2017年10月1日日曜日
ディスク・メディアも一期一会 その36
去年から見続けているアメリカのSFドラマ、スタートレック・ヴォイジャー!!
シーズン7を見終え、ようやく地球に帰還してきました!!!(スタートレック・ヴォイジャーは未知の異星人により天の川銀河の反対に飛ばされてしまった宇宙船ヴォイジャー号が、何十年もかけて地球に帰還するというストーリーです)
いやーー見終えた、というよりは地球に帰っってきた!!みたいな感覚がありますね。
個人的は最終話よりもその前のニーリックスが退艦するストーリーの方が泣きました。
関係ないんですが、このドラマの登場人物で誰が一番自分に近い存在かなと考えると、やっぱりニーリックスかな!!
いつもヘンテコな服を着ていて、パーティーとか楽しい事しか考えてないんですよね。勝手にニーリックスTVみたいな変な番組を始めちゃうあたり最高だなと思いました。
それ以来ニーリックスが出てくるとなんか応援したくなるんですよね。だからそのニーリックスがいなくなると思うと涙無くしては見れませんでした。
お別れの時にバルカン人のトゥヴォックが「長寿と繁栄を」と言って挨拶するシーンが、もうたまらなく泣けましたね。ニーリックスとトゥヴォックは性格がまるっきり反対で、この二人がコンビのなると必ず漫才みたいになるで好きでした。
話を戻しますが、スタートレックをずっと見ていると、何か感覚がおかしくなってくるんですよね。
まずね、今の時代がとても時代遅れに見えてくるんですよね。
何で体を検査するのに変な機械とか、注射とかバリュームとか拷問みたいな事しなきゃならないの、トリコーダーがあれば3秒で分かるじゃん!!とか、手術とかでもナイフで体を傷つけるなんて野蛮だなぁっと思えてくるんですよね。
あとね、宇宙船がね、私の勝手な想像だと多分このヴォイジャー号1台で今の地球の消費しているエネルギーは賄えちゃんじゃないかなと、、思うんですよね。あくまで想像ですが。そう考えるとね、今の時代はエネルギーを無駄遣いしてるなと、、、思っちゃうんですよね。
もちろんこんなのフィックションです。
だけど、もしかしたら、あと100年とか200年とかすれば本当にこんな時代がくるのではないかと思えてきてしまうんですよね。アメリカのNASAにスタートレック・ファンが多いのもうなずけます。
あとね、文化人類学的な側面もありますよね。
異星人がまだ開発していない科学技術を伝えたらどうなってしまうか?とか、異文化や異なる法律にどう接していくべきか、また宗教と科学技術の対立、ロボットのような存在に人権を与えるべきか否か、などなど。複雑なテーマを持つストーリーも多くあり見ていて刺激的でした。現実的な社会問題をSFというフィックションを使ってえがくというのはスタートレックの特徴だと思います。
そして次スタートレックを見るとすれば、、とりあえずオリジナルのスタートレックは見るとして、その次はやっぱり新スタートレックか!いやディープスペースナインか!!そいえば今スタートレックディスカバリーも放映中だ!!
果てしない宇宙の物語はまだまだ続きます。
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