ドイツのニューウェーブ・バンド、DAFのヴォーカリスト、ガビ・デルガド=ロペスが亡くなりました。
DAFは「Deutsch Amerikanischen Freundschaft」の略で、訳すと「独米友好協会」という名前で、いかにもエセ感があってイイ。
ちょこちょこ色んな人が関わっていますが、ロベルト・ゲアルとガビ・デルガド=ロペの2人が基本のバンドです。
DAFのアルバムはそんなに持っていないのですが、とりあえず名盤のサード・アルバム!!
●DAF / Alles Ist Gut
この汗臭い男のジャケット!!この写真の男性がガビ・デルガド=ロペス本人です。たぶん。
内容もこのジャケットのように男臭いというか硬派な感じで、シンプルで力強くて、ちょっとセクシーな感じがのちのちにエレクトロニック・ボディ・ミュージックへ、さらにはインダストリアル・テクノ・ノイズへと続いて行くのかなと、、、。
また、シンプルなリズムはハウスやテクノへも続いていくので、そいう意味でこのアルバムの打ち出したコンセプトが後々に与えた影響は非常に大きいです。
・DAF - "ALLES IST GUT" (1981, Germany)
https://youtu.be/xLnVKykVngc
●DAF / Die Kleinen Und Die Bösen
コレはセカンド・アルバムです。
サードの方がやっぱりオリジナリティがありますが、キャッチーというかポップな感じがして、それでいながらサードへ続く布石のような要素もあり、コレはコレで聞いていて面白い。
以前紹介したDer PlanとDAFは色々な所で繋がりがあり、このセカンド・アルバムはDer Plan寄りなサウンドとしても楽しめるかなと思いました。
・D.A.F. : "Die Kleinen Und Die Bössen"
https://youtu.be/8_nyMRQKJ9Q
あと、DAFの脱退メンバー繋がりで面白いバンドが、やっぱりLIAISONS DANGEREUSES(エゾン・ダンジュルーズ)です。
●LIAISONS DANGEREUSES / LIAISONS DANGEREUSES
このバンドはコレ1枚しかアルバムがありませんが、デトロイト・テクノ系のアーティストがこぞってサンプリングしたという所で、とても名盤として上げられますが、やっぱり素晴らしくて、何て言えばイイのか、、言葉が見つからないんですが、非常にユニークで、今まで聞いた事無いような音作りなんですよね、、、初めて聞いた時は、コレが81年に作られた事にビックリしました。そのくらい斬新な音に感じました。
・Liaisons Dangereuses – Mystère Dans Le Brouillard
https://youtu.be/qYasqnZ3zig
最後、ガビ・デルガド=ロペスから離れてしまいましたが、ソロの作品もあるみたいなので、今度機会があったら是非聞いてみたいなと思いました。
また1つの歴史に幕が降りた、、そんな気持ちになりました。
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