最近映画ばかり見ていています。
映画館で見たものもあればDVDで見たものもあるですが、今回はDVDの紹介です。
という訳で、見た作品がコレ!!
「サイレントランニング」という映画!!
表紙にロボットとか宇宙船が載ってると、ついつい買いたくなってしまうのですが、今回もやっぱりこのジャケットにつられて買ってしまいました。正直B級映画を期待していたのですが、、、見てみたらビックリ!!
めちゃくちゃ感動的な作品でした。
ホント、ラストシーンでは泣いてしまいました!!
映画に三体のロボットが登場するのですが、こいつらがね!!もう最高にカワイイ!!歩いているのを見るだけでもカワイイ!!
カワイイんだけどね、最終的には皆んな別れてしまうんですよね!もうこのロボット達を見ただけでも涙がでちゃうくらい切ない映画です!
それで一体だけ宇宙船(というかドーム)に残って、植物の世話をしながら宇宙を漂う事になるんです。
この映画はそこで終わってしまうのですが、そのドームに残されたロボットはどうなるの????
という訳で、
またしてもDVDを買ってしまったんですよ。
でも「サイレントランニング2」なんて作品は無いので、これはあくまで私の想像なのですが、多分このロボットの行く末は、この作品が示しているのではないかと思ったんですね!!
ピクサーの「ウォーリー」
サイレントランニングは宇宙船(ドーム)に取り残されたロボットですが、これは逆に地球に取り残されたロボットの話です。
誰もいなくなった地球で、ただ一体だけ黙々とゴミ清掃をしているロボット(ウォーリー)なのですが、けっこう彼には感情みたいな物が芽生えてきて、拾ってきたipodで男性と女性が恋をするシーンをずっと見ているんですね。それでいつか僕も誰かと手を繋ぎたい!!と思うようにうなるんですよ。
まぁでもロボットなんで男とか女とか無いように思いますが、、、とにかく人間の恋のような事がしたいと思うようになるんです。
この映画、最高に良かったです!!もっと早く見とけば良かったと後悔しました。
で、何が最高かと言うと、偶然この映画を見る前の日に「2001年宇宙の旅」を見たんですよね。
「サイレントランニング」の監督の人が、この「2001年宇宙の旅」の特撮を担当していて、それで改めて見たのですが、「ウォーリー」はこの映画からの引用がとても多く、この「2001年宇宙の旅」を見た後に見ると、とても笑えます。
それ以外にもロボットのウォーリーの起動音がパソコンのmacの起動音だったり、人類初の人工衛星スプートニックが(しかもゴミとして)出てきたりと、小ネタが満載。
人類も出てくるのですが、それが皆んな超デブで、インターネットばっかりやっているという有様。そして何も考えてないんですよね。「地球?何それ?」「地球に帰る?面倒くせ!!はやくネットやらせろ!!」みたいな状態!!とても皮肉がこもっていて素晴らしい。そんな中でロボットが活躍します。
話を戻しますが「サイレントランニング」でとり残されたロボットは、いつか人類に会える事を夢みて、もくもくと植物のお世話をし、ある日ステキなロボットが現れ、恋をするのではないか!!という事が想像でき、なんか少しホッとしました。
という訳で「サイレントランニング」「2001年宇宙の旅」「ウォーリー」と、並べて見て、ロボットとかコンピューターって人間の矛盾した考えの中で翻弄してしまう切ない存在なんだなと思いました。
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