚目のアルバムですね。もうだいぶ古いものになってしまいました。
これよく聞きました!!当時はアルゼンチンの音響派アーティストという売り文句でしたが、独特のオーラがありましたね。なんて言うか、繊細なんだけど野生味溢れるサウンドが1回聞いただけでもう頭の中に焼きついてしまいましたね。
今回その仙人クラスのテリー・ライリーと、昔よく聞いていたフアナ・モリーナが一緒に聞ける、まさにお得なライブ内容となりました。
正直ね、音楽を言葉で表現するのは難しいです。今はyoutubeという便利なサイトがあって、これのおかげで大抵の音源は見つかるのでリンクを貼ってしまえば言葉で表現する手間が省ける訳です。
なので、このライブについて言葉で表現しても、なかなか伝わらないと思うで、とりあえずそれは諦めるとして、一言で簡単に表現してしまえば「最高!!」の一言です。
しかし、改めてテリー・ライリーを聞くとこの人は脱作曲な人だったんですね。
今回のライブもほぼ即興のようでした。
イメージとしてはキースジャレットのケルンコンサートを聴いているような感覚がありました。
余談になりますが、キースジャレットのケルンコンサートも即興でピアノを演奏しているのですが最高にカッコイイです。
●Keith Jarrett / The Köln Concert
話を戻しますが、テリー・ライリーはジャズから大きな影響を受けていたんですね。なのでキースジャレットのように聞こえたのはあながち間違ってもいないのかなと思いました。
そしてフアナ・モリーナはとてもキュートでした!!今聞くと音響派も近いですが、ロックとかフォークソングとかも近いですね。進化系フォークソングと言えばいいのか?
そしてスペイン語が可愛いですよね、、、何を言ってるのか理解できないのですが、、、新しいアルバムもゲットしたいなと思いました。
時間的にもかなりのボリュームで、ライブが終了したときにはもうヘトヘトになりましたが、忘れられない思い出になりました。
テリー・ライリーは以前このブログにも紹介しました。ミニマルミュージックの巨匠ですね。
私にとってはもう仙人クラスの存在で(そのくせ2枚しかアルバムを持っていないのですが、、、まぁその2枚だけでも十分インパクトはあります)そんな人のライブが観れるなんてもう夢のような出来事です。
しかも、このライブ、テリー・ライリーに他にフアナ・モリーナとジェフ・ミルズの共演があるから驚きです!!
ジェフ・ミルズとの共演も実に興味深かったのですが、今回はフアナ・モリーナとのライブに行きました。
ちなみにフアナ・モリーナは1枚CDを持っています。
●Juana Molina / Segundo
フアナ・モリーナの2枚目のアルバムですね。もうだいぶ古いものになってしまいました。
これよく聞きました!!当時はアルゼンチンの音響派アーティストという売り文句でしたが、独特のオーラがありましたね。なんて言うか、繊細なんだけど野生味溢れるサウンドが1回聞いただけでもう頭の中に焼きついてしまいましたね。
今回その仙人クラスのテリー・ライリーと、昔よく聞いていたフアナ・モリーナが一緒に聞ける、まさにお得なライブ内容となりました。
正直ね、音楽を言葉で表現するのは難しいです。今はyoutubeという便利なサイトがあって、これのおかげで大抵の音源は見つかるのでリンクを貼ってしまえば言葉で表現する手間が省ける訳です。
なので、このライブについて言葉で表現しても、なかなか伝わらないと思うで、とりあえずそれは諦めるとして、一言で簡単に表現してしまえば「最高!!」の一言です。
しかし、改めてテリー・ライリーを聞くとこの人は脱作曲な人だったんですね。
今回のライブもほぼ即興のようでした。
イメージとしてはキースジャレットのケルンコンサートを聴いているような感覚がありました。
余談になりますが、キースジャレットのケルンコンサートも即興でピアノを演奏しているのですが最高にカッコイイです。
●Keith Jarrett / The Köln Concert
話を戻しますが、テリー・ライリーはジャズから大きな影響を受けていたんですね。なのでキースジャレットのように聞こえたのはあながち間違ってもいないのかなと思いました。
そしてフアナ・モリーナはとてもキュートでした!!今聞くと音響派も近いですが、ロックとかフォークソングとかも近いですね。進化系フォークソングと言えばいいのか?
そしてスペイン語が可愛いですよね、、、何を言ってるのか理解できないのですが、、、新しいアルバムもゲットしたいなと思いました。
時間的にもかなりのボリュームで、ライブが終了したときにはもうヘトヘトになりましたが、忘れられない思い出になりました。
ラベル:
ディスク・メディアも一期一会
2017年11月6日月曜日
マイ・ニュー・バイク!!
前回中古のシクロクロス車を買ったと書きましたが、自転車の汚れを落とし、ところどころパーツを交換してようやくマイ・ニュー・バイクとして生まれ変わりました。
こうして手間暇かけて少しづつ生まれ変わらせると、もうそれだけ愛着が湧いてきます。新品もいいけど、これはこれでまた違う味わいがありますね。
まぁパッと見それほど変わっていないように見えますが、まずはタイヤですね、28cから35cのブロックタイヤへ。
ギアはフロント36tのリア18tでギア比はぴったり2です。
今回は固定とシングルスピードの両方を搭載!!ホイールをひっくりかえせば切り替えられる仕掛けです。
ハンドル、ブレーキ、ホイール、クランクはそのまま使用。おかげで安く済みました、、、。
と言う訳で、さっそく走ってきました。まずは平地という事で多摩川サイクリングロード。
途中ちょっと荒れた道を走ったりしました。
平地ではさすがにスピードはでませんが思った以上に気持ちよく走る事が出来ました。これは考え方次第かもしれませんね。「遅くてもいい」と割り切ってしまえば、意外とこのくらい軽いギア比でもいいのかなと思いました。
その後醍醐林道を経由して和田峠へ
この林道は何度か行っていますが、道が荒れているし、なかなかの勾配なので毎回苦戦(というか撃沈)していた場所です。よくよく考えればこの林道で学んだ事を今回の自転車に反映させたと言っても過言ではないかもしれません!!なので試すにはまさに適所です。
やっぱり道が荒れてますね!!
しかし!!こんな道ではブロックタイヤが威力を発揮しました!!
以前は滑って滑って危なかった道も今回は楽々!!
そして軽いギア比は今まで登れなかった坂も登る事が出来ました!!(でも楽々とはいきませんでした)
と言う訳で圧倒的な威力で醍醐林道を制覇!!和田峠に無事到着しました。
確実に走れる場所の幅が広がった事を実感して今回の旅も無事修了。
2台の固定ギアを駆使していろいろな場所に行きたいと思います。
こうして手間暇かけて少しづつ生まれ変わらせると、もうそれだけ愛着が湧いてきます。新品もいいけど、これはこれでまた違う味わいがありますね。
まぁパッと見それほど変わっていないように見えますが、まずはタイヤですね、28cから35cのブロックタイヤへ。
ギアはフロント36tのリア18tでギア比はぴったり2です。
今回は固定とシングルスピードの両方を搭載!!ホイールをひっくりかえせば切り替えられる仕掛けです。
ハンドル、ブレーキ、ホイール、クランクはそのまま使用。おかげで安く済みました、、、。
と言う訳で、さっそく走ってきました。まずは平地という事で多摩川サイクリングロード。
途中ちょっと荒れた道を走ったりしました。
平地ではさすがにスピードはでませんが思った以上に気持ちよく走る事が出来ました。これは考え方次第かもしれませんね。「遅くてもいい」と割り切ってしまえば、意外とこのくらい軽いギア比でもいいのかなと思いました。
その後醍醐林道を経由して和田峠へ
この林道は何度か行っていますが、道が荒れているし、なかなかの勾配なので毎回苦戦(というか撃沈)していた場所です。よくよく考えればこの林道で学んだ事を今回の自転車に反映させたと言っても過言ではないかもしれません!!なので試すにはまさに適所です。
やっぱり道が荒れてますね!!
しかし!!こんな道ではブロックタイヤが威力を発揮しました!!
以前は滑って滑って危なかった道も今回は楽々!!
そして軽いギア比は今まで登れなかった坂も登る事が出来ました!!(でも楽々とはいきませんでした)
と言う訳で圧倒的な威力で醍醐林道を制覇!!和田峠に無事到着しました。
確実に走れる場所の幅が広がった事を実感して今回の旅も無事修了。
2台の固定ギアを駆使していろいろな場所に行きたいと思います。
2017年11月2日木曜日
おっと!!なんだコレ!!シクロクロスのシングルスピード!!
だいぶ前にこんな自転車が欲しいと書きました。
あれから3年!!
とうとう買ってしまいました!!
おっと!!なんだコレ!!なんかボロいじゃないか!!
そうです中古品です!!
なんと、中古の固定ギアシクロクロス車を買ってしまいました。
本当はね新車を買おうと思っていたんですよ。
ただね、いろいろ条件があって、しかも3年前からまた条件がコロコロ変わりましね、、
※固定ギア化が可能
※カンチブレーキ
※スロービングフレーム
※できればクロモリフレーム
※あまりレース感のないもの
という訳でいろいろ探していました。
候補としてはサーリーのクロスチックとかオールシティのネイチャーボーイとかあったんですが、
サーリーのクロスチックはホリゾンタルフレームだし、ネイチャーボーイはちょっとレース感が強いかなと思っていました。
あと、けっこディスクブレーキ化の波もあって、カンチブレーキが付けれるフレームがまだまだ有ると言えば有るのですが、かなり減少傾向にあって、そろそろ買わないと無くなってしまうな、、、という焦りがあったんですよね。
そんな時にたまたま目に入った中古車を見て、「あれ!これいいんじゃない」と思い、とりあえず見に行って、そのままお買い上げしてしまったのが「 MASI SPECIALE CXSS 2013年モデル」です。
この自転車の何が気に入ったかと言うとズバリ「形」です。
スロービングフレームなのにフロントフォークが少し湾曲している(ベンドフォーク)のがいいなと思ったんです。!!
スロービングフレームだと大抵ストレートフォークなんですよね。
まぁベンドかストレートかの違いなんてあんまり良く分からないのですが、なんかベンドフォークの方がツーリング車っぽくて個人的に好きなんですよね。欲をいえば、カーボン製じゃなくてクロモリ製のフロントフォークなら尚良かったのですが、まぁ今をときめくカーボンだしそのくらいは妥協してもいいかなと思いました。
ちなみに何故スロービングフレームがいいかと思ったのは、前にキャンプ用に買ったバイクパッキングのサドルバックが、今のホリゾンタルフレームの固定ギアだと不恰好だったので、サドルバックがバッチリ決まる自転車がどうしても欲しかったのです。ちなみに取り付けてみたらバッチリでした!!
正直コレの新品があれば万々歳だったのですが、現行のモデルは多段ギア化していました。
これから少しづつ手を加えて楽しんでいきたいと思います。
あれから3年!!
とうとう買ってしまいました!!
おっと!!なんだコレ!!なんかボロいじゃないか!!
そうです中古品です!!
なんと、中古の固定ギアシクロクロス車を買ってしまいました。
本当はね新車を買おうと思っていたんですよ。
ただね、いろいろ条件があって、しかも3年前からまた条件がコロコロ変わりましね、、
※固定ギア化が可能
※カンチブレーキ
※スロービングフレーム
※できればクロモリフレーム
※あまりレース感のないもの
という訳でいろいろ探していました。
候補としてはサーリーのクロスチックとかオールシティのネイチャーボーイとかあったんですが、
サーリーのクロスチックはホリゾンタルフレームだし、ネイチャーボーイはちょっとレース感が強いかなと思っていました。
あと、けっこディスクブレーキ化の波もあって、カンチブレーキが付けれるフレームがまだまだ有ると言えば有るのですが、かなり減少傾向にあって、そろそろ買わないと無くなってしまうな、、、という焦りがあったんですよね。
そんな時にたまたま目に入った中古車を見て、「あれ!これいいんじゃない」と思い、とりあえず見に行って、そのままお買い上げしてしまったのが「 MASI SPECIALE CXSS 2013年モデル」です。
この自転車の何が気に入ったかと言うとズバリ「形」です。
スロービングフレームなのにフロントフォークが少し湾曲している(ベンドフォーク)のがいいなと思ったんです。!!
スロービングフレームだと大抵ストレートフォークなんですよね。
まぁベンドかストレートかの違いなんてあんまり良く分からないのですが、なんかベンドフォークの方がツーリング車っぽくて個人的に好きなんですよね。欲をいえば、カーボン製じゃなくてクロモリ製のフロントフォークなら尚良かったのですが、まぁ今をときめくカーボンだしそのくらいは妥協してもいいかなと思いました。
ちなみに何故スロービングフレームがいいかと思ったのは、前にキャンプ用に買ったバイクパッキングのサドルバックが、今のホリゾンタルフレームの固定ギアだと不恰好だったので、サドルバックがバッチリ決まる自転車がどうしても欲しかったのです。ちなみに取り付けてみたらバッチリでした!!
正直コレの新品があれば万々歳だったのですが、現行のモデルは多段ギア化していました。
これから少しづつ手を加えて楽しんでいきたいと思います。
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