2020年12月21日月曜日

ファミリー・チャリをちょこっとカスタム

日々活躍しているファミリー・チャリですが、ちょこっとカスタムしました。











以前ギア比を変える為に手っ取り早く余っていたスプロケットを取り付けましたが、、、














シングルスピードでこの見た目は、、、いつの日か嫌になるだろうと、、思ったのですが、ついに嫌になった日が来ました。

あと、間抜けな話ですがスプロケットだとギアを掃除した後、どのギアにチェーンをかけていたのか分からなくなる事があるんですよね、、、。

という訳で、20Tのシングル用ギアを購入!!











早速取り付けた訳ですが、、、

取り付けている途中で思ったんです。

これギアを2枚付けれるのでは??

という訳で以前使っていた16Tと20Tを2枚取り付けてみました。

変速機はないので手動で切り替えるやり方で、いわいるディングルスピードです。














簡単かなと思ったら、、チェーンラインを合わせるのがかなり難しく、何度も着けては外して、着けては外して、、を繰り返して調整しました。














しかし、チェーンラインさえ合えば付け替えは思った以上に簡単で、クイックレバーを外して、チェーンを架け替えて、チェーンテンショナーで長さを調整して、またクイックレバーを締めればいいだけです。

こうやってみると、使用しているチェーンテンショナーはディングルスピードも想定した作りになっていかのように具合良く出来ています。さすが!!

という訳で、子供を乗せる時は軽いギア比(1.9)で!

子供を乗せない時は重いギア比(2.3)!

2つのギアを使う事が出来ました。


そして、この自転車に乗るカミさんに感想を聞いたところ、、、

「あんまり変わんない!!」と一言、、、。


でもいいんです!!

個人的には大満足です。

ちょっとマニアックなギミック付きの自転車!!それだけでもうワクワクします。

これから毎回ニヤニヤしながらチェーンを架け替えすると思います。


2020年12月12日土曜日

東京っぽい音楽、、「Nujabes」

 ジャズ&ヒップホップのトラックメーカーNujabesのレコード盤を買いました。


●Nujabes ‎/ Metaphorical Music













●Nujabes ‎/ Modal Soul



















初めて聞いた時は、あまりにも日本人離れしたセンスに度肝うを抜かれました。

え!コレ日本人なの!!

ゆったりとした、くつろげるような、アンビエントというかエレクトロニカみたいなヒップホップ!!というサウンドはヒップホップのイメージを覆すくらい大きなインパクトがありました。

今思うと、ジャズを聞くようになった切っ掛けの1つにNujabesの存在もあるかもしれません。


個人的には夜の東京を自転車で走るとNujabesの曲が頭の中で流れます。

なんかNujabesってとても東京っぽいイメージがあるんです。

東京ってうるさくて、電車は混んでるし、酔っ払いも沢山居るし、目まぐるしく風景が変わっていく、落ち着かない街なんですが、自転車で走るとそれを俯瞰して見るような余裕が生まれてくるんです。

その時にゆったりとしたNujabesの曲がとてもマッチするんです。

あと、東京って、なんか沢山の小宇宙があるように思うんです。

沢山の人が住んでいて、マンションの1つ1つに別世界が広がっているようなイメージ。

でもそれはとてもパーソナルな世界なので、表だっては分からない。

マンションの外見だけでは分からないんです。

そのパーソナルな感じというのが、Nujabesの自分の世界観を徹底的に追求したような曲とイメージが重なります。

36歳という若さで亡くなってしまったのが本当に悔やまれますが、だからこそNujabesが生き続けていたらどんな活動をしていただろうか?という想像力も刺激してくれます。


とても聞きやすい音楽なので、是非色々な人にNujabesを聞いてほしいなと思います。

・Pray For Nujabes




2020年12月6日日曜日

アンダーグランドな「Throbbing Gristlec」

以前に伝説的なノイズ・バンド、スロッビング・グリッスルの5枚のアルバムがセットになったお得なボックスを買いました。


●Throbbing Gristlec ‎/ Box One











タイトルにもありますが、このボックス、よくよく見ると「 Box One」なんです。

という事は「Two」とか「Three」とかあるのかなと、、、漠然と思っていました。

そしてこの前中古のCDショップでぼんやりと見ていたら、、「Box Two」を発見!!


●Throbbing Gristle ‎/ Box Two











しかも帯があって、このボックスは全2巻!!

という事はボックスを揃えた事になるので、なんだか嬉しくなってしまいました。

ちなみにこのボックスでは77年のデビューから81年の活動停止までの全アルバムを収めていて、日本特別企画の物です。

以前メンバーであるコージー・ファニ・トゥッティの自伝「アート セックス ミュージック」を紹介しましたが、とりあえずアンダーグランドな匂いのプンプンするバンドで「スロッビング・グリッスル」という名前事態が日本語で訳すと「脈打つ男根」で、このバンドの前身のパフォーマンス集団「クーム・トランスミッション」の時から非常にスキャンダラスな活動を行っていました。

そいう意味で色々な伝説があるのですが、改めてこのボックスを聞いてみると、まぁけっこう混沌としていて、コンセプチャルなアルバムもあれば、ライブ音源はとても熱気あったりと、あまり定まらない感じが聞いていて非常に(いい意味で)不安感があるなと、、。

そしてアーンダグラウンド感!これがやっぱりドキドキしてしまいます!!

ポップソングにはない、ザラザラとした歪な質感。

またテクノともストイックなノイズともいえない虚な感じ。

ポップソングが生産物なら、スロッビング・グリッスルは廃棄物!!

でも生産物があって廃棄物がある、この混沌とした世界を音楽的に表現できたのが、やっぱりこのスロッビング・グリッスルの魅力なのかなと、このボックスを聞いて思いました。

あとメンバーのジェネシス・P・オリッジ は今年(2020年)の3月にお亡くなりになりました。70歳だそうです。

トゥッティの自伝を読むとかなり厄介者な感じですが、良くも悪くも強烈な個性の持ち主なのかなと思いました。