2017年12月30日土曜日

ディスク・メディアも一期一会 その39

レコードプレイヤー買いました。



と言う訳で、早速レコードを買いあさっている訳です。

まずは以前も紹介したフランスの怪奇なエレクトリック・ロック・グループ「Vox Populi!」の激レアらしい音源を集めたというレコード。

●Vox Populi! / Magiques Creations



ソファに座ってダラダラ聴くと気持ちいい!!完全に脳内が停止するレコードです。



続いて、ジャケ買いしたレコード。

●Andreas Martin, Christoph Heemann / Lebenserinnerungen Eines Lepidopterologen



実はCDバージョンで持っているのですが、グラフィックがレコードの盤面に描かれいるのがカッコ良くて改めて買ってしまいました。しかし、これがレコードで聞くと音の厚み感が増して、よりよく聞こえるんですよね。



あと、Andreas Martinのギターがかっこいいんですよね。下の動画何十回も見てます。



そしていちばん初めの写真に写っているレコード。

●Un Drame Musical Instantané / Les Bons Contes Font Les Bons Amis



Un Drame Musical Instantanéは今回買いあさりましたね。

●Un Drame Musical Instantané / À Travail Égal Salaire Égal




●Un Drame Musical Instantané / L'Homme À La Caméra



あとはCDですが、下記も買いました。

●Un Drame Musical Instantané / Trop D'Adrénaline Nuit




●Un Drame Musical Instantané / Rideau!



これだけ買ったのですが、実はまだちゃんと聴いていないです、、。



でも上の動画を見ただけで、このバンドは間違いないと確信しました。

あと変わりダネという事で最近リリースされたレコード

●境石投げ踊り保存会 / 境石投げ踊り



エム・レコードからの引用。

日本全土に無数にある「盆踊り」、俚謡山脈 x エム・レコードが考えるその最深部且つ理想形のひとつがコレだ。ジャーマン・ロックを思わせる跳ねない太鼓と鉦のハンマー・ビート、圧倒的な音量で一斉に吹き鳴らされる笛、それらが徹底して反復するミニマル・ダンス・ミュージックの極地!そのあまりにもストイックで鋭角的な音像は、電気を使わずに奏でられる「農村のインダストリアル・ミュージック」「畑の中のリッチー・ホウティン」とでも呼びたくなる。これが埼玉県北部に今も残る「境石投げ踊り」だ。当地ではこの古い形を残す唄と踊りを観光化することなく、盆の営みとして現在に至るまで続けている。

という、かなりの変わりダネ。

まぁ確かにそう聞こうと思えばそう聞こえます。

もちろん伝統的な音楽をインダストリアルだのアバンギャルドだの言うのは少々オーバーですが、こいう伝統的な音楽を聞くきっかけを与えてくれたのが嬉しいですね。


まだまだ実は買ったものがあるのですが、またの機会に紹介するとして、やっぱりレコードってスペシャル感ありますね。
私は生まれた頃にちょうどCDが誕生し、そのままCDとともに過ごしたので、あまりレコードに親しみが無かったのですが、クリアな音のCDに比べてレコードは音に厚みがあるように感じました。そしてジャケットが大きい!!これだけでなんか豪華な感じがします。

それと同時に、新しいのから古いのまで、そして値段もビックリするぐらい安いのから、ビックリするぐらい高いのまで、様々なレコードが存在し、新たな迷宮に入りこんだ感じがしました。

2017年12月13日水曜日

秩父サイクリング

古本で買った雑誌「自転車人(No.037)」に秩父で良さそうなコースが紹介されていたので、そのまま行ってみる事に。

がが、、西武秩父駅に行くだけでなんと片道2時間半!!

西武新宿線沿線に住んでいるのですが、それが災いして微妙に急行が使いにくく、結局ほぼ各駅で行く羽目になってしまい、意外とアクセスに時間がかかってしまいました。

気をとりなおして!!西武秩父駅から皆野町まで行き、そこからさらに石間峠を目指します。



県道から林道へ。道が狭くなり、だんだんいい雰囲気になります。



なかなかの勾配を上がり、もうヘトヘトになった所で振り返ると、里山のいい景色が広がりテンションも上々!!



さらに登ります。一体どこまで行くんだ??

そして登りがキツイ!!!

歯を食いしばりながらペダルを踏み込み、いつの間にか山の反対側へ。そこは日陰のせいか積雪があり、用心しながら自転車を走らせます。このくらいの積雪なら走れるので、ちょっと楽しいです。



しかし林道がいくつも交差しているので結構道に迷いそうになります。奥武蔵の林道と似たような雰囲気がありますね。

でも風景は最高!!



そしてようやく石間峠に到着!!





この辺の林道は絶景つづきですね!!



とても素晴らしいです!!しかも色々な林道があるので何度でも来てみたくなりますね!!こんな場所があるなんて知りませんでした!すごいよ秩父。

そこから一気に降って県道を走ります。のどかな風景がつづいて道としてはとてもいいのですが、食事が取れそうなお店が一つもない!!

お腹がペコペコになりもう無心で走りました。そして藁にもすがる思いで見つけた道の駅の両神温泉薬師の湯でお食事処に突撃!!蕎麦に味噌ポテトに味噌ラーメンと餃子を注文!!夢中で食べてしまいました。

やっとお腹が満たされた所で現在地を確認!!そしら三峰口駅まで後わずかという所まで来ているではないか!!

程なくして駅に到着しましたが、もう電車が後5分で出発!!輪行する暇なんかないじゃん!!しかも次の電車が1時間後、、、もう終わったと思ったら、駅員さんが「自転車もそのまま乗れますよ!!早く乗車してください!!」との声が!!慌てて切符を購入し飛び乗りました。

初めてのサイクルトレイン!!なんて快適なんだ!!涙が出そうでした。



いやーーーもうすべての電車で自転車がそのまま乗れるようにならないかな、、、なんて淡い気持ちになりながら西武秩父駅に到着。

旅の締めはちちぶ餅!!



今回の旅も無事終了。

2017年12月3日日曜日

秋ヶ瀬バイクロア7

去年秋ヶ瀬バイクロアに遊びに行きました。しかしこの時はレースには参加しませんでした。

そして今年!

シクロクロス車を買ったので、とりあえず参加してみるか!!

ネットで調べたら今年はトラッククロスという固定ギア限定のレースがあるとの事!!これはいい!!そのままエントリー!!

しかし、どんなレースなのかな??疑問に思っていました。

そして当日!!



なんだこれ!!



皆んなやんちゃ!!そしてガチだ!!

とてつもなく速い!!



私はてっきり2周だと思っていたので、全速力で走ったら後5周の文字が!!

顔が青ざめました!!

という訳で3周目からスピードダウンしたものの、やっぱり周りが速いので、必死でペースを維持しようとします!!

おかげで心拍数が上がりすぎて死にそうになりました!!



また階段がね、、、練習なんかしていないのでスマートに降りる事なんて出来やしない。



もう早くゴールしたい、そんな気持ちしかありませんでした。

残り1周はもう歓喜でしたね。この1周を回れば終わる!それしか考えていませんでした。

という訳でゴール!!ヤターーー!!

そのままぶっ倒れました。



息が上がりすぎていてとても苦しかったです。

過去最高に過酷でした。

でもこの過酷な状態でゴールできた自分に少し驚きました。頑張った自分!!


そして「MASI SPECIALE CXSS」は、シクロクロス車だけあってその性能を遺憾なく発揮しました。むしろ自分の技量不足を感じるほどでした。

レース用にカスタムするとすれば、、、ビンディングペダルを装着してもっとギア比を重くしたいですね。

普段はトゥーストラップを使用しているのですが、トゥーストラップをはめる余裕なんて全くありませんでした。しかし足が固定されていないと踏み込んだりバックを踏んだりする時に不安な気持ちになります。

そして峠のような坂道なんてまず無いので、ギア比をもっと重くしてペダルの回転数を下げれば、心拍数も少しは抑えられるのかなぁと、、、思いました。

あと、他の人は純粋なピストフレームにフラットバーで、ブレーキを外して、少し太めのタイヤを装着するスタイルが多かったです。

なるほど!!そいう考え方もできるのね!!


しかし、マイペースな自分としては、、、レースで爆走するよりも峠の登り道をゆっくり走る方が性に合っていますね!!!

もし次回シクロクロスに参加するなら、、、もっとゆるいレースに参加したいです。


そしてカミさんもカーゴバイククラスのレースに参加。

こちらは荷物を積んで争うレースです。

もう自転車がおかしい。



なぜか自転車の上に自転車が!!

カミさんも普段使っているジャイアントのクロスバイクで参戦!!



堂々の4位!!!

しかしカーゴバイククラスの自転車は皆んな階段で苦戦していました。見ている分には面白かったです。


まぁいい経験ができたという事で、今回のレースも無事終了。

2017年11月23日木曜日

何を描いてるの? その26

最近描いた絵をチェック・ワン・ツー


●核爆弾も机の下に潜れば大丈夫



アイアン・ジャイアントというアニメがあって、それは冷戦時代のアメリカが舞台で、小学生が「核爆弾が落ちてきたらまず机の下に潜りましょう」という映像を授業中に見ているのですが、皆んな退屈していて全く見ていないんですよね。でも誰がどう考えったて核爆弾が落ちてきたら机の下に潜ったって助かるハズないので、退屈して当然なのです。そこには冷戦時代の妙なノスタルジック感と皮肉が重なっていて、いいシーンだなと思っていたのですが、最近北朝鮮の弾道ミサイルが話題になっていて、どこかの政党から「弾道ミサイルがやってきたら!!」みたいなチラシがポスティングさていて、そこには本気で「机の下に潜りましょう」みたいな事が書かれていて愕然としてしまいました。


●バラのつぼみ



この前「市民ケーン」という映画を見ました。この映画、なかなか一筋縄ではいかない作品で、初めて見た時は正直あまり意味がよくわからなかったのですが、まぁ簡単に言ってしまうと、いくら金持ちになって、アメリカン・ドリームを手にしたとしても幸福とは限らない!みたいな内容のようです。

しかし、これ、映像がとにかくカッコよくて、とても印象に残るんですよね。当時の革新的な撮影法をいくつも導入した意欲作だったらしいのですが、その時のメディア王だったウィリアム・ランドルフ・ハーストがこの作品を嫌い、妨害工作をしてアカデミー賞に沢山ノミネートされていたのにもかかわらずことごとく票を失ってしまったそうです。

なのでアカデミー賞が本当に素晴らしい作品を正当に評価している訳ではないという意味で、アカデミー賞の汚点的作品にもなっているそうです。

そして個人的には訳分かんない彫刻が山ほどあるとてつもなく広い部屋に、ぽつんと残されている人間。いくら金持ちでも孤独なら嫌だなと思いました。


●お手軽な「理解」や「共感」は思考停止に結びつく



映画秘宝に掲載さていたポールバーホベン監督のインタビューに「お手軽な「理解」や「共感」は思考停止に結びつく」と書いてあって、それがとても印象的でした。何をかくそう、このブログで私の作品の背景をいちいち書いているのは、「理解」や「共感」をしてほしいという願いがあるからです!!

もう釘を刺されたような気分でした、、、。

なので、たまには良く分かんない作品も描いてみたいと思いました。

でもたまに無性にこいう絵を描きたくなるんですよね、、、。


●皆んな裏では色々な事を思っている



この前に誘われた飲み会が愚痴吐き大会みたいになって、皆んな裏では色々な事を思っているんだなと思いました。

自分はけっこう鈍感だし、いつも自転車とかアートとか映画とか音楽のような「楽しい」と思える事しか考えていないので、あんまり愚痴とか無いんですよね、、、そいう所が変わり者と言わる由縁なのかなと思いました。


これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。





2017年11月16日木曜日

ディスク・メディアも一期一会 その38

「テリー・ライリー×フアナ・モリーナ」のライブに行きました。



テリー・ライリーは以前このブログにも紹介しました。ミニマルミュージックの巨匠ですね。

私にとってはもう仙人クラスの存在で(そのくせ2枚しかアルバムを持っていないのですが、、、まぁその2枚だけでも十分インパクトはあります)そんな人のライブが観れるなんてもう夢のような出来事です。

しかも、このライブ、テリー・ライリーに他にフアナ・モリーナとジェフ・ミルズの共演があるから驚きです!!

ジェフ・ミルズとの共演も実に興味深かったのですが、今回はフアナ・モリーナとのライブに行きました。

ちなみにフアナ・モリーナは1枚CDを持っています。

●Juana Molina / Segundo





フアナ・モリーナの2枚目のアルバムですね。もうだいぶ古いものになってしまいました。

これよく聞きました!!当時はアルゼンチンの音響派アーティストという売り文句でしたが、独特のオーラがありましたね。なんて言うか、繊細なんだけど野生味溢れるサウンドが1回聞いただけでもう頭の中に焼きついてしまいましたね。

今回その仙人クラスのテリー・ライリーと、昔よく聞いていたフアナ・モリーナが一緒に聞ける、まさにお得なライブ内容となりました。



正直ね、音楽を言葉で表現するのは難しいです。今はyoutubeという便利なサイトがあって、これのおかげで大抵の音源は見つかるのでリンクを貼ってしまえば言葉で表現する手間が省ける訳です。

なので、このライブについて言葉で表現しても、なかなか伝わらないと思うで、とりあえずそれは諦めるとして、一言で簡単に表現してしまえば「最高!!」の一言です。

しかし、改めてテリー・ライリーを聞くとこの人は脱作曲な人だったんですね。

今回のライブもほぼ即興のようでした。

イメージとしてはキースジャレットのケルンコンサートを聴いているような感覚がありました。

余談になりますが、キースジャレットのケルンコンサートも即興でピアノを演奏しているのですが最高にカッコイイです。

●Keith Jarrett / The Köln Concert





話を戻しますが、テリー・ライリーはジャズから大きな影響を受けていたんですね。なのでキースジャレットのように聞こえたのはあながち間違ってもいないのかなと思いました。

そしてフアナ・モリーナはとてもキュートでした!!今聞くと音響派も近いですが、ロックとかフォークソングとかも近いですね。進化系フォークソングと言えばいいのか?



そしてスペイン語が可愛いですよね、、、何を言ってるのか理解できないのですが、、、新しいアルバムもゲットしたいなと思いました。

時間的にもかなりのボリュームで、ライブが終了したときにはもうヘトヘトになりましたが、忘れられない思い出になりました。

2017年11月6日月曜日

マイ・ニュー・バイク!!

前回中古のシクロクロス車を買ったと書きましたが、自転車の汚れを落とし、ところどころパーツを交換してようやくマイ・ニュー・バイクとして生まれ変わりました。

こうして手間暇かけて少しづつ生まれ変わらせると、もうそれだけ愛着が湧いてきます。新品もいいけど、これはこれでまた違う味わいがありますね。



まぁパッと見それほど変わっていないように見えますが、まずはタイヤですね、28cから35cのブロックタイヤへ。

ギアはフロント36tのリア18tでギア比はぴったり2です。

今回は固定とシングルスピードの両方を搭載!!ホイールをひっくりかえせば切り替えられる仕掛けです。



ハンドル、ブレーキ、ホイール、クランクはそのまま使用。おかげで安く済みました、、、。


と言う訳で、さっそく走ってきました。まずは平地という事で多摩川サイクリングロード。

途中ちょっと荒れた道を走ったりしました。



平地ではさすがにスピードはでませんが思った以上に気持ちよく走る事が出来ました。これは考え方次第かもしれませんね。「遅くてもいい」と割り切ってしまえば、意外とこのくらい軽いギア比でもいいのかなと思いました。

その後醍醐林道を経由して和田峠へ

この林道は何度か行っていますが、道が荒れているし、なかなかの勾配なので毎回苦戦(というか撃沈)していた場所です。よくよく考えればこの林道で学んだ事を今回の自転車に反映させたと言っても過言ではないかもしれません!!なので試すにはまさに適所です。



やっぱり道が荒れてますね!!

しかし!!こんな道ではブロックタイヤが威力を発揮しました!!

以前は滑って滑って危なかった道も今回は楽々!!

そして軽いギア比は今まで登れなかった坂も登る事が出来ました!!(でも楽々とはいきませんでした)

と言う訳で圧倒的な威力で醍醐林道を制覇!!和田峠に無事到着しました。



確実に走れる場所の幅が広がった事を実感して今回の旅も無事修了。


2台の固定ギアを駆使していろいろな場所に行きたいと思います。
















2017年11月2日木曜日

おっと!!なんだコレ!!シクロクロスのシングルスピード!!

だいぶ前にこんな自転車が欲しいと書きました。



あれから3年!!

とうとう買ってしまいました!!



おっと!!なんだコレ!!なんかボロいじゃないか!!

そうです中古品です!!

なんと、中古の固定ギアシクロクロス車を買ってしまいました。

本当はね新車を買おうと思っていたんですよ。

ただね、いろいろ条件があって、しかも3年前からまた条件がコロコロ変わりましね、、

※固定ギア化が可能
※カンチブレーキ
※スロービングフレーム
※できればクロモリフレーム
※あまりレース感のないもの

という訳でいろいろ探していました。

候補としてはサーリーのクロスチックとかオールシティのネイチャーボーイとかあったんですが、

サーリーのクロスチックはホリゾンタルフレームだし、ネイチャーボーイはちょっとレース感が強いかなと思っていました。
あと、けっこディスクブレーキ化の波もあって、カンチブレーキが付けれるフレームがまだまだ有ると言えば有るのですが、かなり減少傾向にあって、そろそろ買わないと無くなってしまうな、、、という焦りがあったんですよね。

そんな時にたまたま目に入った中古車を見て、「あれ!これいいんじゃない」と思い、とりあえず見に行って、そのままお買い上げしてしまったのが「 MASI SPECIALE CXSS 2013年モデル」です。


この自転車の何が気に入ったかと言うとズバリ「形」です。

スロービングフレームなのにフロントフォークが少し湾曲している(ベンドフォーク)のがいいなと思ったんです。!!

スロービングフレームだと大抵ストレートフォークなんですよね。

まぁベンドかストレートかの違いなんてあんまり良く分からないのですが、なんかベンドフォークの方がツーリング車っぽくて個人的に好きなんですよね。欲をいえば、カーボン製じゃなくてクロモリ製のフロントフォークなら尚良かったのですが、まぁ今をときめくカーボンだしそのくらいは妥協してもいいかなと思いました。


ちなみに何故スロービングフレームがいいかと思ったのは、前にキャンプ用に買ったバイクパッキングのサドルバックが、今のホリゾンタルフレームの固定ギアだと不恰好だったので、サドルバックがバッチリ決まる自転車がどうしても欲しかったのです。ちなみに取り付けてみたらバッチリでした!!


正直コレの新品があれば万々歳だったのですが、現行のモデルは多段ギア化していました。

これから少しづつ手を加えて楽しんでいきたいと思います。



2017年10月28日土曜日

Alright Gandhi 野方文化マーケットに現る

このブログに告知しそびれてしまいましが、先週「Alright Gandhi 野方文化マーケットに現る」というイベントに参加してきました。



野方文化マーケットと言えば1年くらい前までアブラウリというアートスペースを運営していた場所ですが、現在は「駄民具のダミラ」や「コヨーテ書店」「野方の空白」など、前以上に個性的なお店が集合していて、なぜか変なお店が集合するスポットです。

今回は絵の展示に加えて、「ダブルファンタジー」という名義で、元野方で古着屋さんを運営していたシュウさんと一緒にライブパフォーマンスをおこないました。



と言っても、私、歌も歌えなければ楽器も弾けないので、ちょっと詩みたいなのを書いてそれを朗読するような形で参加しました。

ちなみに朗読した詩とは、、、

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不幸なウェーブが頭の中に流れこんでくる、こんなハズじゃない。
この前はちゃんと幸福のウェーブが私の俺を満たしてくれた。

不幸なウェーブが流れてくる頭で俺は目覚めた。なんて惨めなんだ、なんて悲惨なんだ。
私の妻は今頃何をしているんだ?なぜ俺のそばに居ないんだ!なぜだなぜだ。

そうだこれは現実じゃない。これはただの悪夢で、目が覚めると美しい妻と一緒に朝食を食べる時間になるハズだ。
もう何が何だか分からない、この地獄から俺を救ってくれ、この頭にかぶる装置を使って。

そう!この頭にかぶる装置、ヘッドギア!幸福のエネルギーを受信するヘッドギア、ゴールデンボール。
これをかぶると俺は幸福に満たされるはずなのに、今は不幸しか見当たらない。

誰が悪いんだ。お前か?俺か?

デタラメだ、デタラメだ、こんなの壊してやる。

あいつだあいつ、皆んなの不幸を吸って一儲けしているあいつが気にいらない。
皆んなが幸福の時、あいつは何一つできなかったロクデナシ。
それが今じゃ大金持ち。不幸のおかげで大金持ち。

そうだ、取り返そう、あいつから妻も取り返そう、あいつが全て悪いんだ。

コンコンコンコン、足音を立てて、コンコンコンコン、扉が開かれる。
鳴り響く電話の音、話し声。ここは混沌としている。
この電話の音がお金を呼び、話し声がお金に変わる。

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なんじゃこれ??????????みたいな詩ですが、これは以前に「水玉さんの探偵記」というストーリー重視のアニメ作品を作ろうと思って、ますはシナリオを書きました。

そのシナリオは完成したのですが、これをアニメ化するなんてまず不可能で、かなり簡略化して静止画をつなげて紙芝居みたいな感じでアニメ化しようとしました。それでも膨大な数の絵を描かなければならなかったので、いつの間にかお蔵入りになってしまいました。



今回そのシナリオの一部を切り取り、広げて詩みたいに書いたものです。なので意味は分かるハズもありません。

お酒を飲んでいる時に思いつき、そのままの勢いで参加を決めたのが約1週間前。そこから突貫工事のように作ったので当日はヒヤヒヤものでしたが、何とか形になって良かったです。改めて関わってくれた皆ん本当にありがとうございます。

自分の出番が終わり、あとは音楽聴いてお酒飲んで楽しんでいました。


横手ありさ




Alright Gandhi






いやーーもう最高に楽しい夜でした。なんかアブラウリの時にライブとかやってドンチャン騒ぎしていた頃を思い出し、ちょっと懐かしい感じがしました。

そして超個人的な感想ですが、以前アブラウリでは音の苦情にかなり悩まされました。打楽器ですら厳しかったのにドラムセットなんて夢のまた夢みたいな世界でした。しかし今回文化マーケットにドラムセット持ち込んでライブができるなんて、自分はまるで夢を見ているような気がしました。


あとは絵を吊るす感じで展示もしました。





これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。