以前このブログで紹介したバンド、
「オアシス」
「ザ・ヴァーブ」
「ジミ・ヘンドリックス」
と、最近10代の頃に夢中で聞いていた音楽を改めて聞いています。
そして、10代といえばやっぱりこのバンド!!「ニルバーナ」
正直に書くと、多感な10代だからこそニルバーナの起伏の激しいリズムと、カート・コバーンの伝説的な人物像がピッタりとハマる訳で、、、ゆるゆる天下りな30代の自分が今聞くと、なんか青臭い感じがするんじゃないかなと思っていたのですが、いざ聞いてみると、、、
「やっぱりカッコイイじゃん」
となって、しかもよくよく調べてみると、ギターがカート・コバーン、詩の朗読がウィリアム・バロウズ!!というコラボレーション作品なんかもある事を知って発狂しそうになりました。
●William S. Burroughs, Kurt Cobain / The Priest They Called Him
クリスマス・イブの不気味な出来事について語っています。
マニアックな内容ですが、好きな人にしてみればこれだけで十分に発狂できます。
あと、カート・コバーンが影響を受けたというバンド「メルヴィンズ」も最近知りました、、、改めて知らない事が沢山あるなと思う今日この頃です。
●NIRVANA / BLEACH
実はファースト・アルバムの「ブリーチ」を最近になって買いました。
話は逸れますが、10代の頃はお金がなくて、、しかもいろいろなバンドの音楽を聞いてみたい年頃だったので、代表的なアルバムだけを買って聴いていました。
でも最近は新しいバンドや音楽を知りたいというよりも、今知っているバンドや音楽をより知りたいなと思うようになりました。
やっぱり本とかでも作家の代表作を一冊だけ読んでも分からないじゃないですか、、、。
ちょっと愚痴になりますが、「一冊の本を何回も読んで熟読しないと読んだことにならい」と偉そうに言う人は、個人的にはあまり信用できないなと思います。
一冊の本を熟読するよりも、その作家の本を数冊、あるいは全部読んだ方が文脈とか時代背景とか考え方が分かるので、結果的に一冊の本を理解する手助けになるように思います。だからそんな事を言われると「本当にこの人は本を好きで読んでいるのかな??」と思ってしまう訳です。しかもそれが社長なんて立場の人の発言だと「この人はただ偉そうにしたいだけなのでは??」と思ってしまう訳です。
音楽もやっぱり代表的なアルバムを聞くだけじゃ詰まらないなと思って、最近は気になるアーティストのアルバムをできるだけまとめて買って聞くようにしています。
そんな経緯があり、ニルバーナのブリーチもこの年になってようやく買った訳です。
しかし、今聞くと「ブリーチ」とか「インセスティサイド」のような、ヘヴィ・ロック寄りの音の方がなんか今の自分の気分にはハマります。なんでかな???
●NIRVANA / NEVERMIND
言わずと知れた名盤のセカンド・アルバム。このアルバム、友達に貸したまま帰ってこなかったので今回改めて買いました。今聞くと、キャッチーというかポップな感じがします。初めてニルバーナを聞くならやっぱりこのアルバムをオススメしたいです。赤ちゃんがお金を取ろうとするジャケットのデザインも秀逸です。
●NIRVANA / INCESTICIDE
これはシングル、B面曲、未発表曲やカバー曲を集めたコンピレーション・アルバムですが、個人的にはこのアルバムが一番面白いなと思います。
特にヴァセリンズのカバー曲はめちゃくちゃカッコ良くて、このカバー曲で初めてヴァセリンズを知りました(多分このアルバムでマイナーだったヴァセリンズは一気に有名になったんだと思います)ディーヴォのカバーというのも面白くて、やっぱりセンスを感じます。
あと、このジャケットの絵は誰が描いたんだろう??と思っていたのですが、実はカート・コバーンが描いたという事を知った時はやっぱりビックリしました。
なんかタダなる妖気というか、、、実に不気味な絵でいいなと思っていました。
●NIRVANA / IN UTERO
これは、けっこうぶっ壊れているというか、タダなる妖気を全開に放ったような、ニルバーナの最後のアルバムです。
初めて「レイプ・ミー」を聞いた時は「こんな事を詩にしていいんだ!!」と、ぶっ飛びました!!!
10代の頃は「ネバーマインド」と「イン・ユーテロ」にとにかく夢中でした。
でもこのアルバムを友達に貸した所、自分よりも夢中になってしまい、それ以降なんかカルト的な事を言い始めたので自分が逆に引いてしまい、、、それ以来ちょっとご無沙汰になってしまった、そんなほろ苦いアルバムです。
30代になってもニルバーナを素直にカッコイイと思える自分になんか安堵しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿