さすがに巨匠クラスだけあって、アルバムもおびただしい数があり、スタジオアルバムですらどいう順番で作られたのかいまいちよく分からないんですが、とりあえずカッコイイのが「Kind of Blue」ですね。
●Miles Davis / Kind of Blue
一曲目の「So what」からもうカッコよすぎる!!
・So what
https://youtu.be/zqNTltOGh5c
初めて動画で演奏している姿を見た時は震えました!何だろう、このクールな感じ!!徐々に始まって、一気に爆発する感じ!!もうカッコイイなと!!トランペットってこんな風に吹くものなんだなと思いました。
一時期は子供の子守歌として聞かせまくっていました(でも本当はロックの方がスヤスヤ寝てました)。今でもリラックスしたい時は迷わず「Kind of Blue」を聴いています。
●Miles Davis / Sketches of Spain
アランフエス協奏曲という、一度は耳にした事があるであろう曲をクールに!しかし情熱的に演奏しているアルバム。印象としてはとてもシンプルな感じがしますが、そこがまたカッコイイです。
・Sketches of Spain
https://youtu.be/mSS5p9BdNGU
●Miles Davis / Bitches Brew
代表的なアルバムです。ジャズというよりはもうロックとかの方が近くて、荒れ狂うような音の嵐は聴いていて訳が分かんないですが、とてもエクスタシーを感じてしまいます。ジャケットのイラストもなんかミステリアスだし、CDでも二枚組というボリューム感はもあって、かなりの怪作です。
・Bitches Brew
https://youtu.be/SbCt-iXIXlQ
●Miles Davis / On the Corner
これはもはやジャズなのか?と思ってしまうほどファンクなどの影響が強いアルバムです。個人的はこのアルバムのイラストと相まってかなりご機嫌な感じが大好きです。でもよくよく聞くとジャズっぽい雰囲気もあって、なんとも言えないハイブリット感がとても魅力的です。
逆に言うと、ジャズ特有の堅苦しさがなく、ジャズにあまり興味ない人でも楽しめるアルバムだと思います。
・On the Corner
https://youtu.be/AIqXprCArdo
そして、マイルス・デイヴィスを初めて聴いたアルバム2枚。
●Miles Davis / TuTu
・TuTu
https://youtu.be/sAMJy-PHzKE
●Miles Davis / Doo-Bop
・Doo-Bop
https://youtu.be/bH8GeQZTdHk
マイルス・デイヴィスってジャズの有名な人だよな!!とりあえず聴いてみるか!!
聴いて仰天してしまいました!!
なんだコレ!ヒップホップじゃん!!
本当におったまげました。この2枚を聴いて、マイルス・デイヴィスって何者なんだ!!と思うようになりました。
でもジャズと言えばジャズだし、でもジャズと思って聞くと違うような気もするし。このジャンルのボーダレス感!!そしてちゃんとカッコイイんですよね。むしろメインストリームのヒップホップのやんちゃな感じがなく、より熟練されたクールな音作りは聴きやすくて好感を持ちました。
そして個人的には今の所難解なアルバムが「クルーの誕生」です。
●Miles Davis / Birth Of The Cool
・Birth Of The Cool
https://youtu.be/858K1TenEeY
別に悪いアルバムではないのですが、今聞くとどうしても古く臭さを感じてしまうし、こいう感じの音を聞くなら違うアーティストのアルバムを聴いてもいいのかなと思ってしまいました。
でもコレ、何が難解かというと、ビ・バップという演奏法に対してクール・ジャズという新たな提案を行った画期的なアルバムだそうです。
なのでジャズの歴史とか流れを理解しているとより楽しめるのかなと思いますが、先にも書いたように「Kind of Blue」と比べてしまうと古臭い感じがしてしまい、今のところ自分にとっては難解なアルバムだなという印象が残りました。
マイルス・デイヴィスは色々な方向性のアルバムがあり、1つ1つが特徴的で面白いですね。
インタビューなんかもちょこっと読んだのですが、話がなんか断片的なので、いまいち意味が分からず。さらに絵とかも描いているみたいで、なんか興味の尽きないアーティストですね。
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