2022年2月27日日曜日

世紀末音楽!!「Capsicum Red」

 世紀末音楽!!

●Capsicum Red / Appunti Per Un'idea Fissa











イタリアのプログレッシブ・ロックバンドCapsicum Red!!

ジャケットのデザインからしてとても世紀末感というか、退廃感があるのですが、、まさにそんな感じのロックです。

しかし、よくよく聞いてみると変則的というか、、、ちょっとポップな要素があったり、妙にサイケデリックな要素があったりと、、、しっかりヘンテコな要素も盛り込んでいるので一筋縄ではいかない魅力があります。

全体的な雰囲気は退廃的なのになんでこんなに面白いんですかね、、、。

いいホラー映画はコメディーになる!!みたいな。

たぶん、色々な展開をこまめに繋いでいく音楽の構成としてのカッコ良さ、、

それが、この作品の魅力なのかなと思いました。

・CAPSICUM RED - appunti per un'idea fissa (1972) FULL ALBUM

https://youtu.be/jkO9IfhKqoI


2022年2月19日土曜日

チープでポップでファニーでイージーなイメージ

 自転車カスタムに余念がない街乗り号です。

以前赤いサドルに変更してから、、赤い色のパーツに凝り出してしまい、クランクを赤い色にした所まではお伝えしましが、今度はペダルも赤い色にしました。











微妙に色あいが異なりますが、赤いクランクには赤いペダルはキマリますね!!

ミカシマのBM -7というペダルですが、小ぶりでありながら思った以上に踏みごこちが良いのでびっくりしました。値段もリーズナブルだし最高です!!

そしてボロボロになったハンドルのグリップも交換。














schwinn sting grip というグリップです。

アホみたいに固いので最終的に金槌で叩いて取り付けましが、、、

取り付けて見るとテンションぶち上がりました。

このゴツゴツしていて、デカくてボリューム感のある野暮ったいグリップ!!

自分が街乗り号で求めていた、、、チープでポップでファニーでイージーなイメージにピッタリ!!



サドル、ハンドル、ペダル&クランクと、、この3点の色を揃える事が出来て、ボリューム感的にもバランスが取れてきて、だいぶまとまりがでてきました。

正直、他人からすればグリップを交換した事なんて、ほぼ気づかないくらいの些細な変化かもしれませんが、自分はこの自転車を毎日使っているので、この微妙な変化の満足感はかなり大きいです。

毎日使うものだからこそ、満足感の得られる物にしたいな、、と思う今日この頃です。



2022年2月13日日曜日

心地よいイメージ、、「Bud Powell」

以前ジャズピアニストのバド・パウエルをよく聞いていると書きましたが、過去を紐解くと、実はもっともっと前から聞いていて、特にアブラウリのアートスタジオの時に何度も何度も聴きいていました。

あの空間にはなぜかジャズがハマったんですよね、、、特に昼間に聞くと気持ち良かった。

でもその時は今よりもジャズに興味がなかったので、図書館で適当に借りてきたのをMDに入れて聞いていただけでした。

その後MDを再生する機材が壊れてしまい、それに合わせてMDも処分。バド・パウエルという事は分かっていたんですが、アルバム名までは分かりませんでした。

しかし、この前ついにそのアルバムが判明しました。


●Bud Powell / A Portrait of Thelonious














ウオーーーコレだコレ!!めちゃくちゃなつかしい、、、その時の思い出が蘇ってきました。

改めて見るとアルバムの内容はどうやらバド・パウエルがひくセロニアス・モンク集だそうです。

自分の中でバド・パウエルとセロニアス・モンクがごちゃごちゃになるのは、きっとこのアルバムを聞いていたからだ、、という事に気づきました。


そして今聞いてもやっぱりカッコイイ、、。

どことなく優雅というか、引き込まれてしまいそうな心地よいリズムは何とも言えない陶酔感があります。

真昼間に屋上なんかで、ビールでも飲みながら、のんびりだらだらと聴きたいですね。

今も昔も、そんな心地よいイメージがこの作品にはあります。


2022年2月4日金曜日

ただ生きていく!!「くらしのアナキズム」

 タイトルに目が奪われてしまい、、読みました。


● (著)松村圭一郎 / くらしのアナキズム














この本を読むと「生活する」という当たり前の事。

「暮らしていく事」

この切実な人間の営みを、もっと見つめて、大切にして行きたいなと思いました。

このブログにも書いていますが、

「ただ生きていく」

「生きているだけで100点満点」

だと思うんですよね、、。

自分にっとてゴールは金持ちになる事でも、社会的に偉くなる事でもなくて、ただ生きていく事です。

自分はなぜ貧乏なのかなと、、考えたら、、、そもそもお金に興味が無いという事に気が付きました。別に金なんか稼ぎたく無いんです。

でも今の世の中は「何かで成功する事」これを必要以上に強調されているような気がして居心地が悪いです。

そして金持ちはなぜかお金を持っているというだけで偉そうに振る舞います。

でもそれって変だし、そろそろそいう価値観から抜け出してもいいのではないかと思います。

お金を稼ぎたい人は稼いでいいし、稼ぎたくない人は稼がなくてもいい

そんな事が認められる社会でもいいんじゃないかと、、、。


話がそれましたが、この本で指摘されている、多数決で決めるより、議論し、意見を出し合い、お互いが同意できるポイントを探す事。

そしてより良いルールを作るために、時として既存のルールを破る必要があるという事。

他にも興味深い指摘が沢山ありましたが、この2点がとても印象に残りました。

そして「国」という組織が自分達の生活に何をしてくれたのか?

これを考え直すきっかけになるんじゃないかと思いました。