前回、山下達郎を聴いていると書きましたが、山下達郎の「作り込まれた音」というものが、バンド編成とかオーケストラ編成とも違う音の厚みがあってカッコイイなと思っているのですが、「作り込まれた音」という事で、この一週間でどハマりしてしまったのがイギリスのバンド「スクリッティ・ポリッティ」。
●Scritti Politti / Cupid & Psyche 85
セカンドアルバムです。コレ、メチャメチャカッコイイです!!
リズムとリズムの間にこれでもか!!ってくらい分けの解んない音をぶち込んでくるんです。
・Absolute
https://youtu.be/3FV_U6pApEc
そしてダンス音楽とかレゲエとかヒップホップのような音をどんどんブリコラージュしてくるんです。
当時の考えられていたテクノ的あるいはダンス的な音を寄せ集めて、ぶった切って、リズムの間に緻密に織り込んでいくので、まるで音の万華鏡のようです。
レゲエとかヒップホップの影響を受けているんだろうけど、もう独特の世界観を作り出してしまったな!!あえていえばポップソング!!
デトロイトテクノとかミニマルテクノの様なストイックさがなく、このアルバムをテクノと言っていいのかどうか分かりませんが、こいうテクノがあったのか!みたいな衝撃がありました。
●Scritti Politti / Absolute
これはベスト盤です。結構有名なバンドだと思っていたので、わりかしアルバムも入手しやすいかなと思っていたら、今ちょうど品薄状態の様なので、このベスト盤が入手できたのはありがたかったです。
●Scritti Politti / White Bread Black Beer
これは今のところもっとも新しいアルバムです。
セカンド&サードのリズム路線からうって変わって、こちらはかなりスローで内省的なアルバムで、どちらかと言うと歌重視なアルバムです。
セカンド&サードの方が代表的だしカッコイイのですが、ずっと聴いているとけっこう疲れるので、チルアウト的にこのアルバムを聞くと、なかなかいいサジ加減になります。あくまでセカンド&サードを聴いて、興味が出たら買ってもいいかなと思う内容ですが、聞けば聞くほどアジが出てくると思います。
「スクリッティ・ポリッティ」かなりファンになりました。またアルバムなど見つけたら買っていこうかなと思います。
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