2022年1月31日月曜日

鉄というだけで血が騒ぐ

子供が産まれてから、、自分も料理する機会が増えました。

とは言っても、自分は料理が得意じゃないし、ネットでレシピを探して四苦八苦しています。


ちなみにクックパッドは簡単なレシピもあって便利ですが、アタリ、ハズレがあり、、その見極めが難しいので、ちょっと手間は増えますが、ほぼハズレの無い、NHKの「みんなの今日のレシピ」というサイトを参考にしています。


話を戻しますが、料理は得意じゃないし、正直そんなに興味も無いので、初めは戸惑いましたが、最近そんな自分でも料理を作るモチベーションを上げる方法を見つけました。


それはズバリ!道具に凝る事!!


という訳で、、、まずはエプロン買いました。

新しいファミリーチャリを組み立ててくれた自転車屋さんブルーラグの、飲食店で使われているコットンリネン製のエプロン(lug apron)です。

初めは硬い生地でしたが、使っていくうちにいい感じにしんなりしてくるし、腰の後ろの方まで生地が覆ってくれるので服が汚れなし、とにかくカッコイイ!!コレは身につけるだけでテンションが上がります。


そして次に凝っているのは鉄のフライパン。

クロモリフレームが好きな自分としては、鉄というだけで血が騒ぎます。


鉄のフライパンは結婚した時にいただいた物ですが、使っていくうちに汚れが溜まってしまい、最近は焦げ付いてしまう事もあったので、再生させてみました。

内側はヤスリを使って汚れを落とし、外側はヘラでガリガリと汚れを落とし、その後ヤスリをかけて、全身煤だらけになりながら頑固な汚れを落としました。


そしたら見違える程綺麗に!!














外側も素地が分からない程汚れが溜まっていましたが、綺麗に落とす事ができました。














この鉄の再生能力!!!すごい!!

クロモリフレームの自転車もへこんだ部分を直して、見事に蘇りましたが、

フライパンもまた見事に蘇りました。


鉄って何か有機的な感じがします。

派手さはないし、ずっしり重いけど、多少雑に扱ってもへこたれない耐久性があるし、使えば使う程馴染んでくるので、まるで使う人の生活に合わせてくれるような、不思議な魅力があります。


改めて鉄の魅力を感じる事ができました。


そしてフライパンですが、お肉を焼いてみました。














まだまだ鉄の性質を生かす事ができず、、くっついたりしてしまいましたが、コレからは油返しなどをして、しっかり、じっくり、楽しく、使っていきたいなと思いました。





2022年1月27日木曜日

散らかり放題「Steve Piccolo」

怪しいローファイ・ミュージック!!


●Steve Piccolo ‎/  Domestic Exile














ニューヨークのノー・ウェイヴ系ミュージシャンですが、アートとかロックとか、パフォーマンスとか、ジャンルをクロスオーバーしつつ、でもメインカルチャーとは違うところで、自分たちでカルチャーを作り上げていく感じ。この自由な空気感が伝わってくるのがいい!!

カッコイイ演奏とか上手い演奏、、そんなベクトルをあえて外して自分達は何が出来るか?

そんな問いかけがあるように思います。

そしてこのアルバムを初めて聞いた時は、、「何だろう??」という、ふわっとした印象でしたが、今聞いてもつかみどろがないというか、、、、やっぱりふわふわしている印象です。

手元にある機材を使って、とにかく浮かんだアイディアを片っ端から並べたよな内容のアルバム。でも何か音楽って以上に膨らみを感じるから不思議。

アイディアが「生」のまま、洗練する事なく表現されている事に、何か面白さというか、愛らしさがあるなと、、思いました。


・STEVE PICCOLO - "Young And Ambitious" OFFICIAL taken from "Domestic Exile" LP/CD (Mental Experience)

https://youtu.be/QtA8A-xOqkU


そしてSteve Piccolo さんがベースで参加しているバンド。


●The Lounge Lizards / The Lounge Lizards







よくよく見ると、ジャケットのデザインがまるで一緒ですね!!1

Steve Piccoloは、、ん、、、何か、、チープなテクノ?、、ロック?、、独り言??みたな感じですが、、、The Lounge Lizardsはひとことで言うとぶっ壊れたJAZZです!!

ただJAZZという文脈というよりは、クロスオーバーするジャンルをそのままぶち込んだような面白い音楽性で、JAZZにも聴こえるし、ROCKにも聴こえるし、PUNKにも聴こえるけど、そのどれでもない、どのジャンルからも距離があり、孤立している印象があり、それこそノー・ウェイヴとしての独自性を確立できたアルバムなのかなと思いました。


・The Lounge Lizards - The Lounge Lizards(1981)(Jazz)(Avant Garde)(No Wave)NoteWorthy!!

https://youtu.be/r2vtKP9WUWE



Steve PiccoloにしてもThe Lounge Lizardsにしても、散らかり放題というか、、、、あんまり整理されすぎていると落ちつかない感じあるじゃないですか。

少し本とかレコードとかが積まれている感じが妙に落ち着くような、そいう自由な気持ちで居れる開放感のある場所。

そんな空間を与えてくれるような音楽かなと思いました。




2022年1月18日火曜日

ん〜〜〜、カッコいい、、「Jaco Pastorius Big Band」

前回ジャコ・パストリアスのアルバムを紹介しましたが、その繋がりでもう1枚アルバムを買いました。


●Jaco Pastorius Big Band  / Word Of Mouth Revisited














これはジャコ・パストリアスが亡くなった後に作られたトリビュート・アルバムのような位置付けのアルバムです。

ジャコ・パストリアス本人が演奏している曲が1曲あり、あとは肉声がちょこちょこ入ってくるという、まぁちょっとファン向けというか、マニアックな内容なので「ちょっとどうかな、、、」と半信半疑で買いましたが、聞いてみると「ん〜〜〜、カッコいいじゃん!!」となりました。

ビック・バンドというと、分かりやすくて派手で古臭いイメージを持っていましたが、コレを聞くと、シャープで洗練されたビックバンドという形があるんだなぁと思いました。

演奏が1つ1つ際立っているけど、ビックバンドとしての音の厚みもあって、聞き応えがありました。

あと、ジャコ・パストリアスというミュージシャンの魅力を、このアルバムを通して立体的に感じる事ができました。解説書というか入門書というか、、、コレを聞いて、前回紹介した「ワード・オブ・マウス」やウェザー・リポートの「ヘヴィー・ウェザー」を聞くとより面白く聞く事が出来るなと思いました。


まぁ、とりあえずジャコ・パストリアスをあんまり知らなくても、十分にカッコいいアルバムでした。


2022年1月10日月曜日

最近聞いている音楽って何だろう?

最近聞いている音楽って何だろうな、、、と振り返ってみました。

クリスマスから年末にかけて無性に聞きたくなるのがR.E.M.のアンプラグド。


●R.E.M. / Unplugged 1991 & 2001 






















いや、、、これ本当に最高で、全ての曲が良いんですが、特にElectroliteとか聞くと、1年の事が何もかも丸く、優しく包んでくれて、心穏やかに年越しを迎える事が出来ます。

クリスマスとまったく関係ないアルバムですが、個人的にはこれが最高のクリスマス・アルバムのような位置付けです。

Electroliteは、、というか「も」なんですが、大好きな曲で、どこか謎めいているんだけど、なんかすんなり聞いてしまうというか、むしろ開放感があるんですよね、、。
謎だけどリラックスして聴ける不思議な曲で、R.E.M.の独特の世界観が広がっています。
自分も絵でR.E.M.のような世界観を表現したいなと思うくらい憧れています。

・R.E.M. - "Electrolite" [Live from Austin, TX]


あと、最近聞いているという所ではJAZZ!!

特にNHKのラジオ番組「JAZZ TONIGHT」は案内役が大友良英という事で、毎回ヘンテコな音作りをしっかり紹介してくれるのが嬉しい。正直な所、育児だの家事だので、毎回ゆっくり、じっくり聞く事が出来ないんですが、この番組を聞くとJAZZがもっともっと聴きたくなるし、知りたくなります。

・ジャズ・トゥナイト


そうそう!!このラジオ番組ではじめてジャコ・パストリアスを知りました。



●Jaco Pastorius / Word of Mouth























中古でアルバムを見つけたので、とりあえず買ってみたのですが、これが1曲目からズバ抜けたベースが炸裂して訳が分からない!!

・Jaco Pastorius - Crisis
https://youtu.be/jsNTiW9lIBU


しかもそこからコラージュ・ミュージックのように多彩な表情の音楽へと変化していくアルバムの内容は、豪華で賑やかで、ポップで、変態的で、めちゃくちゃカッコイイ!!これはすごいアルバムです。

あと、ジャコ・パストリアス繋がりでウェザーリポートもちょこちょこ聞いていました。


最近BGMのような状態で音楽聞いていますが、こうやって振り返ると、まぁそれなりに色々聞いているなと、、思いました。


2022年1月4日火曜日

正月に富士!!2022!!

 あけましておめでとうございます。

お正月になると何故か富士山が見たくなります。

振り返ってみたら19年と20年の正月は、富士山を見に行くサイクリングをしていました。

という訳で今年も多摩川サイクリングロード、国道を通って横浜を経由し、鎌倉街道を通って鎌倉、江ノ島へと向かい、富士山を見に行きました。


正月という事で国道は車が少なく超快適。横浜はトイレ休憩くらいに留めて、鎌倉街道へ。このルートで行くと少しづつ景色が変化していくので、わりかし飽きる事なく走る事ができて、江ノ島へ向かうルートとしては最近気に入っています。












鎌倉の鶴岡八幡宮周辺はとにかく人が沢山。

自動車の交通規制はもちろん、自転車も押して歩くように!!とのことで、肉まんを買って、食べ歩きながらお土産を買ったりしました。

駅にも沢山の人がいて、自転車だとこいう混雑に巻き込まれないのが良いです。

そして海岸道路へ














海が見えるとテンション上がりますね!!!

江ノ島へ行く予定でしたが、人が沢山いそうなので予定を変更し、海岸道路沿いにあった池田丸という定食屋に入り、そこで本日おすすめというサワラ定食を食べました。











身が肉厚でプリプリしていて美味しい!!!

お店も混雑してないし、ゆっくり食べる事ができて大満足!!

なんだもうサイコーじゃないか!!

と思って店を出たのですが、

そういえば、、、

まだ富士山を見てない!!!

という事に気がついて、、

辻堂海岸まで走りました。











そこでめでたく富士山を見る事ができました。(フジのバイクで富士です!!)



















帰りは境川サイクリングロードを通り、、その後の道のりは疲れと距離を稼ぐだけの退屈な道で少しダレてしまいましたが、、、無事帰宅できました。

往復でおおよそ100kmくらい?

久しぶりに長めの距離を楽しむ事ができました。