●物に囲まれた生活
この前別荘を買って失敗した!みたいな特集のテレビをちらりと見て、そこに出てきた人の家の物が多いんですよね。ゴミ屋敷とまではいかないのですが、何か物が多い。人間て物にあふれて、物に囲まれると安心するのかなぁと、、思ったりしました。
●体内から花が咲く
肺に睡蓮が生えるというボリス・ヴィアンの小説「うたかたの日々」をまんまパックた絵です。
今本を読み返しているところです。そしてこの小説を映画化したミシェル・ゴンドリー監督の「ムード・インディゴ~うたかたの日々」もだいぶ前に見たのですが、この小説の世界観を見事に表現した印象に残る作品でした!!久々に見たいなぁ〜〜と思っているところです。
https://youtu.be/TKkXTob8XsM
ただストーリーは進むにつれて暗くなるんですよね、、、でも映像表現が面白いので最後まで楽しんで見れます。
●四角で構成した絵
ドイツ表現主義の人の絵とか、ロシア構成主義のポスターとかいいなと思って、四角で絵を構成してみました。しかしよく見ると女性が痴漢されているといういかがわしい作品です。
●とりあえず壁
ん〜〜、、色々なイメージをコラージュしたような作品ですかね。なので、この絵自体にあまり意味とはないです。まぁなんか透視図法でニョッキっと出てくる壁が描きたかった!!そんな感じの絵です。
余談になりますが、私の絵、見ての通りですが、透視図法も光の陰影もデッサンもめちゃくちゃです。歪みに歪んでいます。
こいうの性格でますよね。
ある人はどこが光源で、どう影ができて、どう反射するか?などと考えて描くみたいです。私としては何処か(例えば顔とか目とか)を強調する為に陰影を使う事が多いので、光源がどこかなんて考えたことありません。
逆に光源がどこで、、、なんて指摘されて呆れてしまいました。光源がどこかよりも目とか鼻とか、自分が一番見せたい場所を陰影でおもっきり強調して描けばいいじゃいか!!どうせ絵なんて嘘なんだから!!と思ってしまいました。
やっぱり絵って性格出ると思います。
●強いて言えば、、、未来のイヴ
これも、、、特に何かを合図して描いた訳ではありませんが、、、強いて言えばこの前ヴィリエ・ド・リラダンの「未来のイヴ」という小説を読んで、内容をかなり平たく言ってしまえば「俺は生身の女性よりもロボットの女性の方がいい」みたいな事が書かれている小説で、テクノロジーが進歩すれば、よりそれに近い選択というのが出てくるのかなと思ったのでした。
●イメージのコラージュ
これもいろいろなイメージをコラージュしたような絵ですかね。前回の「何を描いてるの? その27」にも似たような絵がありますが、それのリメイクも兼ねています。レーモン・ルセールの小説「ロクス・ソルス」に、なんか息のできる水の入った水槽で泳ぐ女性みたいなのが出てきて、そこから何となくイメージして描きました。
今回はなかなか説明に苦しむ作品が多いですね、絵でしか表現できない物や文章でしか表現できない物の間を突っついているような気分でした。これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。