2021年5月27日木曜日

ドレスアップ!!

前回サドルを変えた 街乗り号をさらにドレスアップ!!











ハンドルのグリップを赤くして、

サドルを赤くして、、

クランクもついに赤になりました!!


ド・派手!!

かぶき者!!


でもこのくらい派手な方がスッかっとしますね!!











このクランク、ピストやロードのクランクみたいにガッチと硬派!!なものではなく、やや華奢です。

でもこいうチープでポップな雰囲気!!

これが堪らなく良いなと、、。


自分はけっこう野暮ったい物もの方が好きで、なんか愛してしまいます。

あんまりカッコ良すぎると何か違和感があるんですよね、、、

疲れるというか、堅苦しいというか、、自分らしくないなと思います。

少しヘンテコでヘッポコな感じが自分らしくて好きです。





2021年5月23日日曜日

いい体験!!

 復活したSSCX号で遊んできました。









自転車屋さんいわく、フロントホイールにガタがきているとの事。

確かめるとフロントホークに振動が伝わってくる程です。

ちなみに今までたくさん乗ってきたトモニー号ですらそんな振動はありませんでした。

ん〜〜〜、、、、。

実は今ファミリー・チャリとして使っている自転車も、フロントホークのサスペンションあたりにガタが出てきて、子供を乗せて走るには限界が近ずいているかなと、、、、また、街乗り号もボトムブランケットにちょこちょこガタつきが、、、なんて、今年に入って自転車に色々トラブルがつきまっとています。

一難去ってまた一難。

とりあえずSSCX号のフロントホイールに関しては、乗っていて不快感はないので、優先順位としては後回しでいいかなと。

それ以上に自転車屋さんが丁寧に組み立てくれたSSCX号はかなり快調。

ホント!!パーツもかなり綺麗になっていて、さすがプロ!!と思いました。

気持ちよくダートコースへ














やっぱりダートコースを走るのは楽しい!!

気になる道を行ってみて、行き止まりで引き返したり、自転車を担ぎながら歩いたり、でもこの冒険感が楽しい。

そしていい道を見つけた時の快感!!











正直、乗り始めるまでは、「せっかく綺麗になったのに汚れたら嫌だな、、、」とか「キズが出来たら嫌だな、、、」とか色々思っていたんですが、いざダートに入ると、そんな事は吹っ飛ぶくらい楽しい。

自分の考えた色で、自分の理想の自転車を表現できた事は最高にいい体験でした。


2021年5月16日日曜日

ふれあい動物園 「the residents」

the residents の30周年の記念したベストアルバム!!

●petting zoo / the residents





















「petting zoo」 は「ふれあい動物園」の事みたいです。

ベストアルバムでふれあい動物園というネーミングセンスがカッコいい!!

そしてこのチープなジャケットデザイン!!

気味悪い犬を楽しそうに触れ合う男の子の頭に、スイカが落ちてくるあたり、

正直意味がよく分かりませんが皮肉な感じがしてイイ!!


内容は2002年から1972年の曲が、遡るように後になるほど古い曲になるように選曲されています。

改めて聞くと、やっぱりブレないというか、芯があるなと思いました。

以前にも書きましたが、アルバムひとつひとつがコンセプチャルなのに、ベストアルバムとして聴いてもコンセプチャルなアルバムに仕上がっているのが、アイディアマンとしての腕を感じます。

コンセプチャルではありますが、それを意識しなくても聞ける。

これぞ最高!!

・The Residents - Constantinople




2021年5月8日土曜日

ファンタスティック!!

 今年の1月にガードレールに激突してシートスティに大きなキズが出来てしまったSSCX










自転車屋さん(おなじみブルーラグ)に持っていった所、修理が可能という事で依頼。さすがクロモリフレーム!!長く付き合うにはベストな素材だなと改めて思いました。

いくつか修理方法がありましたが、シートスティにはキズだけではなく、パイプが内側に反っていたので、それを直した上でロウ材でキズを直すという方法になりました。

修理に伴いフレームも再塗装。(というか修理よりも塗装の方が時間とお金がかかります)


ででで、どんな色に塗装するか、、、これはもう楽しみながら考えました。

まずパーツはそのまま利用したいので、パーツに合う色。

という訳で今までの黒と白を基調とすれば自ずと今までのパーツと合うハズです。

いい感じだったのが白と黒にグラデーションを入れるデザイン。











なかなかカッコいいじゃん!!

かなり有力になりました。

しかし、見ていて思ったんです。


悪くはないけど、無難すぎないか??


自分の自転車のイメージは緩くて楽しく乗りたいので、白と黒のダイナミックなイメージじゃないなと。

そこで改めて自分の好きな自転車のイメージを再考して、どんな色がいいか考えました。


その時に前々からカッコいいなって思っていたブルース・ゴードンの自転車に目が止まりました。










この細身のフレームと、ちょっと懐かしい感じと、明るくて、遊び心のある雰囲気は自分の自転車のイメージにピッタリ。あと子供の好きな絵本の色を参考にしながら再考。










コレいいじゃないの!!

という訳でこれに近い色を依頼!!

そして待つこと5ヶ月。














ファンタスティック!!

自分の自転車のイメージにピッタリ!!

これは楽しく乗れそう!!

キズの部分もすっかり綺麗になっていました。

テンションあげあげ!!

これでまた遊んでいきたいと思います。



2021年5月5日水曜日

笹子峠と太良峠

 自転車でショート・トリップしてきました。

行き先は笹子峠と太良峠。

笹子峠は中央高速道でお馴染みの長い長い笹子トンネルの旧道です。

余談になりますが、子供の頃に笹子トンネル付近で長い長い渋滞がよく発生していて、それで名前を覚えていました。また近年事故があった事も記憶に新しいトンネルです。

そんなトンネルの上に峠があるのを知ったのは最近ですが、それ以来高速道路を通るたびに気になる場所だったので今回行ってみる事に。

笹子駅から出発し、ゆっくり登って行きます。

途中「矢立の杉」という、浮世絵にも描かれている名木を見ました。














まだ生きているという事で、生命力の強さを感じます。

よくよく考えると周りの草も木もみんな生きているんだよな!!

この風景全部生き物なんだよな「♪僕らはみんな生きている〜〜♫」なんて思いました。


さてさて、さらに自転車をススメます。

急勾配もなく、のんびり登ると峠に到着。














このひっそりと佇む、なんの変哲もないトンネルですが開通したのは1938年。

今では新しいトンネルが交通の役目を果たし、お役ゴメンではありますが、そんなトンネルがちゃんと通行で出来るのはとても貴重だと思います。















中は狭くて暗い。

峠を超えて、甲州街道をしばらく走ると目の前にぶどう畑と南アルプスが見えてきた。テンション上々!











フルーツ公園でランチタイムをとり、今度は太良峠を目指します。

景色が良い場所で、地図で見る限りそんなに山奥ではないので大変じゃないかと、、思ったのが間違いでした。














なかなかの勾配!!

しかもそれが延々と続く!!

途中でギブアップしました。

自転車を押して登り一休み。











この後も自転車を押したり乗ったりを繰り返す。

なかなかしんどい峠。

ようやく峠に到着!!










感動的な景色!!となるハズでしたが、意外と木が多くて想像してたより展望が望めませんでした、、。

でもまぁ確かに甲府の街が一望できます。後で調べたら、峠から1分ほど歩いた所に展望台があるのだとか、、そこの方がまだ展望が良かったかもしれません。

峠を下る途中、綺麗に富士山が見えました。














見惚れていたのも!!束の間。

いきなり道が狭くなったかと思うと急勾配!しかもガタガタデコボコ!!

自転車をコントロールするだけでも一苦労!!

下れたもんじゃない。

なんじゃこの道!!

という訳で、想像以上にハードな峠でした。


地図を眺めているだけでは分からない、実際に行ってみないと分からない事って結構あるなと思いました。


思い出に残る旅になりました。



2021年5月1日土曜日

心地よい虚無感、「Miaux」

70年代、80年代のアーティストの音楽を好む傾向のある自分ですが、久しぶりに比較的最近のアーティストの音楽を聞きました。


●Miaux / Hideaway &  Dive






















ベルギーのキーボードプレイヤーMiauxの2つのLPがカップリングされたCD盤です。

音楽としてはシンプルでチープな感じですが、なんか独特の世界観に引き込まれて行きます

・MIAUX - Ghost


そんなに複雑な音作りでは無いのですが、それなのに物語を聞いているかのような想像力を掻き立ててくれるからすごい。

シンプルな楽器を使うあたり、ちょっとパンクな感じもしますが、パンクのようなトゲトゲしさがなく、むしろ心地よい虚無感というか、きっと悲しい物語なんだろうけど、時にそいうのが心地良かったりします。

悲しくなったり、虚しくなったり、無力感を感じる時ってあるじゃないですか!

よくポジティブ思考の啓蒙書とか成功術の本とかありますが、人間って社会的な成功だけを目指す生き物じゃないと思うんですよね。

成功する事が良しとする薄っぺらさに対する叫び、そんな悲痛な気持ちが表現されているのかなと感じました。