コージー・ファニ・トゥッティの自伝「アート セックス ミュージック」ようやく読み終えました。
コージー・ファニ・トゥッティは伝説的なノイズバンド「スロッビング・グリッスル」のメンバーで、しかも元ストリップ・ダンサーでポルノ雑誌のモデルも務め、さらにそれが現代美術の殿堂、イギリスのテートモダンに作品としてコレクションされているという!!とんでもビックリな人物です。
こうやって額に飾られると、ポルノ雑誌でもアートになるんです!!
というか、ポルノって人間の本質を突いた立派なアートだよな!!なんて考え出すとまとまりそうにないので、ここまでにしときます。
しかし、改めて見るとエロいというかカッコイイです。
ちなみに海外版の装丁もカッコイイです。
本の内容ですが、もう自伝なので誰にでもオススメするような本ではありませんが、コージー・ファニ・トゥッティがどんな人物かともて興味があったし、スロッビング・グリッスルについても知ることが出来たので、個人的にはとても興味深い本となりました。
印象として、バンドをやるって大変なんだなと思いました。多分、ミュージシャンにとってバンドって小さい会社みたいなもんなんですよね。
だからクリエィテブな事をしつつちゃんと維持できるように経営していかないといけない。だけどそこには人間関係があったりお互いの思惑や意思があったりで、まとまったりまとまらなかったり。常に倒産寸前の会社を経営しているような感じが伝わってきました。
あと、スロッビング・グリッスルとは別に「CHRIS & COSEY」というバンドをやっていて、スポティファイを使って聴いているんですが、これがとてもカッコイイ。
ノイズというよりはテクノとかアンビエントに近いんですが、非常にプリミティブなテクノのリズムがひたすら気持ちいい。
・Chris & Cosey / Trance
https://youtu.be/4P9aXZ9FBOg
・Cosey Fanni Tutti / Tutti
https://youtu.be/cmKaIXbD9HI
こうやって音源を聞くと、やっぱりセンスありますね。エロくてカッコイイ!!最高じゃないかと思いました。
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