サンフランシスコの謎多き異色なバンドThe Residentsのライブ・アルバム買いました。
●The Residents / Live At The Fillmore
The Residentsはいつかブログに書こうと思っていたのですが、知れば知るほど謎が深まるというか、底なし沼みたいな存在で、音楽のアルバムだけでも膨大な作品があるのに、このバンドはバンドというよりもアート&パフォーマンス集団みたいな存在なので、単にアルバムだけを紹介するのもなんだか野暮なくらい多様な作品があります。
アルバムも1つ1つが非常にコンセプチュアルで、作品によってはけっこう文学的とも思えるくらい内容が濃い感じがあり、アメリカの文化とか英語が堪能なら、より楽しめるのかなと、、思う事もあります。
話を戻しますが、このLive At The Fillmoreは、コンセプチュアルなThe Residentsの作品を抜粋して羅列したような内容で、本に例えると見出しとか、紹介文を読むような楽しさがあります。
個人的な経験だと、コンセプチュアルなバンドって、ベスト盤になると非常につまらないアルバムになる事が多いように感じますが、(もちろんこれはライブ盤なので、厳密にはベスト盤では無いのですが)このアルバムは何んかそれをも戯画化しているような滑稽さがあります。
あと、ジャケットのチープでケバケバしい感じがもう最高に大好きです。
初めてThe Residents聞きます!!という人にオススメできる内容でも無いのですが、あまりコンセプチュアルな部分を意識しなくても、、、というかそれをもコンセプチュアル化してしまうような、無限にループする底なし沼感!!コレがやっぱり面白です。
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