久しぶりにCDの棚を整理しました。
そしたら、あまり聴いていない謎のCDが何枚も出てきました。
まずは!
●Tarkatak / Mormor
どうやらドイツのミュージシャンのようですが、2007年にリリースされたこのアルバムが今のところ最後のようです。
まず、CDのケースが厚紙の箱になっていて、シルクスクリーンで印刷されているのが凝っていてかっこい。ちょっと掠れた感じがノイズっぽいです。
それで聴いてみると、ザラザラとした乾いたノイズ音で、それが続くのかなと思うと、中盤から妙に叙情感のあるデジタル的な、エレクトロニカのような音に展開していくのが面白い!!
コテコテにノイズじゃないあたりがユニークというか、独特なセンスがあって、聞けば聞くほどカッコいいなと思いました。
・Foerfaeder
https://youtu.be/AV75Xizmdvw
●MUSO FANTASMA / Se puede bailar con los demonios pero siempre en actituo de fiesta
スペインのバンドで、ローファイ、コラージュ、ダーク・インダストリアルな音楽との事でが、、、、全く謎です。
CDジャケットも白黒コピー用紙みたいなのに印刷されていて、いかにもローファイ感があります。
パンク、ロック、インダストリアル、コラージュにポエムにタンゴに、、、、、ごちゃごちゃ混ぜま混ぜな音楽で、シュールレアリズム的なナンセンスさがあるヘンテコな音楽ですが、個人的にはこいう音楽は大好きなので、やっぱりカッコイイなと思います。
・Muso fantasma-Ellos
https://youtu.be/kOIN_CKeDwU
このCDのレーベルmore mars teamは、多分こんな分けの分からない音楽をせっせと出版しているユニークなレーベルで、こいう謎なCDはレーベルで判断して買ったりなんかもします。
●Fritz Dietl / Webcor
コレも謎だな、、、と思っていたら、レーベルがChocolate Monkという、素晴らしいヘンテコ音楽をせっせと出版しているレーベルでした。
とことどころに「カチャ、カチャ」と、スイッチを押す音があるので、テープレコーダーでピンポン録音して作ったのかなぁ、、、と。
まぁその辺の手法についてはあまりよく分かりませんが、ガチャガチャしたノイズ音やテープを逆再生したような音がコラージュしてある音楽で、機材もそんなに高価では無いであろう、モコモコした鈍い音になっていて、それもまたノイズとしての表現の1つ、、なんだと思います。
ハンドメイドのローファイ・ノイズと言った感じで、まぁこいう音って、確かにメジャーなバンドでは絶対にやらないような音だなと思いました。
とりあえず3枚紹介しましたが、あまり聴いていないとは言え、やっぱり改めて聞くと面白い音楽です。
正直どれもマイナーなミュージシャンではありますが、マイナーなだけにCDのジャケットがハンドメイドで妙に凝っていたり、音も徹底してローファイだったり、意表を突くようなヘンテコさだったりと、メジャーには無い面白さで勝負してくるのが嬉しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿