2019年7月31日水曜日

リベンジ!!中津川林道!

5月にバイクパッキングで行こうとして失敗した中津川林道。

今年の夏に開通するかも?という噂を聞いていたのでネットで調べたら、なんと6月に開通しているではないか!!

夏の思い出に思い切って行ってみる事に。

西武秩父駅からスタート!!

しかし暑い!!!三峰口駅を越えてからも暑い!!



ようやく林道の入り口の近くまで来た時には暑さにちょっとバテバテ。



しかし、三国峠には通行可の文字が!!テンション上がります。

以前助けてもらった王冠キャンプ倶楽部を通過し、門の前に来るとちゃんと開いてます!!ちょっと感動!!



ダート区間は18km!!以前ダート区間が20kmくらいある大名栗林道を走った時はかなりコテンパンにやられましたが、なんとか走りきりました。なので、今回もなんとか行けるのではないか!!という考えだったのですが、実はその考えが非常に甘いという事を、この時は知るよしもなかったのです。

テンション上々で走っていきます!!



この道は中津川林道という名前で有名ですが、正式名称は秩父市道大滝幹線17号線なので林道ではないんです。それに加えてこの道がダートコースとしも有名なので、車とかバイクがちょこちょこ走っています。なので気をつけないといけないのですが、ある意味安心感があります。



ちょっと泥っぽい所もあって、いろいろなコンデションの路面があって楽しいなぁ〜〜なんて思って走っていたら、中盤あたりからちょっとした段差を登るのがしんどくなってきている事に気がつきました。

ついに自転車を止めて一休み



実はお昼を峠で食べようと考えていました。

なので、ここまでちゃんとした食べ物を食べていなかったんです。コレがのちのち痛い目に遭う事になります。

もう少し登った所で、非常食を食べたりしたのですが、だんだんバテてきてしまいました。

いったんバテてしまうと、リカバリーがなかなか難しい。

次第に自転車に乗るのがシンドくなってしまい、休む、自転車に乗る、自転車を押して歩く、また休む、、という順になってしまい、どんどん追い込まれてしまいました。

ここで引き返そうかと思ったのですが、スマートフォンのGPSで見ると、けっこう後半まで登っているんですよね、、、。

この機会を逃すとまた来るのも難しいし、通行止めになるかもしれない、、、なんて思うと引き返すのも惜しい気がしてしまいます。

このあたりで少しでも負担を軽くする為、固定ギアのギア比2からフリーギアに変えてギア比1.8にします。と言っても劇的に軽くなる訳ではないので、気持ち程度ですが、、、。

とりあえず食べよう!!となり途中で昼食。



時間もかなり使ってしまいました、、、。

ここから先は無理して乗らずに、自転車を押しながら、時々自転車に乗って、、、峠を目指しました。



途中、自転車で下る方がいたので、思わず声をかけてしまいました!!

「峠まであとどれくらいですかね?」

「あと1kmくらいですかね、、」

「坂はありますか?」

「けっこうありますね、、、長野県側から来たのですが、1時間オーバーで峠を越えたんです、、、」

「僕も1時間以上オーバーしてます」

「峠はアブとか飛んで大変でした」

「そうなんですか、、」

なんて会話をして、、、ここまで来たんだから、あと1km頑張ろう!!と決心しました。

そして自転車を押しながら登ると、、、ようやく峠が見えてきました!!



感動!!!というよりは、、、やっと終わった、、、、といった感じで、峠の余韻を味わう余裕もありませんでした、、、。



ここが埼玉と長野の境目で、ほんと、峠を越えて別の世界へ行くような感じがあります。

時間もかなり押してしまったので、あまり長居せすに元来た道を下ります。

フリーギアに変えてあるので、バテバテで登ってきた道を一気に下ります!!コレがまた楽しいんです。

泥の中を突っ込み、約4時間ほどかかった道のりを40分程度で走りました。自転車も服も泥まみれ!!



という訳で、なんとか峠には行けたものの、、、ペース配分や補給など、いろいろ再考の余地がたくさん見えてきました。

ダートを走るってこうゆう事なんだなと、思い知らされる結果となりました。

でも今回フリーギアがかなり活躍したので、やっぱりフリーギアは付けといて正解だったなと思いました。

正直、激坂みたいなのはあまり無かったので、MTBとかグラベルロードのような自転車なら、ここまで苦労する事はないと思います。


余談になりますが、前回紹介したMISSION WORKSHOPのフィールドバックパック。コレに腰ベルトを追加して、初めての実践投入だったんですが、ベルトの調整が簡単でフォールド感もしっかりあって、思った以上に負担を感じる事なく走ることができました。



かなり優秀なバックです。

そしてもう1つ余談になりますが、かなり時間が押してしまったうえに、カミさんが高熱を出してしまい、とにかく早く帰らなければならなくなってしまいましたが、三峰口駅の次の電車がなんと1時間待ち!!!

困ってしまった時にタクシーが見えたので声をかけたら、もう営業は終了との事。

しかし!!そのタクシーが帰宅するついでに西武秩父駅まで乗せてくれました!!

もう本当に感謝しました。

前回も王冠キャンプ倶楽部の人達に助けてもらったので、秩父の人達には毎回助けてもらっていて、ホントに頭が上がりません、、、。

改めてありがとうございます!!

という訳で、いろいろいたらない部分もありましたが無事帰宅できたので、今回の旅も無事終了。





2019年7月20日土曜日

日々どんどんと増えていくバック。

自転車に乗るようになってから、非常に興味をそそられようになったアイテムがあります。

それはバックです!!



メッセンジャーバック、バックパック、トートバックと、どう考えても必要以上に沢山のバックが揃ってしまいました。

自転車と同じで、あんな用途でこんなバックを使いたいたいな、、とか、こんな時にはこんなバックがあると便利だな、、とか、いろいろ思いを巡らせているうちに増えてしまいました。

一番のお気に入りは「D」の文字がかわいいR.E.LOADのメッセンジャーバックです。主に通勤用として使っていました。



ちなみに以前「D」の秘密に迫った記事を以前書きました。

・めぐりめぐるメッセンジャーバック
http://heimenzu.blogspot.com/2015/09/blog-post.html

R.E.LOADはアメリカでハンドメイドされているメッセンジャーバックで、量販店ではなかなかお見かけしないので少しレア感がありまが、前のブログにも書いてあるように千葉にあるDEPOTというお店で取り扱っているそうです。ちなみに、今だにこのお店行ったことないです、、。

以前は毎日のように使っていたのですが、マジックテープの部分にかなりゴミが溜まってしまい、風が吹くとペラっとめくれてしまうので(差し込みバックルをちゃんと締めれば問題ないですが結構面倒です)今は時々使う程度です。

そして今主として使っているのがLARSのメッセンジャーバックです。



これは日本のブランドですが、今はもう無いのかな??

プロが使うようなメッセンジャーバックを通勤などに使うと、やたらと重かったり、デカすぎたり、ポケットもシンプルすぎて不便だったりしますが、こちらはもっと一般の人達でも使いやすいようにデザインされているので、重量や大きさやポケットの位置などが非常に使いやすいです。

あと、ウォルドの139バスケットに程よく収まるのでとても重宝しています。



そうそう、カゴを自転車に取り付けた事により、バックもいろいろ模索する事になりました。

まずはL.L.Beanのハンターズ・トート・バッグ!!



これもチャックが付いているし生地も丈夫で、汚れも目立たない迷彩柄なのでよく使いました。

ただ、ショルダーストラップが付いてないので荷物が増えると背負えないのが欠点でした。ちなみにこのバック、今ネットで調べたらショルダーストラップが付いてますね!!興味をそそられます!!

その後、BLUE LUGの137トートバックも買いました。



137トートバックは自分のカゴよりもひとまわり小さいウォルドの137バスケット用に作られたバックで、カゴにしっかり取り付けられて、ちょっとしたダートを走っても荷物が飛び出さないという優れもの。

今までのバックは生地が2重になっているけど、これは1枚生地なので、雨にはちょっと弱いです。あと、底が少し深いので物を取り出す時若干面倒です。ちょっとしたお出かけや買い物で使っています。やっぱりストラップがあると歩く時も便利です。

と、まぁカゴに合うバックをちょこちょこ模索していたのですが、結局LARSのメッセンジャーバックをカゴに入れて使えばいいんじゃないか!という所で今は落ち着いています。

そして、サイクリング用に使い始めたのがバックパック。

まずはtimbuk2のスウィグです。



これは結構ボロボロで、壊れた箇所もありますが、補修して今でも使っています。欠点を言えば完全防水じゃないので、大雨が降ると下からの入水に弱いです。

timbuk2は少し前にバックのデザインも企業イメージもかなり一新され、前みたいに「バリスティックナイロンは弾丸も通さない最強のナイロン」「ここにも、ここにも、ここにもポケットがあるんだぜ!」みたいなバカっぽい宣伝文句もなくなり、ちょっと寂しさを感じてしまいます。バカっぽい頃のメッセンジャーバックも持っていたのですが、人に譲ってしまいました。ちゃんと取っておけばよかったなと思う今日この頃です。

そして、timbuk2のスウィグがちょっとボロくなったので新たに購入したのが、MISSION WORKSHOPのフィールドバックパックです。



これはとにかく高機能なバックで、スウィグと同じくらいの大きさですが、薄くて強い生地を使用しているので、容量がかなりあり、一生ビンも入ってしまいます。しかも防水性もしっかりとあります。

このバックは使う人に合わせてポケットなどを追加できるシステムになっていて、私も腰ベルトを追加で注文しましたが、入荷するのに4ヶ月くらい待ちました、、、なので、いざポケットを追加しようとすると、結構待たされるかもしれません。

あと、中央に大きな差し込みバックルが1つというのもイイですね。2つになると脱着が面倒なので、そのあたりもよく考えられているなと思います。

そして最近買ってしまったのが、CHROMEのワルシャワ2.0というバックパックです。



コレ、パッと見普通のバックのように見えますが、、、うちの赤ん坊と比較すると、、、



生後半年の赤ん坊が余裕で入ってしまうくらいデカイんです。

このバックがあれば絵とか運ぶ時に便利だなぁ、、、と以前から気になっていました。

まぁ正直絵を運ぶことなんてそんなにしょっちゅう無いんですが、古着屋さんでたまたま手頃な値段で売られていたので即買いしてしまいました。

まだ実戦投入していませんが、これから使うのが楽しみなバックの1つです。ちなみにコレも中央に大きな差し込みバックルが1つなのが嬉しい!!


コレらのバックにプラスして、自転車用ではバイクパッキング用のバックもあるので日々バックが増えていきます。

いろいろなバックを見ていると、こんな時にんなバックを使うとイイな!!なんて想像してしまい、本当に楽しくなってしまいます。



2019年7月14日日曜日

ただ生きてく!!「かぐや姫の物語」

だいぶ前にこのブログで高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を是非みたい書きましたが、ようやく観ました。

・だいぶ前のブログ「ディスク・メディアも一期一会 その43」
http://heimenzu.blogspot.com/2018/04/43.html



いや、これなんで映画館で見なかったのかなぁ、、、と改めて後悔しました。とても印象に残る素晴らしい作品です。

まず、アニメーションが素晴らしい。この手書き風というか、ほんと絵が動いている感じ。やっぱこいうのがアニメーションなんだなと思います。

特に素晴らしいのが、かぐや姫がまだ赤ん坊の時のアニメーション!!これが自分の赤ん坊がそのまま絵になって動いているような感じで、泣くシーンとか、もう本当に自分の赤ん坊を見ているような気がして、これだけで涙を出して感動しました。

あと、前にも書きましたが、人間と自然が共存する関係!これが非常に丁寧に描かれているなという印象で、とても自分の自然観にすっぽりハマりました。

ディズニー映画の「モアナと伝説の海」という作品があるのですが、海がまるで人間のように動くんです。そして主人公に合わせて海がありえないような動きをするんです。非常に分かりやすく描かれていて、それはそれでいいんですが、やっぱり自分の自然観からすると、なんかちょっとワザとらしいうかオーバーリアクションな感じがして正直スッキリしないんです。

でも自然って人間のように動いたり喋ったりしないじゃないですか。むしろ自然という、時には厳しい環境の中で、人間は叡智を絞って生きていく訳です。自然は決して英雄に助言したりお膳立することはなく、誰にでも、何処にでも無条件に人を突き動かしていくようなものなんじゃないかと思います。

かぐや姫はそいう無条件な自然の中でこそ人間性というものを見つけられたんじゃないかなと、、またそいうメッセージがこのアニメには込められているんじゃないかと思いました。

「ただ生きてく!!」

これでいいんじゃないかと、そんな事を思わせてくれる、非常に味わい深いというか、考えさせられるアニメーションでした。

この作品は一般受けするような作品ではないかもしれないし、子供が楽しめる作品でもないと思います。でもアニメーションが子供の為にあるというには誤解だし、ジブリはそいう事にとてもチャレンジしたと思います。

また、日本最古の文学である「竹取物語」を現代に当てはめて再評価した作品としても見れるので、非常に多様な見方ができるアニメーションなのかと思います。

2019年7月5日金曜日

マビック・エリプス

トラックアーカイブ号に新しいホイールをブチ込みました!!



MAVIC ELLIPSE(マビック・エリプス)



スポーツバイク(特にロードバイク)を手にしたなら、誰もが一度は憧れる名門ブランド!!それがマビック!!

余談になりますが、マビックは昔コンポーネントも作っていて、今やもう当たり前になった電動変速機を93年に発表し、99年には無線式電動変速機も発表するという先見性を持っていましたが、当時はまだまだ市場に受け入れられず、あえなく撤退した歴史があります。ちなみにマビックはまだコンポーネントを諦めたわけではないらしいので、もしかしたらマビックのコンポーネントがお披露目される日が来るかもしれません。


マビック・エリプスですが、アルミのホイールです。

スチールパイプのトモニー号はしなやかな乗り心地なので、トラックアーカイブ号はよりキビキビした走りのバイクにしたいなと思い、より剛性の高いパーツを探していたら、このホイールを見つけました。

カーボンホイールよりも値段がお手頃で、その割にオリジナルでついていたホイールよりも剛性が高そう!そして決め手はやっぱりマビックというブランド力!!



という訳で、早速走ってみました!!

印象としては、エッジの効いた鋭い走り!!といった感じがしました。

コレはタイヤを23cにしたこともあるかもしれませんが、なんかスピードも乗るし、パキパキとした張りのある走り方になったような気がします。

ちなみにその分、乗り心地はあまりいいとはいえません。でもそれは狙いどうりだし、トモニー号との差別化ができたので問題ないです。(ちなみにトモニー号は28cです)

個人的には23cは細くてあまりオススメはしたくありません。やっぱりタイヤはやや太めくらいの方が調子が良くて好きです。

またまた余談になりますがサーリーという自転車メーカーには「fff(fatties fit fine)」「太いのを付けらる方が調子いいよね!!」みたいなメッセージがフレームに書いてあって、サーリーの自転車は持ってないけど、とても共感しました。

あと、軽さですが、自分の感じたところでは、オリジナルで付いていたホイールより微妙に軽くなっているのかもしれませんが、そんなに劇的に変わるほど軽いなとは思いませんでした。

これまた個人的な意見ですが、軽さはそこまで重視しなくていいような気がします。もちろん軽くて悪いことはないのですが、軽さよりもしなやかさとか剛性とかの方を優先したいです。あと貧乏人なので多少重くても丈夫なのが好きです。

レースで0.1秒とか争うなら話は別かもしれませんが、ただ自転車乗っているだけで0.1秒の遅れになんの意味があるのか??と思ってしまいます。0.1秒の為に扱いの難しいパーツなんて使いたくありません。


なんか自転車うんぬんかんぬんを色々書いてしまいまいましたが、とにかく自転車はプロ選手以外の人はほぼ趣味なので、軽量パーツ使おうが、安い自転車買おうが、楽しんだもん勝ち!!なぜなら世界一カッコいい自転車は自分が乗っている自転車だから!!だと考えています。