2021年3月1日月曜日

ユーモラスでどこかチープ、「Jacques Berrocal」

以前紹介したnurse with woundのrock n roll station。

rock n roll stationはフランスのミュージシャンJacques Berrocalのカバー曲です。

・Jac Berrocal "Rock'n'roll station"

https://youtu.be/YKihBolsxUM

なので、久しぶりにJacques Berrocalを聴きたくなって棚から引っ張り出しました。


●Jacques Berrocal / Parallèles




















初めからチュルチュルチュルーと鳴り響くトランペットは、ポップソングのようにユーモラスでどこかチープな感じもするけど、一般的なトランペットの音からは脱逸している。

ジャズともロックとも取れるけど、どっちでもない。

そうか!これがアバンギャルドなのか!!

でも今聞くとアバンギャルドという言葉で片付けちゃうのもなんか惜しい感じがするんですよね、、、、何でかな?

でもなんか色んな音楽のミックス感があるんですよね、dJみたいな。

でも音楽のミックスじゃなくて、たぶん音のミックスなんだと思います。

その音のミックス感が今聴いても新鮮なんですよ、きっと。




●Jacques Berrocal / Catalogue






















これはもうコラージュ音楽です。

より鮮明にミックス感が楽しめるアルバムです。

ロックやジャズから好きな音だけセレクトしました!!

そんな音が詰まった最高に素晴らしいアルバムです。

そしてもう1枚



●Pascal Comelade, Pierre Bastien, Jac Berrogcal, Jaki Liebezeit / Oblique sessions















Jacques Berrocalはもちろん、それ以外にもドイツのバンド、カンのドラマー、おもちゃの楽器や自作の楽器を演奏する強者揃いのミュージシャンが集まって制作されたアルバム。

このアルバムにもrock n roll stationが収録されていて、小刻みに叩かれるドラムがとても気持ちいい!!

・Pascal Comelade, Pierre Bastien, Jac Berrocal & Jaki Liebezeit "Rock'n'roll Station"

https://youtu.be/CfMdqwCryQk

それぞれの個性が全面に出た、とても面白いアルバムです。


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