ジーザス&メリーチェイン、オアシスと続いて、最近ブリティッシュ・ポップを聞き直しているのですが、やっぱこのバンドはいつ聞いてもカッコイイ!!
ザ・ヴァーヴ!!!
●The Verve / A Storm in Heaven
ザ・ヴァーヴのファーストアルバム!うねるようなモヤモヤしたギターがもう最高に気持ちいい!!
・Slide Away
https://youtu.be/X45hWP_QKt0
このアルバムはなんか漠然とした不安感がありますね。家に居て、やる事もなくて、ソファーに寝っ転がって、タバコでも吸いながら1日中無気力なままただただこのアルバムを聞いている!!緩やかにどん底に落ちていく事に対しての鎮痛剤的なサイケデリック・ミュージックと言えばいいのでしょうか??
あんまりこんな音楽ばっかり聞いていると精神衛生上良くないかもしれませんね。でもこのアルバム好きです。
●The Verve / A Northern Soul
ファーストよりも聞きやすく、ポップになった印象のセカンドアルバム。でもサイケデリックなギターも存在していて、やっぱりカッコイイ!!ポップとしてもサイケデリックとしても聞ける、ある意味バランスのとれたアルバムなのかと思います。
●The Verve / Urban Hymns
ヴァーブの中でもっともヒットしたのがこのサードアルバムで、特に1曲目の「Bitter Sweet Symphony」は超有名です。
・Bitter Sweet Symphony
https://youtu.be/1lyu1KKwC74
私も初めてヴァーヴを聞いたのはこのアルバムからです。
しかし、ヴァーヴの流れの中で見ると特殊なアルバムで、セカンドアルバム製作中にギターのニック・マッケイブとヴォーカルのリチャード・アシュクロフトの仲が悪くなり、いったんバンドは解散。その後、リチャード・アシュクロフトはニック・マッケイブ抜きでアルバム制作を進めて、途中からニック・マッケイブも参加して完成したのがこのアルバムだそうです。
なので、サイケデリックというよりは、なんか牧歌的な雰囲気があり、ヴァーヴの中では一番親しみやすいアルバムなのかなと思います。
個人的に好きな曲は「This time」かな。
・This time
https://youtu.be/9A1QxwyT2Lg
サイケデリックだけど、ファーストのような暗さはなく、リラックスできる感じが好きです。
●The Verve / FORTH〜再生
Urban Hymnsから二度目の解散を経て、実に11年ぶりのアルバム。雰囲気としてはセカンドに近い感じがします。特別印象の強いアルバムではありませんが、やっぱりカッコイイです。
ザ・ヴァーヴは何度も解散したり、リチャード・アシュクロフトが薬物中毒になったり、でも11年ぶりにニューアルバムを発表したりと、常に危うい感じがしますが、そこが魅力的でもあります。
決して万人に好まれる音楽ではないかもしれませんが、個性的でとても好きなバンドです。
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