●The Dream Syndicate / The Universe Inside
たまたま知ったのですが、The Dream Syndicateが今年新譜を発表していたんですね!!しかもジャケットのデザインがただならなぬ妖気を発していたので聞いてみたら、、メチャクチャカッコイイじゃないですか!!
パンク/ロックを離れて完全にエレクトリック・サイケデリック・ワールド!!いや、、こんな風にバンドが発展していたんなて全く知りませんでした。まさにアンビリーバボ!!素晴らしいの一言です。
・The Dream Syndicate - "Dusting Off The Rust"
https://youtu.be/mnxHKBF3YyI
このバンドを知ったのは学生時代に買ったディスコガイドの隅っこに紹介されていたのが始まりです。
しかし当時は今みたいにネットで探すこともできず、、、謎のバンドでした。
そしてついに発見した!!と思って買ったのが、、、
●John Cale・Tony Conrad・Angus MacLise・La Monte Young・Marian Zazeela / Inside The Dream Syndicate Volume I: Day Of Niagara (1965)
The Dream Syndicate違いの全く別の作品!!
今見れば巨匠揃いのそうそうたるアルバムだと思いますが、延々とビビ〜ーガガーーと鳴り続ける音楽に、買った当時はまったく訳が分からず困惑したものです。
・Inside the Dream Syndicate Volume I: Day of Niagara (Cale, Conrad, Young, Zazeela) [1965]
https://youtu.be/cT1vIQqdWrI
ちなみにバンド名のThe Dream Syndicateは、このアルバム(というか集団?)の名前から取ったのだと、何かの記事で読んだ覚えがあります。
正確ではありませんが、もしそれが本当なら素晴らしいミステイクだったなと今になって思います。
その後ちゃんと見つけたのがライブ盤です。
●The Dream Syndicate / Live At Raji's
今聞いてもトリッキーなギターがハチャメチャカッコイイです!!
・Dream Syndicate - Still Holding on to You [Live at Raji's]
https://youtu.be/ENA5sexvxwM
自分が持っているのは古いアルバムですが、今調べたらこのライブ音源のコンプリート盤が出てるんですね!!
ネットで聞いてみましたが、トリッキーなギターが思う存分に楽しめる本当に素晴らしいアルバムです。下手したらスタジオアルバムより断然にカッコイイのでは、、と思ってしまいました。
話を戻しますが、、このライブ盤以降ちょっとご無沙汰していたのが、急にエレクトリック・サイケデリック・サウンドにパワーアップして帰ってきたので、もう鼻血が止まらない。
ちゃんとフォローしていなかった自分を反省しつつ、、これからも注目していきたいなと思いました。
2020年5月31日日曜日
2020年5月23日土曜日
まんまソニック・ユースじゃん!!「Glenn Branca」
今ソニック・ユースの評伝を読んでいるんですが、ソニック・ユースの結成から初期までに関わっていた実験音楽のグレン・ブランカが出てきて、久しぶりに聴きたくなり棚から引っ張り出してきました。
●Glenn Branca / Selections From The Symphonies
コレはブランカがおこなっていたエレキギター・アンサンブルをまとめたベスト盤みたいなアルバム。
10名くらいのミュージシャンが一気にビヨヨヨ〜〜ンとエレキギターを鳴り響かせるので、壁のように厚くて重厚な、ドローンみたいな音楽です。ちなみにSymphony#2とSymphony#3にはソニック・ユースのサーストン・ムーアとリー・ラナルドの名前がしっかりクレジットされています。
久しぶりに聴くと面白くなり、その後何枚か購入。
●Glenn Branca / Indeterminate Activity of Resultant Masses
コレもサーストン・ムーアとリー・ラナルドが参加しているエレキギター・アンサンブルの作品でSymphoniesよりも少しライトな、アンサンブル・ミニマル・ミュージックといった感じで、ところどころ初期ソニック・ユースを彷彿とさせる音楽です。
・Indeterminate Activity Of Resultant Masses
https://youtu.be/0xt0LTPe1zs
色々な音の変化があって、聞けば聞くほど面白くなり、コレはかなり気に入りました。
ちなみに2曲目は「ブランカはファシスト」というジョン・ゲージのインタビューだそうです。
そして、アンサンブルの作品と打って変わり、ちょっと風変わりなロック・バンドという感じのアルバム2枚。
●Glenn Branca / The Ascension
●Glenn Branca / The Third Ascension
グレン・ブランカの方が先人ですが、初めて聞いた時「これまんまソニック・ユースじゃん!!」と思いました。
グレン・ブランカ!ソニック・ユース!ダイナソーJr.!ニルバーナ!みたいな感じで、アメリカのオルタナティブ・ロックの文脈として聞いても十分に楽しめるくらいカッコイイアルバムです!!
・Glenn Branca The Ascension 1981 (Full LP)
https://youtu.be/2G1VO3kHIjM
ちなみに2枚のアルバムの絵はロバート・ロンゴによるもので、アートとロックがくっついているのもソニック・ユースっぽいです。
The Ascensionを聞いてからSymphoniesを聞くと、けっこうロックなんだなという印象に変わりました。
グレン・ブランカを聞いて、またソニック・ユースの初期アルバム「Sonic Youth」「Confusion Is Sex」「Bad Moon Rising」を聞くと、ブランカをよりポップに再定義して発展させたのがソニック・ユースという印象もあります。
ブランカはソニック・ユースにとってのスタートラインになったんじゃないかなと思いました。
●Glenn Branca / Selections From The Symphonies
コレはブランカがおこなっていたエレキギター・アンサンブルをまとめたベスト盤みたいなアルバム。
10名くらいのミュージシャンが一気にビヨヨヨ〜〜ンとエレキギターを鳴り響かせるので、壁のように厚くて重厚な、ドローンみたいな音楽です。ちなみにSymphony#2とSymphony#3にはソニック・ユースのサーストン・ムーアとリー・ラナルドの名前がしっかりクレジットされています。
久しぶりに聴くと面白くなり、その後何枚か購入。
●Glenn Branca / Indeterminate Activity of Resultant Masses
コレもサーストン・ムーアとリー・ラナルドが参加しているエレキギター・アンサンブルの作品でSymphoniesよりも少しライトな、アンサンブル・ミニマル・ミュージックといった感じで、ところどころ初期ソニック・ユースを彷彿とさせる音楽です。
・Indeterminate Activity Of Resultant Masses
https://youtu.be/0xt0LTPe1zs
色々な音の変化があって、聞けば聞くほど面白くなり、コレはかなり気に入りました。
ちなみに2曲目は「ブランカはファシスト」というジョン・ゲージのインタビューだそうです。
そして、アンサンブルの作品と打って変わり、ちょっと風変わりなロック・バンドという感じのアルバム2枚。
●Glenn Branca / The Ascension
●Glenn Branca / The Third Ascension
グレン・ブランカの方が先人ですが、初めて聞いた時「これまんまソニック・ユースじゃん!!」と思いました。
グレン・ブランカ!ソニック・ユース!ダイナソーJr.!ニルバーナ!みたいな感じで、アメリカのオルタナティブ・ロックの文脈として聞いても十分に楽しめるくらいカッコイイアルバムです!!
・Glenn Branca The Ascension 1981 (Full LP)
https://youtu.be/2G1VO3kHIjM
ちなみに2枚のアルバムの絵はロバート・ロンゴによるもので、アートとロックがくっついているのもソニック・ユースっぽいです。
The Ascensionを聞いてからSymphoniesを聞くと、けっこうロックなんだなという印象に変わりました。
グレン・ブランカを聞いて、またソニック・ユースの初期アルバム「Sonic Youth」「Confusion Is Sex」「Bad Moon Rising」を聞くと、ブランカをよりポップに再定義して発展させたのがソニック・ユースという印象もあります。
ブランカはソニック・ユースにとってのスタートラインになったんじゃないかなと思いました。
ラベル:
ディスク・メディアも一期一会
2020年5月15日金曜日
玉石混淆「Art Ensemble Of Chicago」
またまたCDのボックスセットを買いました。
●Art Ensemble Of Chicago / The Art Ensemble Of Chicago And Associated Ensembles
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの結成50周年記念限定ボックスですが、なんとCDが21枚組という超ビックなセット!!
ボックスは上質紙みたいな紙に、タイポグラフィをメインとした白と黒が基調の、とてもクールで知的なデザインですが、それを裏切るかのように内容はホットでエネルギッシュです。
実は「アート・アンサンブル・オブ・シカゴ」と「シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ」を若干混同してたくらい、今まであんまり知らなかったのですが、ネットで聞いて一目惚れしてしまい、その勢いで買ってしまいました。
簡単に言ってしまうとフリージャズの大所帯バンドといった所でしょうか!!
でもジャズというよりは、色々な楽器を沢山鳴らした得体の知れない音楽!!といった感じで、ガチャガチャとした音が続いたと思ったら、急にブラスバンドみたいな音に変化したりと、音へのアプローチが突拍子もなく、変な所から急に攻めてくるので、喫茶店なので流れているジャズを想像してしまうと、全く違っていて「なんじゃこりゃ〜〜」となるかも知れません。
勢いよく脱構築していくというか、、、破壊と創造を曲にどんどん盛り込んでいくというか、、、書いては消し、消しては書く、、、みたいな、、、そんなクリエィテブなエネルギーがガンガン伝わってきて、もうとにかくカッコ良いです。
かなり好みは分かれると思いますが、自分としてはこういう、、まぁ前衛的と言ってしまうと途端につまらなくなってしまうんですが、、洗練されすぎていないゴチャゴチャとした玉石混淆なものにとても魅力を感じてしまいます。
なので、この21枚のCDをダイヤを見つけるような思いで!じっくり聞いていきたいなと思いました。
●Art Ensemble Of Chicago / The Art Ensemble Of Chicago And Associated Ensembles
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの結成50周年記念限定ボックスですが、なんとCDが21枚組という超ビックなセット!!
ボックスは上質紙みたいな紙に、タイポグラフィをメインとした白と黒が基調の、とてもクールで知的なデザインですが、それを裏切るかのように内容はホットでエネルギッシュです。
実は「アート・アンサンブル・オブ・シカゴ」と「シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ」を若干混同してたくらい、今まであんまり知らなかったのですが、ネットで聞いて一目惚れしてしまい、その勢いで買ってしまいました。
簡単に言ってしまうとフリージャズの大所帯バンドといった所でしょうか!!
でもジャズというよりは、色々な楽器を沢山鳴らした得体の知れない音楽!!といった感じで、ガチャガチャとした音が続いたと思ったら、急にブラスバンドみたいな音に変化したりと、音へのアプローチが突拍子もなく、変な所から急に攻めてくるので、喫茶店なので流れているジャズを想像してしまうと、全く違っていて「なんじゃこりゃ〜〜」となるかも知れません。
勢いよく脱構築していくというか、、、破壊と創造を曲にどんどん盛り込んでいくというか、、、書いては消し、消しては書く、、、みたいな、、、そんなクリエィテブなエネルギーがガンガン伝わってきて、もうとにかくカッコ良いです。
かなり好みは分かれると思いますが、自分としてはこういう、、まぁ前衛的と言ってしまうと途端につまらなくなってしまうんですが、、洗練されすぎていないゴチャゴチャとした玉石混淆なものにとても魅力を感じてしまいます。
なので、この21枚のCDをダイヤを見つけるような思いで!じっくり聞いていきたいなと思いました。
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ディスク・メディアも一期一会
2020年5月11日月曜日
アート・オブ・デザイン
最近Netflixで「アート・オブ・デザイン」というドキメンタリー番組を見ています。
スニーカーとか自動車とかをデザインするデザイナーに焦点を当てて、どんな事を考えてデザインしているのかを明らかにしていく内容で、デザインを学ぶ学生の教材みたいな番組ですが、面白く見ています。
あと、クライアント側であるビジネスマンやセールスマンなんかにも是非見て欲しいなと思ったりします。
個人的には自動車のデザインもスニーカーのデザインもそんなに興味ないですが、だからこそデザイナーがどんな事を考えてデザインしているのか興味深いです。
しかし、その番組を見て、ふと思ったんです。
「自分ってどんなデザインが好きなんだろう」
「自分がカッコイイと思うデザインって何だろう」と。
改めて振り返って自分はどんなデザインが好きなのか、解き明かしてみようと思いました。ただし、イラストや絵画などは好きなものが沢山あるので、それは除外して考えていきたいと思います。
まず1つ目は、アップル・コンピューターのマッキントッシュです。
誰でも簡単に扱うことのできるパソコンという事でデザインされ、今では当たり前になっているマウスやグラフィック・ユーザー・インターフェイスなどを初めて搭載した市販のパソコンです。
それまでは文字を入力して動かしていたパソコンを、マウスとグラフィックを駆使して、視覚的に直感で動かせるようにしたという考え方は「デザインするってこいう事なのか!!」と感動した記憶があります。
2つ目はメッセンジャーバック!!
自転車便のメッセンジャーと呼ばれる人達が使っている、肩掛けのバックです。
生地が2重になっていて、表面は強度の強い生地、裏面は防水の生地になっていて、とても丈夫で雨にも強く、また荷物の出し入れがしやすく、素早く肩がけ紐の長さを調整できるのが特徴です。
メッセンジャーという過酷な業務の中で考え抜かれたデザインは、シンプルさと機能を両立した無駄のないデザインだなと思います。
メッセンジャーバックとくれば、3つ目には自転車!!特にホリゾンタル・フレームのデザインは、永遠の輝きのような美しさと合理性がありますが、そうなると話が別の方向へ行くので今回は取り止め。
改めて3つ目は、、アメリカの有名なプロダクト・デザイナー、レイ&チャールズ・イームズかな、、、。
実は私、イームズの机を持っているんです。
こんな感じの、なんの変哲も無い、喫茶店にありそうな普通のテーブルです。
しかし!!この普通のデザインを始めてデザインしたのがイームズです。
また、駅でよく見かけるベンチ
このベンチ自体は別のデザイナーがデザインしたものですが、その元となるイスをデザインしたのもイームズです。
この曲線がやっぱり美しいです。
普段よく見るデザインが、元をたどるとイームズだった!というのが結構あります。
イームズは超有名なデザイナーなので、自分が語るのも何だか野暮ったいのでこの辺で終わりにします。
そして最後に、私のあえて好きなスニーカーは、ニューバランスです。
とは言え、安価なニューバランスしか履いた事がないのですが、思い起こせば95年、ナイキのエアーマックスが流行した年、未来的なデザインのナイキは確かにカッコよく、私も憧れてナイキを買いました。
しかし、、その後、流行に対するアンチと、抜群のはき心地とフィット感の、今まで履いていたニューバランスに妙な愛着が生まれてしまい、それ以降「俺はニューバランスが好きだ!!」と自覚し、一時期ニューバランスしか履いていませんでした。
今はそんな事はないのですが、靴を選ぶ時、必ずニューバランスを候補に入れます。
こうやって色々振り返ると、、、改めてデザインってなんなんだろうなと思います。
問題を解決する手段と言う人もいれば、デザインを通して未来を表現したいと言う人もいます。
SFのテレビ番組「スタートレック」は未来をデザインした番組とも見れます。
また商品の売れ行きを左右するのもデザインです。デザインは物を言わないセールスマンとも言われます。
個人的な意見としては、やっぱりデザインは人を惑わすものではなく、助けるものであって欲しいなと思います。
スニーカーとか自動車とかをデザインするデザイナーに焦点を当てて、どんな事を考えてデザインしているのかを明らかにしていく内容で、デザインを学ぶ学生の教材みたいな番組ですが、面白く見ています。
あと、クライアント側であるビジネスマンやセールスマンなんかにも是非見て欲しいなと思ったりします。
個人的には自動車のデザインもスニーカーのデザインもそんなに興味ないですが、だからこそデザイナーがどんな事を考えてデザインしているのか興味深いです。
しかし、その番組を見て、ふと思ったんです。
「自分ってどんなデザインが好きなんだろう」
「自分がカッコイイと思うデザインって何だろう」と。
改めて振り返って自分はどんなデザインが好きなのか、解き明かしてみようと思いました。ただし、イラストや絵画などは好きなものが沢山あるので、それは除外して考えていきたいと思います。
まず1つ目は、アップル・コンピューターのマッキントッシュです。
誰でも簡単に扱うことのできるパソコンという事でデザインされ、今では当たり前になっているマウスやグラフィック・ユーザー・インターフェイスなどを初めて搭載した市販のパソコンです。
それまでは文字を入力して動かしていたパソコンを、マウスとグラフィックを駆使して、視覚的に直感で動かせるようにしたという考え方は「デザインするってこいう事なのか!!」と感動した記憶があります。
2つ目はメッセンジャーバック!!
自転車便のメッセンジャーと呼ばれる人達が使っている、肩掛けのバックです。
生地が2重になっていて、表面は強度の強い生地、裏面は防水の生地になっていて、とても丈夫で雨にも強く、また荷物の出し入れがしやすく、素早く肩がけ紐の長さを調整できるのが特徴です。
メッセンジャーという過酷な業務の中で考え抜かれたデザインは、シンプルさと機能を両立した無駄のないデザインだなと思います。
メッセンジャーバックとくれば、3つ目には自転車!!特にホリゾンタル・フレームのデザインは、永遠の輝きのような美しさと合理性がありますが、そうなると話が別の方向へ行くので今回は取り止め。
改めて3つ目は、、アメリカの有名なプロダクト・デザイナー、レイ&チャールズ・イームズかな、、、。
実は私、イームズの机を持っているんです。
こんな感じの、なんの変哲も無い、喫茶店にありそうな普通のテーブルです。
しかし!!この普通のデザインを始めてデザインしたのがイームズです。
また、駅でよく見かけるベンチ
このベンチ自体は別のデザイナーがデザインしたものですが、その元となるイスをデザインしたのもイームズです。
この曲線がやっぱり美しいです。
普段よく見るデザインが、元をたどるとイームズだった!というのが結構あります。
イームズは超有名なデザイナーなので、自分が語るのも何だか野暮ったいのでこの辺で終わりにします。
そして最後に、私のあえて好きなスニーカーは、ニューバランスです。
とは言え、安価なニューバランスしか履いた事がないのですが、思い起こせば95年、ナイキのエアーマックスが流行した年、未来的なデザインのナイキは確かにカッコよく、私も憧れてナイキを買いました。
しかし、、その後、流行に対するアンチと、抜群のはき心地とフィット感の、今まで履いていたニューバランスに妙な愛着が生まれてしまい、それ以降「俺はニューバランスが好きだ!!」と自覚し、一時期ニューバランスしか履いていませんでした。
今はそんな事はないのですが、靴を選ぶ時、必ずニューバランスを候補に入れます。
こうやって色々振り返ると、、、改めてデザインってなんなんだろうなと思います。
問題を解決する手段と言う人もいれば、デザインを通して未来を表現したいと言う人もいます。
SFのテレビ番組「スタートレック」は未来をデザインした番組とも見れます。
また商品の売れ行きを左右するのもデザインです。デザインは物を言わないセールスマンとも言われます。
個人的な意見としては、やっぱりデザインは人を惑わすものではなく、助けるものであって欲しいなと思います。
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ディスク・メディアも一期一会
2020年5月9日土曜日
どんな形であれ残して欲しい「Kraftwerk」
クラフトワークの創設者であるフローリアン・シュナイダーさんが亡くなってしまいました。
訃報を聞いて、漠然ながらクラフトワークのアルバム「ラルフ&フローリアン」の片方(右側)の人が亡くなってしまったんだな、、、と思いました。
●Kraftwerk / Ralf & Florian
自分の持っているCD盤にはありませんが、オリジナルのLP盤では音源のコンセプトをコミック化した図案が掲載されいて、そのコンセプチャルな姿勢にクラフトワークのオリジンを垣間見る事ができます。
またライブの時には「Ralf」と「Florian」と書かれた電飾をつけて演奏していたそうです。
このアルバムはクラフトワークが作り上げたテクノ・ポップ・サウンド以前のアルバムだし、正規盤としてもリリースされていないので、今だにアウトサイダーな位置付けのアルバムですが、ラルフ&フローリアンを中心としたクラフトワークの筆跡をたどれる作品でもあるし、音楽としても十分に面白い作品なので、どんな形であれ残して欲しいなと思います。
・Kraftwerk - Ralf And Florian (Full Album) 1973
https://youtu.be/YMdd1B9Q1wg
そして、フローリアンさんはそもそもクラフトワークを引退していますが、今後のクラフトワークの活動にどんな形で影響するのか気になる部分でもあります。
また1つの歴史に幕が降りたなと、、そんな気持ちでこの事を受け止めたいなと思いました。
訃報を聞いて、漠然ながらクラフトワークのアルバム「ラルフ&フローリアン」の片方(右側)の人が亡くなってしまったんだな、、、と思いました。
●Kraftwerk / Ralf & Florian
自分の持っているCD盤にはありませんが、オリジナルのLP盤では音源のコンセプトをコミック化した図案が掲載されいて、そのコンセプチャルな姿勢にクラフトワークのオリジンを垣間見る事ができます。
またライブの時には「Ralf」と「Florian」と書かれた電飾をつけて演奏していたそうです。
このアルバムはクラフトワークが作り上げたテクノ・ポップ・サウンド以前のアルバムだし、正規盤としてもリリースされていないので、今だにアウトサイダーな位置付けのアルバムですが、ラルフ&フローリアンを中心としたクラフトワークの筆跡をたどれる作品でもあるし、音楽としても十分に面白い作品なので、どんな形であれ残して欲しいなと思います。
・Kraftwerk - Ralf And Florian (Full Album) 1973
https://youtu.be/YMdd1B9Q1wg
そして、フローリアンさんはそもそもクラフトワークを引退していますが、今後のクラフトワークの活動にどんな形で影響するのか気になる部分でもあります。
また1つの歴史に幕が降りたなと、、そんな気持ちでこの事を受け止めたいなと思いました。
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ディスク・メディアも一期一会
2020年5月3日日曜日
CDの棚を整理したら
久しぶりにCDの棚を整理しました。
そしたら、あまり聴いていない謎のCDが何枚も出てきました。
まずは!
●Tarkatak / Mormor
どうやらドイツのミュージシャンのようですが、2007年にリリースされたこのアルバムが今のところ最後のようです。
まず、CDのケースが厚紙の箱になっていて、シルクスクリーンで印刷されているのが凝っていてかっこい。ちょっと掠れた感じがノイズっぽいです。
それで聴いてみると、ザラザラとした乾いたノイズ音で、それが続くのかなと思うと、中盤から妙に叙情感のあるデジタル的な、エレクトロニカのような音に展開していくのが面白い!!
コテコテにノイズじゃないあたりがユニークというか、独特なセンスがあって、聞けば聞くほどカッコいいなと思いました。
・Foerfaeder
https://youtu.be/AV75Xizmdvw
●MUSO FANTASMA / Se puede bailar con los demonios pero siempre en actituo de fiesta
スペインのバンドで、ローファイ、コラージュ、ダーク・インダストリアルな音楽との事でが、、、、全く謎です。
CDジャケットも白黒コピー用紙みたいなのに印刷されていて、いかにもローファイ感があります。
パンク、ロック、インダストリアル、コラージュにポエムにタンゴに、、、、、ごちゃごちゃ混ぜま混ぜな音楽で、シュールレアリズム的なナンセンスさがあるヘンテコな音楽ですが、個人的にはこいう音楽は大好きなので、やっぱりカッコイイなと思います。
・Muso fantasma-Ellos
https://youtu.be/kOIN_CKeDwU
このCDのレーベルmore mars teamは、多分こんな分けの分からない音楽をせっせと出版しているユニークなレーベルで、こいう謎なCDはレーベルで判断して買ったりなんかもします。
●Fritz Dietl / Webcor
コレも謎だな、、、と思っていたら、レーベルがChocolate Monkという、素晴らしいヘンテコ音楽をせっせと出版しているレーベルでした。
とことどころに「カチャ、カチャ」と、スイッチを押す音があるので、テープレコーダーでピンポン録音して作ったのかなぁ、、、と。
まぁその辺の手法についてはあまりよく分かりませんが、ガチャガチャしたノイズ音やテープを逆再生したような音がコラージュしてある音楽で、機材もそんなに高価では無いであろう、モコモコした鈍い音になっていて、それもまたノイズとしての表現の1つ、、なんだと思います。
ハンドメイドのローファイ・ノイズと言った感じで、まぁこいう音って、確かにメジャーなバンドでは絶対にやらないような音だなと思いました。
とりあえず3枚紹介しましたが、あまり聴いていないとは言え、やっぱり改めて聞くと面白い音楽です。
正直どれもマイナーなミュージシャンではありますが、マイナーなだけにCDのジャケットがハンドメイドで妙に凝っていたり、音も徹底してローファイだったり、意表を突くようなヘンテコさだったりと、メジャーには無い面白さで勝負してくるのが嬉しいです。
そしたら、あまり聴いていない謎のCDが何枚も出てきました。
まずは!
●Tarkatak / Mormor
どうやらドイツのミュージシャンのようですが、2007年にリリースされたこのアルバムが今のところ最後のようです。
まず、CDのケースが厚紙の箱になっていて、シルクスクリーンで印刷されているのが凝っていてかっこい。ちょっと掠れた感じがノイズっぽいです。
それで聴いてみると、ザラザラとした乾いたノイズ音で、それが続くのかなと思うと、中盤から妙に叙情感のあるデジタル的な、エレクトロニカのような音に展開していくのが面白い!!
コテコテにノイズじゃないあたりがユニークというか、独特なセンスがあって、聞けば聞くほどカッコいいなと思いました。
・Foerfaeder
https://youtu.be/AV75Xizmdvw
●MUSO FANTASMA / Se puede bailar con los demonios pero siempre en actituo de fiesta
スペインのバンドで、ローファイ、コラージュ、ダーク・インダストリアルな音楽との事でが、、、、全く謎です。
CDジャケットも白黒コピー用紙みたいなのに印刷されていて、いかにもローファイ感があります。
パンク、ロック、インダストリアル、コラージュにポエムにタンゴに、、、、、ごちゃごちゃ混ぜま混ぜな音楽で、シュールレアリズム的なナンセンスさがあるヘンテコな音楽ですが、個人的にはこいう音楽は大好きなので、やっぱりカッコイイなと思います。
・Muso fantasma-Ellos
https://youtu.be/kOIN_CKeDwU
このCDのレーベルmore mars teamは、多分こんな分けの分からない音楽をせっせと出版しているユニークなレーベルで、こいう謎なCDはレーベルで判断して買ったりなんかもします。
●Fritz Dietl / Webcor
コレも謎だな、、、と思っていたら、レーベルがChocolate Monkという、素晴らしいヘンテコ音楽をせっせと出版しているレーベルでした。
とことどころに「カチャ、カチャ」と、スイッチを押す音があるので、テープレコーダーでピンポン録音して作ったのかなぁ、、、と。
まぁその辺の手法についてはあまりよく分かりませんが、ガチャガチャしたノイズ音やテープを逆再生したような音がコラージュしてある音楽で、機材もそんなに高価では無いであろう、モコモコした鈍い音になっていて、それもまたノイズとしての表現の1つ、、なんだと思います。
ハンドメイドのローファイ・ノイズと言った感じで、まぁこいう音って、確かにメジャーなバンドでは絶対にやらないような音だなと思いました。
とりあえず3枚紹介しましたが、あまり聴いていないとは言え、やっぱり改めて聞くと面白い音楽です。
正直どれもマイナーなミュージシャンではありますが、マイナーなだけにCDのジャケットがハンドメイドで妙に凝っていたり、音も徹底してローファイだったり、意表を突くようなヘンテコさだったりと、メジャーには無い面白さで勝負してくるのが嬉しいです。
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