ミニマルミュージックの代表的ミュージシャン、テリーライリーの「In C」を久しぶりに聞きました。改めて聞くとやっぱりいいですね!!
同じ音が繰り返し反復されていく音楽をミニマルミュージックというんですが、その音が微妙にズレていくことで多重感というか、音のモアレみたいなもが出てくるんですよね。(ちなみにモアレってこれ)
一時期かなり影響を受けて、模様みたいな絵を描いているのは実はミニマルミュージックの影響なんです。でもその割にはあまりアルバムを持っていないですけどね。
よく聞いていたのはスティーブライヒのドラミング。太鼓の音が微妙にズレていく作品です。
●Steve Reich / Steve Reich And Musicians - Drumming
しかし、スティーブライヒとテリーライリーが今だに混同するのは自分だけでしょうか??
テリーライリーの方が浮遊感というかサイケデリック感があるように感じます。
●Terry Riley / In C
●Terry Riley / A Rainbow In Curved Air
で、
なぜ改めて「In C」を聞いたかというと、このまえ友達が企画したライブ「21世紀エスニック音楽、春の祭典」に行ったんですよね。
そこで、インド楽器のオーケストラで「In C」を演奏するというのがあって、このオーケストラの音圧感?音がバァーーーと振動している感じ?がとても迫力があって良かったんですよ。
●弁天オーケストラ
他にも色々なバンドが出演していて、どれも素晴らしかった。
ヨーロッパ中世、ルネッサンス時代のハーディガーディという見るからに複雑で繊細そうな楽器を使った演奏。ルネッサンス時代の人ってこんな音を聞いていたのか!と感心しました。
●ホムルクス
あとはアフリカの音楽。ヨーロッパのハープとか木琴とかの原型がアフリカの楽器だそうです。
アフリカの人たちのリズム感、これがやっぱり音楽の原型なんだなと改めて思いました。
●カラジュラ
そしておおとりはホーミーで落語みたいな弾き語りをやるユニークなギターバンド。
口琴が江戸時代に大ヒットして、庶民が幕府の悪口を口琴を使って言っていたため、幕府が口琴を禁止したという逸話が面白かったです。みんなが街角でビヨーン〜ビヨーン〜と鳴らしていたのかと思うと、ちょっと可笑しいですね。
●カムヒビKING
カミさんが新宿ピットインに連れてくれた時以来、やっぱりライブっていいなと思うようになりました。月に一回くらいは行けたらいいなと思っています。
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