2019年5月19日日曜日

興味の尽きないアーティスト、マイルス・デイヴィス

最近ジャズトランペットのマイルス・デイヴィスを聴いています。

さすがに巨匠クラスだけあって、アルバムもおびただしい数があり、スタジオアルバムですらどいう順番で作られたのかいまいちよく分からないんですが、とりあえずカッコイイのが「Kind of Blue」ですね。

●Miles Davis / Kind of Blue



一曲目の「So what」からもうカッコよすぎる!!

・So what
https://youtu.be/zqNTltOGh5c

初めて動画で演奏している姿を見た時は震えました!何だろう、このクールな感じ!!徐々に始まって、一気に爆発する感じ!!もうカッコイイなと!!トランペットってこんな風に吹くものなんだなと思いました。

一時期は子供の子守歌として聞かせまくっていました(でも本当はロックの方がスヤスヤ寝てました)。今でもリラックスしたい時は迷わず「Kind of Blue」を聴いています。


●Miles Davis / Sketches of Spain



アランフエス協奏曲という、一度は耳にした事があるであろう曲をクールに!しかし情熱的に演奏しているアルバム。印象としてはとてもシンプルな感じがしますが、そこがまたカッコイイです。

・Sketches of Spain
https://youtu.be/mSS5p9BdNGU



●Miles Davis / Bitches Brew



代表的なアルバムです。ジャズというよりはもうロックとかの方が近くて、荒れ狂うような音の嵐は聴いていて訳が分かんないですが、とてもエクスタシーを感じてしまいます。ジャケットのイラストもなんかミステリアスだし、CDでも二枚組というボリューム感はもあって、かなりの怪作です。



・Bitches Brew
https://youtu.be/SbCt-iXIXlQ


●Miles Davis / On the Corner



これはもはやジャズなのか?と思ってしまうほどファンクなどの影響が強いアルバムです。個人的はこのアルバムのイラストと相まってかなりご機嫌な感じが大好きです。でもよくよく聞くとジャズっぽい雰囲気もあって、なんとも言えないハイブリット感がとても魅力的です。

逆に言うと、ジャズ特有の堅苦しさがなく、ジャズにあまり興味ない人でも楽しめるアルバムだと思います。

・On the Corner
https://youtu.be/AIqXprCArdo


そして、マイルス・デイヴィスを初めて聴いたアルバム2枚。

●Miles Davis / TuTu



・TuTu
https://youtu.be/sAMJy-PHzKE


●Miles Davis / Doo-Bop



・Doo-Bop
https://youtu.be/bH8GeQZTdHk


マイルス・デイヴィスってジャズの有名な人だよな!!とりあえず聴いてみるか!!

聴いて仰天してしまいました!!

なんだコレ!ヒップホップじゃん!!

本当におったまげました。この2枚を聴いて、マイルス・デイヴィスって何者なんだ!!と思うようになりました。

でもジャズと言えばジャズだし、でもジャズと思って聞くと違うような気もするし。このジャンルのボーダレス感!!そしてちゃんとカッコイイんですよね。むしろメインストリームのヒップホップのやんちゃな感じがなく、より熟練されたクールな音作りは聴きやすくて好感を持ちました。


そして個人的には今の所難解なアルバムが「クルーの誕生」です。

●Miles Davis / Birth Of The Cool



・Birth Of The Cool
https://youtu.be/858K1TenEeY

別に悪いアルバムではないのですが、今聞くとどうしても古く臭さを感じてしまうし、こいう感じの音を聞くなら違うアーティストのアルバムを聴いてもいいのかなと思ってしまいました。

でもコレ、何が難解かというと、ビ・バップという演奏法に対してクール・ジャズという新たな提案を行った画期的なアルバムだそうです。

なのでジャズの歴史とか流れを理解しているとより楽しめるのかなと思いますが、先にも書いたように「Kind of Blue」と比べてしまうと古臭い感じがしてしまい、今のところ自分にとっては難解なアルバムだなという印象が残りました。


マイルス・デイヴィスは色々な方向性のアルバムがあり、1つ1つが特徴的で面白いですね。
インタビューなんかもちょこっと読んだのですが、話がなんか断片的なので、いまいち意味が分からず。さらに絵とかも描いているみたいで、なんか興味の尽きないアーティストですね。




2019年5月12日日曜日

何を描いてるの? その34

久しぶりに描いた絵を紹介します!!

子供が生まれてから、なかなか絵を描く時間を確保するのが難しく、、改めて思うと絵を描くってけっこう時間のかかる作業なんだなと思う今日この頃です。

●ドロドロウネウネしてますね!!な絵



ちなみにこの作品は子供が生まれる前に描いたものです。もう正直何を思って描いたか忘れてしまいました。

ドロドロウネウネしてますね、、奇妙な作品だ!!多分ゾンビ映画とか、あとは「悪魔のいけにえ」を映画館で見て、やっぱり映画館で見るのはいいな、、なんてニコニコしながら描いていたのかもしれません。


●Motionな絵!



これは子供が生まれた後に初めて描いた絵です。

まだまだ小さい赤ちゃんなので、そばを離れる訳には行かず、今までどうりペンとか色鉛筆で絵を描くのがむずかしくなって、どうしよう??と思っていた所、以前パソコンを使って絵を描いていて、今ならノートパソコンなので、どこでも作業ができるぞ!!と思って描いた絵です。

まぁ正直に言ってしまうと、パソコンを使ってどうやって描いたらいいか?なんて考えていたので、あまり絵に対しての内容のようなものはないのですが、パソコン=3Dという事で、以前にも紹介したかもしれませんが「Warp Records」の「Motion」のイメージが湧いたように思います。

・Warp Records - (Motion)
https://youtu.be/LmLUs6mjs6Y

でも今改めて思うと、この映像作品ちゃんと通して見た事無いなと、、、今度子供と一緒に見てみよう、、、、汗。


●寄せ集めて描いた作品



これは最近描いたものをコラージュ的に寄せ集めた作品ですが、最近ようやくジョージ・オーウェルの「1984年」を読んだので、その影響が色濃く反映されデストピアチックな作品になりました。

監視管理社会の息の詰まるような世界を書いた「1984年」!!名作と言われているだけあって、なかなか鋭い作品ですね。

今スマホなんかを通して居場所とかメールの内容とか、何を買ったとか、どんなサイトを見てるとか、簡単に分かってしまうし、顔認証ができるカメラなんかも開発されいるような世界なので、いやホント洒落にならないわ。まさに「障子に目あり」ですね!

話しは変わりますが、スティーヴン・スピルバーグ監督の「マイノリティ・リポート」も、監視社会をテーマにしている訳ではありませんが、その世界観はかなり監視社会に近いものがあります。でもこの映画の場合それを逆手にとってギャグっぽくなっているのが楽しい。

・マイノリティ・リポート
https://youtu.be/lG7DGMgfOb8

しかし、デストピア映画ばっか見ていると、なんかどよ〜んとした気分になってしまうので、人生はキャバレーのように楽しくいこうぜ!!という事でジャズ・ミュージシャン「ルイ・アームストロング」の「キャバレー」!!この曲、落ち込んだ時に聞くと元気が出るので大好きです。

・Cabaret
https://youtu.be/gRdcm2Lx7qo



これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。

2019年5月1日水曜日

バイクパッキングでソロキャンプ!!

バイクパッキングでキャンプしてきました。実に一年ぶりくらいです。

しかも、初のソロキャンプです。

よくよく考えると、一人で泊まりがけの旅行をするのは何年ぶりになるのでしょうか??

今回は1度は行ってみたいと思っていた中津川林道を走ってみる事に!!

バイクパッキングですが、以前はカミさんと荷物も分散していましたが今回は全て積んだので、さすがに荷物がパンパン!!テントも2人用のダブルウォールテントなのでソロキャンプだとさすがにかさばります。



しかも前回のバイクパキングでフロントバックがカンチブレーキに干渉し、フレームにキズがついてしまったので、今回は荷物を干渉しないよう工夫したら、今度はライトが荷物に当たってしまい、トンネルが多かったので前を照らす事ができず、、、まだまだ再考の余地があります。


三峰口駅からスタート!!



滝沢ダムが見えてくるとループ橋が登場!!ゆっくり登っていきます。



道の過程が奥多摩と似ていますね。終点の駅から出発して、ダムを超えるとだんだん山深くなり、迫ってくるような山肌は心細くなります。



さらに進むと未舗装へ!!テンションが上がります!!



しかし!!!



ここから先は全面通行止め!!しかも無断で入った奴は各関係機関に通報すると言う、かなり強いメッセージまでありました。

聞くところによると3年前から通行止めだとか、、、もっと調べればよかったですね。

いや、でもね、林道ってけっこう行かないと分からないんですよ。通行止めと言っても峠までは行けたり、場合によると自転車はOKというパターンもあります。本当は各自治体に連絡して確認するのが一番なんでしょうが、それもそれでけっこうめんどくさいので、こいう事に陥りやすいです。

まぁこんな事もあろうかと、、かなり遠回りになってしまいますがぶどう峠を超える案も一応考えてきていました。

時間が惜しいので、早速ぶどう峠を目指します。



しかし!!!ぶどう峠へ繋がる林道も工事中で通行止め!!



さらに八丁峠も通行止め!!

3つの林道が全て通行止め!!



ちゃんと下調べを行わなかった自分の責任なのは重々承知なのですが、、、もうちょとなんとかなならんのカナと、、、思ってしまいました。

仕方がないので近くにある王冠キャンプ倶楽部に無理を承知で泊まれるかどうか尋ねたら、本来は当日受付はおこなっていないのですが、特別に泊まる事を許可してくれました!!しかも食料が昼食分しか持っていなくて、夜と朝は買い出しする予定だったので、ちょっと困っていたら、キャンプ場を利用しているお客さんが少し食材を分けてくれました!準備不足な自分が少し恥ずかしかったですが、もう本当に感謝しました。

人の温かさに触れると、今度困っている人がいたら自分も助けてあげなきゃなと思います。ともていい経験をしました。

そして翌日は雨!!



キャンプ場の人と食材を分けてくれた人にお礼を言っていざ出発。



改めて見ると岩だらけですね。迫力があります。



せっかくなので林道御岳山線も(期待せずに)行ってみたら、、、途中まで行けたものの、やっぱり通行止めでした。



最後に道の駅大滝温泉で温泉に入ってわらじ丼食べて帰ってきました。




今回の旅も無事に帰ってくることはできましたが、反省点の多いキャンプとなってしまいました。とにかく荷物が多いので食料も1食分しか積む事が出来ず、バイクパッキングもプランニングも再考の余地ありといった感じです。でもいい経験になりました。

余談ですが、中津川林道は今年の夏に開通するかも?という噂を聞きました。


2019年4月21日日曜日

指南書的な存在、、ナース・ウィズ・ウーンド・リスト

イギリスに「Nurse With Wound」というノイズバンドがいます。

このNurse With Woundというバンド自体もとても興味深いのですが、このバンドのファースト&セカンドLPには自分たちが影響を受けたミュージシャンを記載した通称「ナース・ウィズ・ウーンド・リスト(NWW List)」というものがあります。



めちゃめちゃ細かい字で書かれています。ちなみにこのリストのTシャツを発見して、思わず買ってしまいました。




このリストには有名なバンドから聞いたこもないようなバンドまで、実に295名のバンドなどが紹介されていて、これがファンの間では指南書的な存在として語り継がれています。

NWW List
https://www.discogs.com/lists/NWW-List/2617?page=1

私もこのリストにすっかりハマってしまって、と言ってもこのリストを片手にレコード屋を練り歩いて探している訳ではなく、レコード屋さんから「NWWリスト掲載!」などの謳い文句が書かれると、ついつい買ってしまうという感じです。なので完全にセールストークに乗せられているだけなのですが、これがまた本当にハズレが無いというか「こんなバンドが存在してたのか!!」と毎回驚かされています。


まずは有名どころを紹介!

●Public Image Limited / Public Image Limited




●King Crimson / クリムゾン・キングの宮殿




●Kraftwerk / autobahn



余談になりますがこの前Bunkamuraオーチャードホールで行われたクラフトワークのライブ「3-D Concert」に行ってきました!!もうほんとに素晴らしかったです!

そして、クラフトワークの初期の人たちと関わりがあるIbliss!!

●Ibliss / Supernova



・Ibliss
https://youtu.be/9lMKSXhnwCM


それからフランスのアヴァンギャルド・ロックグループ「Etron Fou Leloublan」

●Etron Fou Leloublan / Batelages



・Batelages
https://youtu.be/fTNfVf4TN_g


ジャケットのデザインだけで買ってしまった、こちらもフランスのアヴァンギャルド・ロックグループ「Red Noise」

●Red Noise / Sarcelles - Locheres



・Sarcelles - Locheres
https://youtu.be/aiOtGFRykwk


異色のフルート奏者Jean Cohen-Solal!!

●JEAN COHEN-SOLAL / Captain Tartho



・Captain Tartho
https://youtu.be/4b1eP2YWQQY


より実験音楽な色彩が強い、フィンランドのノイズ&パフォーマンスバンド「The Sperm」

●The Sperm / Shh! Heinäsirkat



・Shh! Heinäsirkat
https://youtu.be/EDhg6xi1qgo


フランスのアヴァンギャルド・ジャズの名盤!!オリジナルのレコードはレア物だそうです!

●Jean-Jacques Birge ・ Francis Gorge ・ Shiroc / Defense De



・Defense De
https://youtu.be/pW3ntZZZypQ



あと、自分の好きなLAFMS (The Los Angeles Free Music Society)関連のバンドもいくつか掲載されています。

・Airway
https://youtu.be/deOVTDGZe7A

・Doo-Dooettes
https://youtu.be/zxDylTF69cE
↑ちなみにこの冒頭の音源はゾンビ映画「サンゲリア」のテーマ曲です。

・Le Forte Four
https://youtu.be/PJUPJ1YOocA

・Smegma
https://youtu.be/ns3BpgvjPPA

確かLAFMSはこのNWWリストに掲載された事で音楽ファンの間で知れ渡ったらしいです。



まだまだありますが、キリがないのでここまで。

このリストを見ると、本当にまだまだ知らないミュージシャンが沢山いるなと思います。今はネットで探せば音源くらいは聞けるのでいい時代になりました。でもこのリストですら1つのジャンルのほんの一握りです。音楽の世界は海のように広く深いですね。


最後にNurse With Woundのファーストアルバムを紹介!!オリジナルのレコードはレア物です。

●Nurse with Wound / Chance Meeting on a Dissecting Table of a Sewing Machine and an Umbrella



・Chance Meeting on a Dissecting Table of a Sewing Machine and an Umbrella
https://youtu.be/xNvPTGjiVNc

2019年4月14日日曜日

常に危うい、、ザ・ヴァーヴ

ジーザス&メリーチェイン、オアシスと続いて、最近ブリティッシュ・ポップを聞き直しているのですが、やっぱこのバンドはいつ聞いてもカッコイイ!!

ザ・ヴァーヴ!!!


●The Verve / A Storm in Heaven



ザ・ヴァーヴのファーストアルバム!うねるようなモヤモヤしたギターがもう最高に気持ちいい!!

・Slide Away
https://youtu.be/X45hWP_QKt0

このアルバムはなんか漠然とした不安感がありますね。家に居て、やる事もなくて、ソファーに寝っ転がって、タバコでも吸いながら1日中無気力なままただただこのアルバムを聞いている!!緩やかにどん底に落ちていく事に対しての鎮痛剤的なサイケデリック・ミュージックと言えばいいのでしょうか??

あんまりこんな音楽ばっかり聞いていると精神衛生上良くないかもしれませんね。でもこのアルバム好きです。


●The Verve / A Northern Soul



ファーストよりも聞きやすく、ポップになった印象のセカンドアルバム。でもサイケデリックなギターも存在していて、やっぱりカッコイイ!!ポップとしてもサイケデリックとしても聞ける、ある意味バランスのとれたアルバムなのかと思います。


●The Verve / Urban Hymns



ヴァーブの中でもっともヒットしたのがこのサードアルバムで、特に1曲目の「Bitter Sweet Symphony」は超有名です。

・Bitter Sweet Symphony
https://youtu.be/1lyu1KKwC74

私も初めてヴァーヴを聞いたのはこのアルバムからです。

しかし、ヴァーヴの流れの中で見ると特殊なアルバムで、セカンドアルバム製作中にギターのニック・マッケイブとヴォーカルのリチャード・アシュクロフトの仲が悪くなり、いったんバンドは解散。その後、リチャード・アシュクロフトはニック・マッケイブ抜きでアルバム制作を進めて、途中からニック・マッケイブも参加して完成したのがこのアルバムだそうです。

なので、サイケデリックというよりは、なんか牧歌的な雰囲気があり、ヴァーヴの中では一番親しみやすいアルバムなのかなと思います。

個人的に好きな曲は「This time」かな。

・This time
https://youtu.be/9A1QxwyT2Lg

サイケデリックだけど、ファーストのような暗さはなく、リラックスできる感じが好きです。


●The Verve / FORTH〜再生



Urban Hymnsから二度目の解散を経て、実に11年ぶりのアルバム。雰囲気としてはセカンドに近い感じがします。特別印象の強いアルバムではありませんが、やっぱりカッコイイです。


ザ・ヴァーヴは何度も解散したり、リチャード・アシュクロフトが薬物中毒になったり、でも11年ぶりにニューアルバムを発表したりと、常に危うい感じがしますが、そこが魅力的でもあります。

決して万人に好まれる音楽ではないかもしれませんが、個性的でとても好きなバンドです。





2019年3月31日日曜日

福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ

東京国立近代美術館で開催されている福沢一郎展を見に行きました。



この展覧会の名前が見事ですね。

「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」

もうこのタイトルだけで満足感があります。

雑誌とかの写真のイメージをはり合わせる様に描くコラージュの手法を使った画風はユーモアがあって、見ていて楽しい。



巨大な顔の絵は映画「未来惑星ザルドス」を彷彿とさせるいい絵ですね。



マックス・エルンストがコラージュの手法を使って書いた本「百頭女」から影響を受けているそうです。私もこの本大好きです。



戦後は群像を描くのに取り憑かれたそうです、、、



上の絵は「敗戦群像」というタイトル。タイトル名がいいですね。この後なぜか絵がグロテスクな方向に向かっていきます。



下の作品はグロテスクな植物がカラフルに描かれている大作(めちゃくちゃデカイです)。なんでこんな絵描いたんでしょうか!!素晴らしいです。



グロテスクと言えば最近見た映画「遊星から物体X」出てくるモンスターが最高にグロテスクでカッコ良かったです。



この2つの人間の顔が分裂するモンスターの造形!!これだけでもこの映画を見た価値あったなと思いました。

話は飛びますが、ルネ・リンドブラッドというミュージシャンの「Objekt 2」というアルバムのジャケットデザインも同じく顔が分裂している様なイメージの絵が描かれていて、なんかすごい映画とジャケットの絵がリンクしました。



写真がなかったのですが、このジャケット中を開くと顔がビヨ〜〜んと伸びている絵もあって、本当にイメージが重なりました。


話を戻しますが、福沢一郎はこの後南アメリカなどを旅し、いきなり作品がカラフルになります。



写真がなかったのですが、「顔」とか「いれずみの男」という絵が個人的には好きになりました。

そして最後はオイルショックの時に起こったトイレット・ペーパー問題を描いた作品。



その名も「トイレット・ペーパー地獄」!!素晴らしいタイトルだ!!

個人的な好みですが、映画「イナゴの日」の最後のシーンの様なイメージの群像を描いてくれると、よりニコニコしてしまったかもしれません。




という訳で、福沢一郎の事は今まで全然知りませんでしたが、自分の好きな映画とか絵とかを彷彿とさせてくれる様な絵があり、楽しかったです。こんなアーティストが日本にもいた事に驚きました。