2019年1月29日火曜日

子供の頃に見たトトロと、今見るトトロ

カミさんが出産を終え、無事子供が生まれました。



出産に立ち会いましたが、ほんと、人間てスゴイなと、、、こうやって人間は生き延びてきたんだなと思いました。そして自分もこうやって生まれてきたんだなと思うと感慨深いです。

妊娠を初めて知った時は、もう不安しかありませんでしたが、お腹が大きくなるたびにだんだん心の整理できてきて、すこしづつ嬉しい気持ちへと変化していきました。

そして頭の髪の毛が見えてきて、顔が出てきて、肩が抜けると、、体を動かしながらよく泣いていました。その姿を見ると安心しました。

話は変わりますが、この前子供の頃によく見たジブリのアニメ「となりのトトロ」を超ひさしぶりに見ました。



子供心にトトロという不思議な生物に会える、ワクワクするようなアニメだと思っていたのですが、

今見るとその印象がガラッと変わりますね。もう大人の目線で見てしまいます。

サツキちゃんとメイちゃんがね、母さんが病気で寂しい気持ちも絶対あるのに、元気で前向きで、健気すぎて泣いちゃいました!!生きる力ってこいう事なのかなと思いました!!子供達スゴイ!!

それに比べるとトトロはね、、、寝てるだけだし、可愛い子がくると「手伝ってやろう!!」とやる気になるあたり、、、もうただのオッサンだなと思ってしまいました。

まぁトトロをオッサンと片ずけてしまうと、なんの可愛さも面白みもなくなってしまいますが、、、。

子供の頃に見たトトロと、今見るトトロ、となりのトトロを見て「これから自分は親になるんだなと、、、」ひしひしと感じました。



2019年1月27日日曜日

自転車を担いで行く!

最近自転車を担いでトレイルコースを歩くという事に目覚めました。

自転車を乗るのではなく担ぐのです、、、、関係ありませんが、こういう時にこそ超軽量バイクが活躍するなと、、思います。

きっかけはマジィ号に乗って林道を走った時、固定なのでもちろん登れない坂もあり、そいう時は自転車を押して登るのですが、どうせ自転車を押すならもっと険しい道を行ってもいいんじゃないか?と思ったのがきっかけです。

こいう自転車を担ぎながら山を越える遊び方を、山サイ(山岳サイクリング)とかパスハンティングとか言われています。ランドナーを山用に改良したパスハンターという車種もありますが、ごく一部の自転車愛好家にしか伝わっていないので、今でも謎の多い自転車カルチャーです。


もちろん山サイほど本格的な事はしませんが、手始めに奥多摩むかし道を走ってみる事にしました。



奥多摩むかし道はほんとんどが砂利道で、結構引き締まっているので細いタイヤでも行こうと思えば行けます。しかし途中からトレイルコースになるので、そこの部分を自転車を担いで行ってみました。

奥多摩のダムがダイナミックに見えます。



いつも通っている道を下に見るのもいいですね。



ハイカーの人もいるのでとても気を使います、、、、自転車を持っているとかなり邪魔なのでハイシーズンには行かない方がいいかもしれません。

奥多摩湖が見えたら道は舗装路になるので一気に下ります。




よく行く場所でもなんか違う場所に来たみたいで、これはなかなか楽しい!!


という訳で、次は小仏峠を越えてみました。

小仏峠は途中まで林道が通っていますが、勾配もあるので結局自転車を押して登りました。



ここから先はトレイルコースなので自転車を担いで登ります。

次から次へと出会うハイカーに「大変ですね」と声をかけられました、、、なんだか恐縮です。

ゆっくり歩いて小仏峠到着。



東京の街が一望できました!!けっこういい眺めすね。

一休みして、今度は下ります。



幸いにも相模湖側に下るハイカーはあまりいない様子だったので、ちょっと自転車に乗ってみました。

さすがに固定は怖かったのでホイールをひっくり返してフリーギアに変更。



ブレーキを使いながら、思いっきりおケツを後ろに引き、少しづつ下ります。

普段ほとんど使わない下ハンドルが今回は大活躍!!!

時々サドルに股間をぶつけそうになるので怖いです。



しかし、この山下りが思った以上に楽しい!!!!甘い蜜を吸ってしまったような気分。



という訳で無事相模湖側に下って来ました。

ハイカーもいるので、なかなか気を使いますが、、、なんか他にも行けそうなトレイルコースを探してしまいそうな予感!!

その後大ダルミ峠を登り、久しぶりに峠のラーメン屋「富士屋」へ。



ここのラーメンは湧き水を使用しているとの事ですが、そのせいかスープがとても澄んでいるというか、爽やかな感じがして、そのスープににちじれ麺が絡み、やっぱり美味しい!!

そして峠からバッチリ富士山!!



短い距離でしたが、なかなかの充実感を感じ、今回の旅も無事終了!!



2019年1月20日日曜日

自転車が変われば気分も変わる

最近は新しく買ったフジのアーカイブトラックでサイクリングを楽しんでいます。



狙い通りのスポーティな自転車で、これでサイクリングロードをひたすら走るだけで、トモニー号で峠を走った時くらいの疲労感に襲われます。

この前は荒川サイクリングロードと入間川サイクリングロードを走って川越まで行きました。

せっかく川越まで来んだから、なんか美味しいものでも食べよう!!となって、色々調べたら、川越はうなぎが有名との事!!疲れた体には何だか良さそう!!



という訳で「小川藤」というお店に入り白焼を注文。外で20分くらい待った上に店内もそんなに暖かくなかったので、もう手がかじかんで震えながら食べましたが、香ばしくて中がふっくらしていてとても美味しかったです。このまま熱燗飲みたかったです。

距離もそこまで長くないし平坦なコースなので、トモニー号で走った時はちょっと物足りない感じがしましたが、フジ号だともう体がヘトヘトでびっくりするぐらいの疲労感でした。


そして今回は多摩川サイクリングロードを走りました。

今まで浅川サイクリングロードの方へ行くことがほとんどだったので、玉川兄弟にひさしぶりに再会しました。



また戻り滝山城跡へ向かいますが、途中寄り道。



酒蔵です。この看板を見たら欲しくなってしまい、、、近くの酒屋に寄ってみたら、営業中だけど店は閉まっていて、「2階のインターフォンを押してね」みたいな事が書かれていたので、恐る恐る2階に行ってインターフォンを押したら店員のおばちゃんが出てきて、ようやく倉庫みたいなお店を開けてくれました。

そして店員のおばちゃんに「一升瓶の方がお得よ!!」「そのバックなら入るでしょう」と言われてしまい、、、



ご覧の通り一升瓶を買ってしまいました。クソみたいに重いです。

お店のおばちゃんと世間話をして、お見送りまでしてくれてお店を後にしました。

その後滝山城跡へ

石畳を歩きながら登ります。



上に着くと、思ったより景色がよく、西武ドームまでみえます。サイクリングロードの近くにこんな場所があったなんて知りませんでした。いい発見です。



ここでランチを食べて少し休憩。

太陽がサンサンと出ていて、とても暖かい。

冬の太陽の暖かさって、何でこんなにも幸福な気分にさせてくれるのでしょうか??いつも不思議に思います。

さてさて、この暖かい太陽が沈む前に帰路につきます。

よく走るサイクリングロードですが、自転車が変われば気分も行く場所も変わりますね。

新しい発見ができて今回の旅も無事終了。

日本酒、フルーティでクセがなく美味しかったです。






2019年1月13日日曜日

何を描いてるの? その33

久しぶりに描いた絵をチェック・ワン・ツー!!

●コレなんだけ〜〜!な絵



これは何ですかね??

特に関係はないのですが、スタートレック(宇宙大作戦)に「タロス星の幻怪人」というストーリーがあって、そこに出てくるパイク船長の表情がなんとも言えない表情で、何かよくわかならいけど印象に残っていたんです。



この表情を絵の中に書き込んだのですが、それほど似てる訳でもないし、絵の内容とも関係ないので、何を思って描いたか、、、正直分からないです。


●なんかぐにょぐにょしている絵



これはぐにょぐにょしている質感というか、とにかくぐにょぐにょを描きたかった!!そんな絵です。

あと、最近色鉛筆を使って絵を描いているのですが、正直マジックで描いても色鉛筆で描いてもあまり違いがないなぁ〜と思っていました。

そんな時にGraham Lambkinという音響作家の音楽を聴いていて、いいなと思ったのでネットで検索してみたら、この人は絵も描いているみたいで、しかもそれが嫉妬してしまうくらいメチャクチャカッコイイ!!音楽もカッコイイ絵もカッコイイなんていうアーティストは正直羨ましいです。



このメタモルフォーゼするような世界観に一目惚れ!!早急に画集を購入。

そして眺めているうちに、色鉛筆でグラデーションをもっと生かして描いてみたらどうか!!となって次の作品を描きました。


●本が燃えるという絵



元ネタとしては、トリフォー監督の「華氏451」と、



以前に紹介した「R.E.M」の「玉手箱」というアルバムのジャケット



この二つのヴィジアルが頭に残っていて、それを絵にしたような感じです。本当にそれだけです。


●よりグラデーションを生かして描いてみた絵。



これはグラデーションを生かす為に、あまりごちゃごちゃ書き込まずに描いてみたという絵です。

手がニョッキと出て女性を握っている。自分で言うのも何ですが全く謎めいています。


●4つの幻影



フランシス・ベーコンに「4つのイドラ」という概念なのか本なのかよく分からないけど、誤解や先入観をもたない為の4つの教訓みたいなのがあって、そのイドラというのは「偶像」とか「幻影」とかに訳されいるのですが、「4つの幻影」なんて思うと、なんかちょっと妄想的でいいなと思ったのです。

なのでベーコンの考えた事とは全く関係ないのですが、言葉の響きにグッときて、それを何となく絵にしてみたという感じです。

そうやってこの絵を眺めて見ると、確かに妄想的というか幻想的な絵ですね。


●暇潰し的な絵



ここまでくるともはや説明不可能です。普段絵ではあまり使わないペンを使って、そこはかとなく描きつつった絵です。

こいうのを描くのって結構気持ち良く、分かる人には分かるハズ!、、、


これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。







2019年1月4日金曜日

正月に富士!!

新年明けましておめでとうございます。

新しい年も皆さまにとって、もちろん私にとっても良い年でありますように。

新年初の自転車ライドは、新しい自転車で行ってきました!



フジのアーカイブトラックという固定ギア自転車です!!

懲りずにまた固定ギアを買ってしまいました。3台目!!

今まで持っている自転車はどちらかというと峠や林道を楽しむ自転車だったので、そうなると必然的に遠出になるし時間もかかるので、もっと近場を短時間で手軽に楽しめる自転車があってもいいなと思っていました。そんな時に目がついたのがこの自転車です。

フレームはアルミ製で、しかもパシュートジオメトリーという少し前下がりのデザイン。タイヤは25cでギア比は3という、今までの自転車に比べるとかなりスピードを重視したスポーティな自転車となっています。

スポーティな自転車なので、あまり長い距離を走るのには向きていないように思いますが、実際どの程度走れるか試してみようと思いました。

行き先はフジの自転車だし!正月なので縁起良くいきたい!となればもう富士山を見に行くしかない!!という事で、富士山の見える江ノ島まで走ってみる事にしました。距離にして往復で多分100kmくらい、ほぼ平坦な道のりです。

走り出して早々にボトルゲージが落下!!ボトルが大破するというアクシデントが発生!!




ピストバイクってボトル用の台座が無いんですよね。なのでベロクロテープ式のボトル台座を使用したのですが、コレがクロモリの細いパイプ用にベロクロテープの長さを調整していたので、太いアルミパイプだと長さが足りずに外れてしまいました。しかし、こんなふうにボトルが壊れるとは思ってもいなかったので!!本当にびっくりしました。

気をとりなおして走り続けます。


話は変わりますが、この自転車のアルミの質感がとてもカッコイイです。正直この質感だけで購入意欲をそそられてしまいます。



フジはなんかマーケッティングがしっかりしているように思います。もう見た目がとにかくカッコイイ!!



正直パーツに関しては有名なメーカーや高級なパーツを使っている訳では無いのですが(唯一クランクがスギノというくらい)それでも全体的な統一感があり、安っぽさを全く感じないあたり、心えてるというか、買う側の気持ちをとてもよく理解していると思います。

とはいえ、よくよく見るとシートポストが二本締めだったり、ハブもシールドベアリングが使用されていたり、バーエンドのキャップも六角ネジで止めれる物が使用されていたりと、細部にこだわりがあり、ブランドにこだわらなければ十分なデザインと性能があるように思います。

そして走ってみた感じ、思った以上に加速がいいです。ギア比3とは思えないほど加速していきます。あと車高が高いです。それとスキッドが気持ちいいくらい決まってくれます。

この辺の乗り心地はストレートにストリート系ピストって感じがします。

この自転車で平坦を走ると実に気持ちいい!!今まで平坦はそんなに好きになれませんでしたが、この自転車のおかげで平坦も楽しく走れそうです。


話を戻しますが、楽しく走って無事江ノ島に到着!!フジと富士がバッチリ撮れました!!新自転車で新年初ライド!!正月早々めでたいです。



ちなみに富士山は少し雲がかかっていました。この後完全に雲に隠れてしまったので危機一髪でした。



折り返し走り、だいたい100kmくらいを走りきり、今回の旅も無事終了。

思った以上に乗り心地がよく、100kmくらいなら十分に走れました!!

実は今カミさんが街乗り用に使っているクロスバイクのジャイアント号がアルミフレームなのですが、コレで30kmくらい走るともう固い棒の上に乗っているようで、おけつが痛くて痛くてたまらない。色々いじった挙句、サドルを調整してなんとか乗れるようになったのですが、そのトラウマでアルミフレームが固いというイメージがあり、正直100kmも走れないのではないかと思っていましたが、想像を覆す結果となりました!!


という訳で、一人の乗り手に対して自転車が4台!!並べて見ると圧巻です。



自転車に乗らない人から見ると頭がおかしいんじゃないかと思われそうですが、人間という非力なエンジンを最大限に生かそうとすると、必然的にこれだけの自転車が必要となるのです!!

非力な人間でも最高!!!ということで、新しい年も楽しく過ごしていきたいと思います。