またまたDVDを買ってしまいました。
ファンタジー映画の金字塔!その名も「オズの魔法使」
いや、これ、本当に素晴らしい作品でした。感動しました。ラストで泣きました。
有名な「虹の彼方に(Over the Rainbow)」という曲はこの映画の主題歌だったんですね!!
この曲をドロシーが歌う場面だけで、なんか感情からこみ上げてくるようなものを感じました。
そして、今でこそCGの技術とかあって、特撮では作れないような映像も作れて、もうなんか特撮とか古臭さを感じてしまう今日この頃ですが、この作品は特撮の持つ迫力!!すごいです。何これ!!
竜巻に巻かれて、家ごと吹っ飛んで、気がつくと魔法の世界なのですが、家の扉を開けた瞬間「ウヮアア〜〜」と思わず声を出してしまうくらい、本当に夢のような魔法の世界が広がるんですね。とても映像に説得力があるんですね。
その後、小人が出てくる場面になるのですが、CGじゃないんですよ、本当に小人が出てくるんですよ、それも一人とか二人ではなく、数え切れないほどのたくさんの小人が出てきて、しかも踊ったり歌ったりして、本当にファンタジーの世界になっているんです。
そして一番驚いたのがなんとこの作品、1939年に公開されてるんですよね。
戦前!!というか第二次世界大戦がこれから始まるという時代です。
テレビも無いし、洗濯機だって無い、日本では贅沢も許されなかたであろう時代に、こんなカラー映像のファンタジー映画が登場すれば、もう皆んな仰天しますよね。
関係無いけど、これを見た当時のナチス政権は、この作品に対抗するファンタジー映画「ほら男爵の冒険」を製作したそうです。こちらも是非見てみたいですね。
戦争とう時代背景があるせいか、こんな映画を作れる国と戦ったんだなと思うと、感慨深いものがありますね。
日本でもこいう映画を作りたいと思った人はいたかもしれませんが、そこにお金と人材が集まるのが、やっぱりアメリカという国なんだなと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿