2016年7月28日木曜日

美術館めぐり。

長野県へ。1日目は自転車で霧ヶ峰を走りました!!

2日目クルマをすっ飛ばして飯田市へ

ここには日本を代表するアニメーター、川本喜八郎の美術館があります。前々から訪れてみたい場所でした。



川本喜八郎はNHK人形劇「三国志」の人形も手がけました。この美術館ではその三国志の人形に会う事ができます。



呂布に諸葛亮に玄徳、関羽、張飛、曹操と董卓も!!あとはもう忘れていたようなキャラクターまで、、、いろいろ思い出して各シーンが蘇ります。

実際に人形を動かす事もできました。胴体はなんと紙で出来ています。それでも服を着させると、それなりの重量になるので、それを支えながら動かすのはかなり大変なんだとか。
基本的に一人一つの人形を動かしているみたいなのですが、腕とか体とか口とかを同時に動かそうとすると手がつりそうになります。

また三国志見たくなりました!!

あとはアニメーションの上映もされていて、今回見たのは「道成寺」という作品でした。
男性にフラれた女性が蛇に化けて男性をことん追い回すという、湿っけたっぷりの怨念感が見どころ。
これはクレイアニメで、実際に使われた人形も展示してありました。

他にも「火宅」というアニメーション作品に出てくる菟原処女の人形も展示してあました。実物が見れて大満足!!

個人的には「いばら姫またはねむり姫」なんかも好きです。あれね、男性ホルモンが漂ってくる感じがいいですね。

記念に三国志Tシャツを買いました!!




3日目は、池田町立北アルプス展望美術館へ!!!







北アルプスはあいにく雲の中ですが、とても広々していて気分爽快です。

しかし!!こんな爽やかな場所にはとても似合わないような展示がココでは開催されているんです!!

その名も「モンスターマスク」展



コレ!!飯田市でたまたま知ったんですが、マジでやばかったです。

いきなりペンライトを渡されて、展示室に入ると真っ暗!!受け取ったペンライトで照らして作品を見るという仕掛けになっていました。

ゾンビとかフランケンシュタインとか、もうカッコよすぎ!!よくやったよこの企画。

日本人のアーティストと海外のアーティストの作品が展示してありましたが、日本人の方がややコミック的な表現で、海外の方がちょっとリアリティ重心な印象を受けましたね。

写真が撮れないのが惜しかったですが、とてもいい展示でした。



この美術館周辺は軽く自転車で乗るにはちょうどいい場所でした。



峠を越えるとラベンダー園もありました。



ただ満開の時期は過ぎていたので、ちょっと閑散としていました。

という訳で、楽しい3日間もあっという間に過ぎ、今回の旅も無事終了!!


2016年7月26日火曜日

青空の向こうへ!!

自・転・車・復・活!!

久しぶりに自転車に乗りました。地獄の地底から自転車を引っ張りだして、いざ!青空の向こうへ!!

という訳で!霧ヶ峰のビーナスラインへ!!



まずは小淵沢駅から出発!八ヶ岳エコーラインを走ります。



もうね!!青空が眩しいよ!!ホント!!この日差しの気持ちよさを久しぶりに堪能しました。ヤッホーーー!!



そしてビーナスラインへ!山を登っていきます。



途中の湧き水発見!!



頭から突撃!水が冷たくて気持ちいい!飲み水も補給!!

さらに登り、すずらん峠を越えます。



可愛い名称とは裏腹に、けっこう登りました。久しぶりの自転車は体にこたえます。

ここから一気に下って白樺湖へ!!ザ・リゾート地って感じの場所ですね。ここでランチタイム。お蕎麦と天ぷらをぺろりとたいらげます。

一息ついたところで再出発!!霧ヶ峰へ。ここから先は絶景続き!!









アルプスの少女ハイジを歌いながら(どんな歌か知らないけど)走ります。でもアップ&ダウンを繰り返すので、けっこう疲れます。でも天気もいいし、景色も良くてテンションMAX!!

和田峠を過ぎるとビーナスラインも後半。



本当は美ヶ原まで行く予定でしたが、標高差が200mくらいのアップ&ダウンでヘトヘトになったのであっさりカット!!

扉峠から松本までの豪快なダウンヒル。何気にこのダウンヒルが一番疲れたかも、、、。



だいぶ日も傾きかけてた所で松本に到着!!

ちょうど良い感じで帰ってこれました。

霧ヶ峰ビーナスラインすばらしい道のりですね。何がすばらしいって、とにかく絶景がつづく所ですね。

なんか「すばらしい」とか「最高」とか、そんな言葉ばかりで、何の説明にもなっていない文章になりましたが、もう写真を見ていただければ、その感じが伝わるのではないかと思います。


そして、別の日は飯田市にある川本喜八郎人形美術館と北アルプス展望美術館で開催されていたモンスターマスク展に行きました。これは又別の話になります。

なので今回の旅はまだまだつづく。


2016年7月19日火曜日

コンパクトディスクも一期一会 その27

最近映画ばかり見ていています。

映画館で見たものもあればDVDで見たものもあるですが、今回はDVDの紹介です。

という訳で、見た作品がコレ!!



「サイレントランニング」という映画!!

表紙にロボットとか宇宙船が載ってると、ついつい買いたくなってしまうのですが、今回もやっぱりこのジャケットにつられて買ってしまいました。正直B級映画を期待していたのですが、、、見てみたらビックリ!!

めちゃくちゃ感動的な作品でした。

ホント、ラストシーンでは泣いてしまいました!!

映画に三体のロボットが登場するのですが、こいつらがね!!もう最高にカワイイ!!歩いているのを見るだけでもカワイイ!!



カワイイんだけどね、最終的には皆んな別れてしまうんですよね!もうこのロボット達を見ただけでも涙がでちゃうくらい切ない映画です!

それで一体だけ宇宙船(というかドーム)に残って、植物の世話をしながら宇宙を漂う事になるんです。

この映画はそこで終わってしまうのですが、そのドームに残されたロボットはどうなるの????

という訳で、

またしてもDVDを買ってしまったんですよ。

でも「サイレントランニング2」なんて作品は無いので、これはあくまで私の想像なのですが、多分このロボットの行く末は、この作品が示しているのではないかと思ったんですね!!

ピクサーの「ウォーリー」



サイレントランニングは宇宙船(ドーム)に取り残されたロボットですが、これは逆に地球に取り残されたロボットの話です。

誰もいなくなった地球で、ただ一体だけ黙々とゴミ清掃をしているロボット(ウォーリー)なのですが、けっこう彼には感情みたいな物が芽生えてきて、拾ってきたipodで男性と女性が恋をするシーンをずっと見ているんですね。それでいつか僕も誰かと手を繋ぎたい!!と思うようにうなるんですよ。

まぁでもロボットなんで男とか女とか無いように思いますが、、、とにかく人間の恋のような事がしたいと思うようになるんです。

この映画、最高に良かったです!!もっと早く見とけば良かったと後悔しました。

で、何が最高かと言うと、偶然この映画を見る前の日に「2001年宇宙の旅」を見たんですよね。



「サイレントランニング」の監督の人が、この「2001年宇宙の旅」の特撮を担当していて、それで改めて見たのですが、「ウォーリー」はこの映画からの引用がとても多く、この「2001年宇宙の旅」を見た後に見ると、とても笑えます。

それ以外にもロボットのウォーリーの起動音がパソコンのmacの起動音だったり、人類初の人工衛星スプートニックが(しかもゴミとして)出てきたりと、小ネタが満載。

人類も出てくるのですが、それが皆んな超デブで、インターネットばっかりやっているという有様。そして何も考えてないんですよね。「地球?何それ?」「地球に帰る?面倒くせ!!はやくネットやらせろ!!」みたいな状態!!とても皮肉がこもっていて素晴らしい。そんな中でロボットが活躍します。

話を戻しますが「サイレントランニング」でとり残されたロボットは、いつか人類に会える事を夢みて、もくもくと植物のお世話をし、ある日ステキなロボットが現れ、恋をするのではないか!!という事が想像でき、なんか少しホッとしました。


という訳で「サイレントランニング」「2001年宇宙の旅」「ウォーリー」と、並べて見て、ロボットとかコンピューターって人間の矛盾した考えの中で翻弄してしまう切ない存在なんだなと思いました。




2016年7月11日月曜日

気が狂いそうだ。これ以上はもうごめんだ



映画「ネットワーク」でクビを言い渡されたニュースキャスターが最後の放送日に言いたい事を撒き散らす名場面!!




参議院選挙の結果を見て、今日は窓を開けて叫ぶよ!!「気が狂いそうだ。これ以上はもうごめんだ」!!!!!



2016年7月10日日曜日

何を描いてるの? その10

どうも平面図です。

最近やらなきゃならない事が多々あって(だからって多忙な訳ではないのですが、、)なかなか自転車にも乗れてないし、絵も描いていない日々がつづいています、、、、なので今回は過去に描いたものを掲載しようかなと思います。

という訳で、いきなりですが今日は参議院選挙の日ということで、、、



とりあえず一票ぶちこんどけ!!という絵。

ちなみにコレ、Tシャツバージョンもあります。



この時期にそのTシャツを着ると、こんなヘンテコな絵でもなんか真面目な感じがして、、ちょっと気恥ずかしい気分になります。

続いて、、



密かに気に入っている絵です、、逆さまにしてみると、、、



上下どちらで見る事ができます。一見エッシャーみたいな絵ですが、エッシャーのような巧妙な視覚的仕掛けはありません、ただの歪んだ絵です。これもこのブログで度々登場している映画「ガリガリ博士」から影響を受けています。

続いて、、



貧乏人が素敵な格好に憧れるけだけの切ない絵です。よくデパートのショーウィンドウを眺めると、こんな気持ちになります。



これは美術の巨匠セザンヌをまるまるパクった絵です。

セザンヌ大好きなんですよね。絵がね、パッと見わからないんですが、よくよく見ると空間が歪みまくっているんです。



テーブルの端と端の辻褄が合っていないし、ビンだって傾いているし、リンゴもなんか大小バラバラでジャガイモみたで、まるでデッサンができない中学生の絵みたいなんです。こんな絵を予備校とかで描いたら、ぶっ飛ばされるか「お前には才能が無い」とか言われるんだろうな、、、(予備校行った事無いけど)


選挙に行ってくるので今回はここまで。これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。