またまたCDのボックスセットを買いました。
●Art Ensemble Of Chicago / The Art Ensemble Of Chicago And Associated Ensembles
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの結成50周年記念限定ボックスですが、なんとCDが21枚組という超ビックなセット!!
ボックスは上質紙みたいな紙に、タイポグラフィをメインとした白と黒が基調の、とてもクールで知的なデザインですが、それを裏切るかのように内容はホットでエネルギッシュです。
実は「アート・アンサンブル・オブ・シカゴ」と「シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ」を若干混同してたくらい、今まであんまり知らなかったのですが、ネットで聞いて一目惚れしてしまい、その勢いで買ってしまいました。
簡単に言ってしまうとフリージャズの大所帯バンドといった所でしょうか!!
でもジャズというよりは、色々な楽器を沢山鳴らした得体の知れない音楽!!といった感じで、ガチャガチャとした音が続いたと思ったら、急にブラスバンドみたいな音に変化したりと、音へのアプローチが突拍子もなく、変な所から急に攻めてくるので、喫茶店なので流れているジャズを想像してしまうと、全く違っていて「なんじゃこりゃ〜〜」となるかも知れません。
勢いよく脱構築していくというか、、、破壊と創造を曲にどんどん盛り込んでいくというか、、、書いては消し、消しては書く、、、みたいな、、、そんなクリエィテブなエネルギーがガンガン伝わってきて、もうとにかくカッコ良いです。
かなり好みは分かれると思いますが、自分としてはこういう、、まぁ前衛的と言ってしまうと途端につまらなくなってしまうんですが、、洗練されすぎていないゴチャゴチャとした玉石混淆なものにとても魅力を感じてしまいます。
なので、この21枚のCDをダイヤを見つけるような思いで!じっくり聞いていきたいなと思いました。
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