2020年5月3日日曜日

CDの棚を整理したら

久しぶりにCDの棚を整理しました。

そしたら、あまり聴いていない謎のCDが何枚も出てきました。

まずは!

●Tarkatak ‎/ Mormor



どうやらドイツのミュージシャンのようですが、2007年にリリースされたこのアルバムが今のところ最後のようです。

まず、CDのケースが厚紙の箱になっていて、シルクスクリーンで印刷されているのが凝っていてかっこい。ちょっと掠れた感じがノイズっぽいです。

それで聴いてみると、ザラザラとした乾いたノイズ音で、それが続くのかなと思うと、中盤から妙に叙情感のあるデジタル的な、エレクトロニカのような音に展開していくのが面白い!!

コテコテにノイズじゃないあたりがユニークというか、独特なセンスがあって、聞けば聞くほどカッコいいなと思いました。

・Foerfaeder
https://youtu.be/AV75Xizmdvw



●MUSO FANTASMA ‎/ Se puede bailar con los demonios pero siempre en actituo de fiesta



スペインのバンドで、ローファイ、コラージュ、ダーク・インダストリアルな音楽との事でが、、、、全く謎です。

CDジャケットも白黒コピー用紙みたいなのに印刷されていて、いかにもローファイ感があります。





パンク、ロック、インダストリアル、コラージュにポエムにタンゴに、、、、、ごちゃごちゃ混ぜま混ぜな音楽で、シュールレアリズム的なナンセンスさがあるヘンテコな音楽ですが、個人的にはこいう音楽は大好きなので、やっぱりカッコイイなと思います。

・Muso fantasma-Ellos
https://youtu.be/kOIN_CKeDwU

このCDのレーベルmore mars teamは、多分こんな分けの分からない音楽をせっせと出版しているユニークなレーベルで、こいう謎なCDはレーベルで判断して買ったりなんかもします。


●Fritz Dietl ‎/ Webcor



コレも謎だな、、、と思っていたら、レーベルがChocolate Monkという、素晴らしいヘンテコ音楽をせっせと出版しているレーベルでした。

とことどころに「カチャ、カチャ」と、スイッチを押す音があるので、テープレコーダーでピンポン録音して作ったのかなぁ、、、と。

まぁその辺の手法についてはあまりよく分かりませんが、ガチャガチャしたノイズ音やテープを逆再生したような音がコラージュしてある音楽で、機材もそんなに高価では無いであろう、モコモコした鈍い音になっていて、それもまたノイズとしての表現の1つ、、なんだと思います。

ハンドメイドのローファイ・ノイズと言った感じで、まぁこいう音って、確かにメジャーなバンドでは絶対にやらないような音だなと思いました。


とりあえず3枚紹介しましたが、あまり聴いていないとは言え、やっぱり改めて聞くと面白い音楽です。

正直どれもマイナーなミュージシャンではありますが、マイナーなだけにCDのジャケットがハンドメイドで妙に凝っていたり、音も徹底してローファイだったり、意表を突くようなヘンテコさだったりと、メジャーには無い面白さで勝負してくるのが嬉しいです。


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