突然ですが、今まで「コンパクトディスクも一期一会」というタイトルでCDの紹介をしていくつもりでしたが、最近はDVDの方が多くなってしまい、タイトルと内容が合っていないなと思うようになりました。
という訳で「コンパクトディスクも一期一会」から「ディスク・メディアも一期一会」と曖昧な名称に変更して、CDとかDVDとか本とか映画とかライブとか展覧会とか、あとどうでもいい記事とかも全てここに分類しようなかと思っています。なので事実上の「その他」扱いだと思っていただけるといいかなと思います。
前置きが長くなりましたが、、改めて、「ディスク・メディアも一期一会 その28」
という訳で久しぶりにCDの紹介で、しかも久しぶりに棚の奥からひっぱり出してきたCD!
●Naked City(John Zorn) / Naked City
ジョン・ゾーンは、フリージャズとかフリーミュージックとか言われる即興を主体とした音楽の演奏者で、東京の高円寺にも住んでいたとか。
ネイキッド・シティはジョン・ゾーンのバンド名らいですね。(今までアルバム名かと思っていました)
音楽としては、ひとことで言うとひたすら忙しくてけたたましい音楽です。癒しは一切ナシ!!嫌いな人には最悪な音楽だと思います。
例えるならテレビのチャンネルを次から次へと変えていく時のような感覚があり、お笑いのチャンネルがあったかと思うと、次のチャンネルはメロドラマで、次のチャンネルはお料理番組で、、、また変えるといきなりドッカーンと怪獣映画が出てきたり、、、そいう次から次えと考える間もなく変化していく音楽です。
なのでよくよく聞いていると、ロックあり、モンドミュージックみたいなのあり、ヘビメタ、パンク、カントリー、ジャズと、、いろいろな音楽性があってけっこう面白いです。
しかもこれ、ちゃんと楽器で演奏しているんですよね。凄すぎる!!
ライブの映像を発見!!ボアダムスの山塚アイがひたすら叫んでいますね!!
あとアルバムの写真が気になって調べらたら、、ウィージー(WEEGEE)という写真家の作品で、しかも「ネイキッド・シティ」という写真集を出版しているので、まるまる引用していますね。
このウィージーの写真が、、まぁ死体とか交通事故とか、けっこうエグい被写体が多いのですが、なんだろう、このエグいけど見たいと思わせてしまう見世物小屋的誘惑感!!
ウィージーの写真集も欲しいですね!!
このアルバムも初めて買った時は、正直良さが分かりませんでしたね、、でも今こうやって改めて聴くと、七変化していく音楽はまるでコラージュミュージックみたいだし、アルバムはウィージー以外にも丸尾末広のイラストもあったりと、なんて刺激的なアルバムなんでしょう!!すばらーーC!!
ジョン・ゾーンはこれ1枚しか持っていないので、他のアルバムも聴いてみたいですね!!
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