2015年12月24日木曜日

いざ!冬晴れ

冬!寒いですね。

でも冬の晴れた日は空気が乾燥していて景色が遠くまで良く見えます。

なので今回は遠くの富士山を楽しむべく、自転車で峠に登りました。



しかし、なぜ私達は富士山を見たいと思うのでしょうか?

富士山みたいな山はいたるところにあるのに、なぜ富士山を見ると感動するのか?けっこう不思議に思っています。


話を戻して、、

まずはこの時期になると一度は訪れたくなる厳道峠に行ってきました。

道志道側から登りましたが、、峠までの道のりでけっこうアップ&ダウンがあり、、毎回ですが苦しめられました。

そして峠道に入っていきます。



見事な晴れですね、、これは富士山がよく見えるのではないかと期待できます。

のんびり登板し、そろそろ峠かな??と思ったところで到着。



さらに徒歩で鉄塔まで登ります。

そこから富士山が、、、、



見えたーーーーーーーーー!!!

着いたのがお昼すぎなので、やや逆光ですがよく見えます。

ここで昼食。稲庭うどんとフリーズドライの卵スープを使ってクッカーで作りましたが、麺を先に入れたのでくっついてすいとん状態に、、、また、スープを後に入れたのでうまく溶けずにちょっと失敗しました。

でも富士を見ながら食べれば失敗しても美味しいです。

そして食後のコーヒー。



幸せを感じました。


続いて別の日は、豪快に富士山が見える足柄峠に行ってきました。

輪行中の電車の中から富士山が見えたのでこれは期待できる!!

いざ足柄峠を登板。

ここ、夕日の滝の曲がり角を過ぎると斜度10パーセント代の急坂が始まります、、。

見晴らし台のあずま屋が見えると、後少しか、、と思ったら、まだまだ続く急坂に苦しめられました。

どうにかこうにか登りきり、夏でもないのに汗がびっしょり、、、水もあっという間に底をついてしまいました。

そして富士山が見える高台に登ると、、、



富士山は雲の中、、、残念。

お昼を食べ、来た道をふたたび下り、酒匂川サイクリングコースに行ってみました。



松の間を走り、なかなか気持ちい道でした。

つづいて太平洋岸自転車道を走りました。



海も見えて、それなりにいい道だなと思ったら、わずか5〜6キロくらいの区間しかありませんでした。

後で調べたら、この太平洋岸自転車道、千葉から和歌山までを結ぶ壮大な道である事が判明。

ただ、部分的にしか開通していないらしく、その道も今は荒れていたりしていてけっきょく企画倒れで終わってしまったような雰囲気が漂っています。

また車道に戻り、藤沢までひたすら走って今回の旅も無事終了。


という訳で、これから忘年会ラッシュなので、今年のライドはもしかしたらこれでお終いかも。

今年はフレームも新しくなって(もう輪行などで傷がいたるところに付いてしまいましが、、)榛名山ヒルクライムやら乗鞍やら大島やら碓氷峠やら、行ってみたい所に行けて、とても充実した年になりました。

また、「2015年は2.59の年」という事で、固定ギアのギア比を2.59にしましたが、けっこういいギア比ですね。ある程度の峠もこのギア比で登れるようになりましたし、下りもまあまあこなしてくれます。

欲を言えば、、、林道や荒れた道などを行く時用により低いギア比の自転車を、、、そして坂の下りや平地を楽しむ用にもっと高いギア比の自転車を、、、欲しい所です。

また来年も良い年にしたいですね。




2015年12月19日土曜日

生意気な高校生

確か高校生の頃に買った靴があります。



初めてブーツでゴアテックスを使ったと言われているダナーライトです。

コレ、調べたら4万円ぐらいするんですね、、、、

高校生でこんな高価な靴を買うなんて、なんて生意気なんでしょう。


しかし、その高価な靴もメンテナンスがよく分からなかったり、脱着が面倒だったりで、けっきょく下駄箱の奥にしまわれる羽目に、、、。

それから10年くらい経ったある日

え!!この靴ゴアテックスなの!!スゴイ!!

となって、

雪の日に履いたら、、、水たまりに入っても水がしみてこない!!滑らない!!そして履きやすい。

この靴の真価を知ってからは、もう手放したくない逸品になりました。

しかも今だったら靴に4万円なんて絶対無理。なのであの時買って良かったなと、今は思っています。


今回はがれてしまったソールを新しくして、綺麗になりました。

この前奥高尾縦走の時にこの靴がとても恋しかったので、また履けるようになって嬉しい。

本格的な登山には向かないけど、ハイキングや軽登山なら使えるとの事。

またハイキングに行きたいなと思いました。









2015年12月15日火曜日

山上の昼食

大雪で路肩が崩壊して以来ずっと通行止めになっていた和田峠の相模湖側がようやく開通したとの事!!

いやー嬉しい!!今年はマッドマックスにスターウォーズに和田峠開通に、、当たり年ですね!!??

という訳でヨメさんと自転車で和田峠までアタックし、徒歩で陣馬山まで登ってランチを食べる事に。



久しぶりの相模湖側からの和田峠。

なぜ嬉しいかというと、峠らしい峠に初めて登った場所でもあるし、固定ギアで何度も登る練習(という程のものでもないですが、、)をした場所でもあるからです。

10パーセントの傾斜に何度撃沈した事か、、、。

もう向かう途中からワクワク。お茶畑なんかもあり、いい雰囲気です。



そしていざ登板開始!!

「ここからキツイ登りが始まるんだよな」

とか、

「あ〜ここで足着いたな」

とか、

「ここキツイ登りなのに、テニスコートから楽しそうな声が聞こえてムカつくんだよな」

とか

いろいろな思い出が走馬灯のように出てきます。

そして富士山が見えるビューポイントを越えればもうひと踏ん張り。

頑張れ自分!!

そしてついに和田峠に到着。



みごと足をつかずに完登!!

いやー自分成長したなと思いました。

石の上にも三年ですね。

何時かは八王子側からも足つきなしで登れる日が来るのかなぁ、、、いや無いか。


さてさて、ここからは徒歩で陣馬山まで登ります。

階段の多さにヨメさんの足がプルプル。

まぁ私も若干プルプル。

山頂は、、、



前回同様みごとな曇り。

ポカポカお日様が恋しいところですが、ランチの支度をします。

今回はペミカンと呼ばれる山の保存食を使ってカレーを作ります。



このペミカン、初めて作ったのですが、油で食べ物を固めて保存するものらしく、バターを普段では考えられないくらい多く使うのでけっこうビビりました。

これを入れて水を沸騰させ、最後にカレーのルーを入れると完成です。

ちなみにご飯はおにぎり状にして持ってきました。



油が多いのでくどいかなと思いましたが、疲れているせいか、寒いせいか、とても美味い!!山マジック。

これはやみつきになりそうです。

陣馬山はあかわらず曇っています。





食後のコーヒーを飲んで、陣馬山を下ります。和田峠から、今度は醍醐林道を通って八王子まで帰ります。

道が荒れていてとってもデンジャラス!!




距離は短いですが、とてもいい思い出を作る事ができました。

最後に南長崎(東京だよ)の焼き鳥焼き豚の店「太陽」によって、今回の旅も無事終了。



もつ煮込みがなぜかとてもクリーミーで、美味しかったです。




2015年12月11日金曜日

コンパクトディスクも一期一会 その22

最近風邪をひいたこともあって、映画に、読書に、音楽に、インドア全開の平面図です。
その風邪もようやく治ってきたので、また自転車に乗りたいなと思う今日この頃です。

さて、久しぶりに聞いたら、やっぱりいいな!!と思ったCDを紹介します。

ノイズミュージックの重鎮「Organum」

●Organum / Vacant Lights ・ Rara Avis




●Organum / Amen ・ Sanctus ・ Omega ‎




●Organum / Sorow




時代によって音楽性が少し変わりますが、即興と、長くて変化の少ない音楽(言わいるドローン)が基本的な音楽スタイルになっていて、最近の作品は宗教音楽のような恍惚感があり、ハマる人にはハマると思います。




まだまだあります

●Organum / Veil Of Tears




●Organum & Eddie Prévost / Crux ・ Flayed




●Organum / Ikon




●Organum / Volume One & Volume Two ‎



ちなみにこの「Volume One & Volume Two」はジャケットが真っ黒という究極のデザイン、、、。

この辺のアルバムは即興音楽で、実験的な音の面白さがあります。




そして最も凶暴なアルバム!!

●organum & New blockaders / pulp



ちなみにこのアルバム、友達に聞かせたら3秒で「もういいや」と言われました。

まぁ正直僕も年に一回聴くか聴かないか程度ですが、僕のイメージするノイズミュージックって、まさにこのアルバムのような音です。



このアルバムが好みの人は New blockaders の方がハマるかもしれません。


最後にorganumの魅力とは、、、ん〜〜安定したベテランの力量感。
音に対するこだわりと追求する姿勢がとても強く感じられる職人気質のアーティストだと思います。

あと、アートワークが好きなんですよね。











2015年12月4日金曜日

コンパクトディスクも一期一会 その21

めちゃめちゃ影響を受けたドイツのノイズバンド、「H.N.A.S.(Hirsche Nicht Aufs Sofa) 」!!

ノイズと言うと、なんかテロリストみたいな人が出てきて、「ガガガービビビ−〜〜」っと雑音を鳴らす、野蛮なカッコ良さがみたいなのがある(と思うのですが)、それらとは一線を画するシュールレアルズムみたいなイラストと不気味な音楽に衝撃を受けました。

●H.N.A.S. / Melchior




●H.N.A.S. / Im Schatten Der Möhre




●H.N.A.S. / Küttel Im Frost




●H.N.A.S. / The Book Of Dingenskirchen






H.N.A.S.の魅力とは、、A級並みのセンスとテクニックを持ったB級作品と言えばいいのか?
時々下手くそな歌とかも入っているのですが、そういうバカバカしいものに最高のセンスとテクニックを惜しみもなく投入するナンセンスさと言えばいいのか。そのシュールな世界観ですかね。

てか、このバンドのクリストフ・ヒーマンとアヒム・P・リ・カーンは共に天才肌のようなミュージシャンで、まさに夢のようなバンドだなと思います。