ステーブ・ライヒはミニマルミュージックの巨匠で、かなり影響を受けました。
そのライヒの名曲「18人の音楽家のための音楽」が生演奏で聞けるなんてスゴイ!!という事でコンサートに行ったワケですが、このコリン・カリー・グループが演奏する「18人の音楽家のための音楽」は、もう見るからに熟練度が高い。
曲が始まった瞬間「なんじゃこりゃ!!」という感じでした。
それとシナジー・ヴォーカルズの歌声、これはとても印象に残りました。
こんなクリアーな歌声は本当に目を丸くして聴いてしまいました。
音楽を聞いているというより、とても奇妙な聴覚体験をしているとう感じで、シンプルな音が時間と共に複雑に絡みあう構成はとても圧巻でした。
●コリン・カリー・グループ 、 シナジー・ヴォーカルズ / ライヒ: 18人の音楽家のための音楽
改めて聴くと、ライヒはクラシックの文脈なんだなと思いました。
同じくミニマルミュージックの巨匠テリー・ライリーは、ジャズ、サイケデリックの文脈を感じるので、同じミニマルミュージックでも両者の違いを感じる事が出来ました。
コリン・カリー・グループではありませんが「18人の音楽家のための音楽」はこんな曲です↓
・Steve Reich, "Music for 18 Musicians" - FULL PERFORMANCE with eighth blackbird
https://youtu.be/ZXJWO2FQ16c
色々なグループがこの曲を演奏しているので、聴き比べてみるのも楽しいですね。