怪しいローファイ・ミュージック!!
●Steve Piccolo / Domestic Exile
ニューヨークのノー・ウェイヴ系ミュージシャンですが、アートとかロックとか、パフォーマンスとか、ジャンルをクロスオーバーしつつ、でもメインカルチャーとは違うところで、自分たちでカルチャーを作り上げていく感じ。この自由な空気感が伝わってくるのがいい!!
カッコイイ演奏とか上手い演奏、、そんなベクトルをあえて外して自分達は何が出来るか?
そんな問いかけがあるように思います。
そしてこのアルバムを初めて聞いた時は、、「何だろう??」という、ふわっとした印象でしたが、今聞いてもつかみどろがないというか、、、、やっぱりふわふわしている印象です。
手元にある機材を使って、とにかく浮かんだアイディアを片っ端から並べたよな内容のアルバム。でも何か音楽って以上に膨らみを感じるから不思議。
アイディアが「生」のまま、洗練する事なく表現されている事に、何か面白さというか、愛らしさがあるなと、、思いました。
・STEVE PICCOLO - "Young And Ambitious" OFFICIAL taken from "Domestic Exile" LP/CD (Mental Experience)
そしてSteve Piccolo さんがベースで参加しているバンド。
●The Lounge Lizards / The Lounge Lizards
よくよく見ると、ジャケットのデザインがまるで一緒ですね!!1
Steve Piccoloは、、ん、、、何か、、チープなテクノ?、、ロック?、、独り言??みたな感じですが、、、The Lounge Lizardsはひとことで言うとぶっ壊れたJAZZです!!
ただJAZZという文脈というよりは、クロスオーバーするジャンルをそのままぶち込んだような面白い音楽性で、JAZZにも聴こえるし、ROCKにも聴こえるし、PUNKにも聴こえるけど、そのどれでもない、どのジャンルからも距離があり、孤立している印象があり、それこそノー・ウェイヴとしての独自性を確立できたアルバムなのかなと思いました。
・The Lounge Lizards - The Lounge Lizards(1981)(Jazz)(Avant Garde)(No Wave)NoteWorthy!!
Steve PiccoloにしてもThe Lounge Lizardsにしても、散らかり放題というか、、、、あんまり整理されすぎていると落ちつかない感じあるじゃないですか。
少し本とかレコードとかが積まれている感じが妙に落ち着くような、そいう自由な気持ちで居れる開放感のある場所。
そんな空間を与えてくれるような音楽かなと思いました。
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