2014年2月23日日曜日

コンパクトディスクも一期一会 その5

CDチェック・ワン・ツー・ワン

今回はヒップホップからチェキー!!

●いとうせいこう / MESS/AGE

ヒップホップと言うとZEBRAのような、ちょっと怖くてゴツいB-BOYなギャング&ゴージャスのイメージでした。

でも、いとうせいこうの「MESS/AGE」はB-BOYっぽくないひょろひょろとしたいとうせいこうが、妙に文学的で、今からするとちょっとヘタクソのように感じるラップを、ヒップホップというよりはテクノというかニューウェーブっぽい曲に乗っけて披露するという、まったくヒップホップのイメージとはかけ離れた作品でした。

しかしこれが初日本語ラップのヒップホップアルバムだから驚き!!もう天地がひっくりかえるような衝撃を受けました。








これはカッコイイ!!ドキュメンタリー風ミュージックビデオ??「噂だけの世紀末」




●ヤン富田 / MUSIC FOR ASTRO AGE

いとうせいこうの「MESS/AGE」で天地がひっくりかえるような衝撃を受けたもう1つの理由が、現代音楽肌のヤン富田が曲に関わっていた事。「現代音楽とDJって同じ事しているようぁ、、???」という予感を確実にしてくれた意味でもこの「MESS/AGE」は衝撃でした。

そんなヤン富田のギャグセンスと心地よいスティールパンの音色が聞ける、ポップでクロスオーバーな現代音楽アルバム「MUSIC FOR ASTRO AGE」









●Various Artists / MAJOR FORCE COMPACT

あー!!こうやってアルバムを並べると、何か見えてくるわ。ヤン富田のダブ&異国情緒みたな感じがMAJOR FORCEへと繋がっていくのか!!今知った。クラブミュージック専門レーベルMAJOR FORCEのコンピレーションアルバム。



収録曲じゃないけど、こんな感じ。改めて聞くとやっぱりカッコイイね。
















2014年2月17日月曜日

コンパクトディスクも一期一会 その4

堰を切ったかのように!!行きますよーーーコンパクトディスクも一期一会!!

●Conlon Nancarrow / Studies for Player Piano #1-5

自動演奏ピアノ(プレイヤーピアノ)を使って、ひたすらリズムとテンポの研究をしていたメキシコの作曲家コロン・ナンカロウ。彼の習作をコンプリートした、またまたマニアクな内容の5枚組CDセット。(よく買ったな〜オレ)



簡単に言ってしまうと巨大なオルゴール!!でもリズムのあるピアノって、、ちょっと不気味。なんかファミコンの効果音みたいに聞こえます。



ナンカロウさんについては、アヴァン・ミュージック・ガイド(作品社)の本から引用。

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1940年代、スペインでフランコ政権に対する反体制運動に参加したナンカロウは、当時の合衆国政府から国外追放の憂き目にあい、メキシコシティに移り住んだ。それ以来、そこから一歩も出ず、プレイヤー・ピアノという特殊なメディアを駆使した作曲続け、その音楽は近年までほとんど知られることがなかった。

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ナンカロウさんはどんな気持ちでこの音楽をつくり続けていたのでしょうね、、想像するだけでも凄まじい感じがします。

↓たまたま見つけた別の動画、これはポップな感じがして、すごくカッコイイです!!




2014年2月15日土曜日

コンパクトディスクも一期一会 その3

外は雪やら雨やらで、もう家の中でぬくぬくしていたい今日この頃。
なので今回もCDで行きましょう!!

●Various Artists / Encyclopaedia Of Industrial Music 1&2



そもそもノイズとか実験音楽とか言われている音楽って、情報量が少ない、、普通のCDショップでは売っていないし、一般的な音楽雑誌に紹介されるハズもなく、知らぬ間に販売されて、一部のリスナーが買って、それがなくなると知られざる闇の中へ、、、みたいな感じです。

そうなると情報に飢えるリスナーがでてきて、「それならオレがまとめてやる!!」みたいな勢いで登場したのがこのインダストリアルミュージック百科事典(Encyclopaedia Of Industrial Music)です!!ちなみに嬉しいCD付き!!





平面図が持っているのは1巻(A~C)と2巻(D-I)で、ただいま3巻まででているみたいです。貴重な情報源ではありますが、正直この百科事典を揃えるだけでもけっこう大変です。

日本人をサックり見てみると、、



灰野敬二




ゲロゲリゲゲゲ




ハナタラシ




非常階段




池田亮司まで網羅されています!!

インデックスのページを見たら「あまちゃん」で有名になった大友良英やオノ・ヨーコの名前も掲載されていました。

こんな具合でところせましとミュージシャンの情報が掲載されていて、そのほとんどが見た事も聞いた事もないようなミュージシャンばかりで、改めてその量の多さとディープさに圧倒される代物です。




2014年2月11日火曜日

コンパクトディスクも一期一会 その2

1回買うと、立て続けに買いたくなってしまう魅惑のCD

またもや2枚買ってしまいました!!



と言っても2枚で2、000円以下のラッキー価格!!

●Dr. P. Li Khan / Ein Hauch Von Höllenlärm
もうこの人大好きなんですよね!!このB級ジャケットと、ディズニーのエレクトリカルパレードを極悪非道のエレクトリカルロックに作り替えたかのような音楽は、万華鏡のように脳みそを刺激してくれてカッコイイです。


違うアルバムですが、同じアーティストです↓




●Trait / Inspirationals
ノイズミュージシャン、Eric Lundeの別名義。とにかくモゴモゴしているノイズがひたすら鳴り響くマニアックな内容。


アーティストの写真がエキセントリック!!



これも違うアルバムですが、同じアーティストです↓



●加藤登紀子 / 加藤登紀子 全曲集
これは買った訳ではないのですが、とてもいいですね。「紅の豚」好きなんですよね。












2014年2月8日土曜日

コンパクトディスクも一期一会 その1

昔は買いあさっていたCD。

最近はあまりお金が無いので3ヶ月に1回くらい中古のCD屋さんで2、3枚買えばいい方。
なんとも寂しい有様です。

そんな寂しい状況ですが、久しぶりに買いました。




●Nu Creative Methods / Superstitions
なんか頭の悪い中学生がヘンテコ楽器で作ったような音楽!ずっと聴いてると頭がおかしくなりそう、、。



●Camouflage heart / Cindytalk
80年代のインダストリアル&ニューウェーブのバンド!!そのふれがきだけで買ってしまった。このチープな感じの音がたまんなくイイんだよね。



平面図はレコードを持ってなく、もっぱらCDしか買いませんが、それでも膨大な量に圧倒されます。
そんな中でも偶然出会えた一期一会なCDを紹介していきたいなと思いました。

2014年2月3日月曜日

気になる自転車雑誌

最近気になる自転車雑誌が何冊かあるのですが、その中でもズバぬけて気になる雑誌がニューサイクリング誌!!ファンの間ではニューサイと呼ばれているみたいです。

このニューサイ!!何がすごいかって、日本で一番長い歴史を誇る自転車の専門雑誌みたいです。

しかも、そんな歴史のある専門誌が本屋さんだと神保町の書泉グランデにしか売っていない!!(紀伊国屋でも取り扱いが無いみたいです)

じゃあどこで売っているのかというと、自転車屋さんで売っているみたいです、、、。

なのでけっこう入手するルートが限られています。

しかもこの雑誌のさらにすごいところが、今現代の事を記事いているハズなのに、なぜか昭和にタイムスリップしてしまう所。

広告から記事からなにからなにまで昭和の臭いがプンプン。

しかも小冊子みたいな感じでお値段なんと800円!!普通の雑誌の感覚からするとちょっと割高。



左側の表紙が、ウィスキーとクランク(自転車の部品)とチョコレートが並んで、バレンタインデーを表現しているあたり、かなりハイセンス!!(これは男心にしか分からない世界だと思います)
焼酎片手に、夜な夜なニューサイクリング誌を読みながら、まだ見ぬ地に思いを馳せる至福な大人の時間を満喫しました。