この前映画館で「不思議惑星キン・ザ・ザ」という作品を見に行きました。
とにかくビジアルがヘンテコリンで、しかもこれが1986年のロシア(ソ連)映画という事なので、前々から非常に気になっていたました。今回デジタル・リマスターされたという事なので特別上映中です。(公式ホームぺージ)
想像ではロシア版「未来惑星ザルドス」みたいなイメージで、難解な哲学的テーマがあるよな映画なのかなと思っていたのですが、まあ実際見てみるとキャッチコピーの「ソ連製超脱力SFムービー」という言葉が一番ぴったり当てはまるように思いました。
この映画は冒頭から終わりまで「謎の場所に放り込まれた」感じが延々と続きます。(というか実際に主人公達も謎の惑星に突然放り込まれます)
場所も分からない。
右も左も分からない。
言葉も分からない。
どうして自分達がここにいるのかも分からない。
それを見ている私たちも訳が分からない!!
そこで、まぁあっちこっち行っている間に、ちょっとづつ場所とか惑星の事とか宇宙人の事と言葉とかも分かってくるのですが、それがまぁ地球人の感覚からするとナンセンスとしか思えないような事ばかりでオドオドするんです。
でも、よく考えたら、地球上でも全く知らない人達の住んでる場所に突然放り込まれて、日本語も英語も通じない!!金もない、場所も分からない、風習も違う、そこからどうやって日本に帰ればいいのかも分からい。そんな状況になったらオドオドするしかないですよね。
そしてこの映画は終始オドオドして終わる、、、みたいな感じです。
なので多分ですが、この映画にテーマとか、意味とかを求めるよりも、謎の場所に来て、意味わかなんないけどこの星の人達なんか面白いね!!という感じで鑑賞した方が楽しめるかもしれません。異世界好きにオススメの映画です。
まだ1回しか見ていないので、本当はなんか深いテーマとかあるのかもしれませんが、初見ではそんな印象を持ちました。
クー!
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