2020年7月25日土曜日

何を描いてるの? その41

最近「絵を描く」ってどういう事なんだろう?というような漠然とした、抽象的な事を考えながら描いています。

というのも、文学とか映画とか、物語の力に憧れがあります。

物語って、色々な事の例え話になっているし、名作はいつの時代に読んでも示唆に富んでいるし、そして想像力を掻き立ててくれるので、実に楽しい。

「この場面で、この人物ななぜそんな行動をとったのうだろう?」とか「作者は何を伝えたかったのだろう?」とか、「その著作の時代はどんな時代だったんだろう?」とか、そしてその時代の人達はどんな思いで生きていたのだろう?とか。

そんな想像を巡らせてあれこれ考えるのは楽しい事です。

そいう事を自分の得意な絵で表現できないかな、、、と。

でもそれは本来絵で表現すべきなのか???

となって、「絵を描く」ってどういう事なんだろう?

という問いになる訳です。


そんな思いで描いた絵をチェック・ワン・ツー!!


●何を描いてるの?その1








































前置きが長くなりましたが、前々から書いているように、最近本当に自分が何を描いているのか、よく分からないんです。

でも自分の思っている事は確認できるかなと、、それで長い前置きを書きました。


次!


●ちょっとパンデミックなイメージ






































これは少しパンデミックなイメージがあります。

スマートフォン片手に、あれこれ一喜一憂。

ステイ・ホーム!!!

ああ、、今年はあまり思い出が無いな、、、。

撮った写真はどれも家の近所の同じ写真。

でもこれが思い出か!!

会社に自治体にお国に、上に行けば行くほど、現状と不一致!!

だけど求められる行動監視と経済活動!!

マジ・ファック・ユー!!

だけど気をつけたいCOVID-19


次!!


●何を描いてるの?その2






































これも「何を描いてるの?」な作品ですが、先日「ホドロフスキーのDUNE」という映画を見ました。

壮大な構想と先見性のある映画を作ろうとして、結局実現できなかった映画作品についてのドキメンタリーです。

この映画に度々出てくる「精神性」という言葉。

なんかこれがストレートで、シンプルで、非常に気持ちがスッかしました。

そんな事を思いながら描きました。

映画についてはまた改めて書きたいと思います。


これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。


2020年7月22日水曜日

グラベル&アドベンチャーバイクをとことん楽しむ!

コロナに梅雨に子守にと、、、最近サイクリングなんてほど遠い状況が続いています。

そんな時に買ったのが「グラベル&アドベンチャーバイクをとことん楽しむ!」というムック本。






















この本で特に凄いのが「グラベル&アドベンチャーバイクで走りたい日本の道50」という記事で、なんと日本にある未舗装路やら林道やらが50箇所も紹介されている!!

コレはなかなかレアだなと、、、ウキウキと眺めながら妄想サイクリングを楽しんでいたのですが、ついに我慢できなくなり、、、グラベルを走りに行きました。

場所はこの本にも紹介されている狭山湖外周道路。





















いや、、、やっぱり楽しいですね!!!!!!!






















最近アニメの「となりのトトロ」を見て思った事が、

「何この時代、グラベルばかりでめちゃくちゃ楽しそうじゃん!!」

そんな事しか思わない自分が情けないですが、、でも狭山は「となりのトトロ」のモデルになった場所で、この道を走っているとアニメの時代の道を走っているような、、そんな錯覚がありました。









































ちょっと道を外れると住宅街ですが、今まで知らなかった道を発見することができ、また程よいアップ&ダウンがとにかく楽しい!!


















久しぶりにアドベンチャー気分で思いっきり遊びました。

自転車も泥だらけ!!

そんなに遠出したわけではありませんが、思い出に残るサイクリングになりました。




2020年7月4日土曜日

現代のゾンビを操る祭司、、「Dr.John」

またまたCDのボックスセットを紹介します。

去年のちょうど今頃に亡くなってしまったミュージシャン Dr.John !




















亡くなった訃報を聞いて初めて知ったのですが、、、この格好を見て「このミュージシャンは間違いない!!」と直感で感じました。

その後に買ったのが今回のボックスです。

●Dr. John / The Atco Albums Collection





















7枚のアルバムが収められていますが、まずはジャケットのデザインが全て素晴らしい!!



















コレは正直CDじゃなくてレコードの大きさで欲しかったなと、、思うくらい緻密で凝った、サイケデリックなデザインです。

そしてどれも素晴らしい内容のアルバムなんですが、個人的に特に印象が強烈だったのが、やっぱりDr. Johnのファースト・アルバムにあたるgris gris!!


●Dr. John / gris gris





















もうジャケット・デザインからして怪しいオーラを放っていますが、内容もこの上なく怪しいです。

分かりにくいですが、例えて言えば、古いホラー映画「私はゾンビと歩いた」の世界がそのまま音楽になったような感じです。





















南の島で、呪術にかけられた死体がゆっくり動き出す、、、決して激しくなく徐々に、ゆっくり襲われていく。

そんなスローテンポでありながら徐々に怪しい世界に引き込まれていく感覚がこのアルバムにはあります。

そしてDr. John は現代のゾンビを操る祭司として、巧みな音楽を作り続けていたのかなと、、、、、、。

まぁそれは私の勝手な妄想ですが、このファースト・アルバムにはそのくらい気迫のこもった、独特のオーラを放っている素晴らしい作品だと思いました。