2018年12月9日日曜日

世界の終わりで、「R.E.M.」

この前、アメリカのロックバンド「R.E.M.」の、持っていなかったアルバムを中古でごっそり買い、ようやくオリジナルアルバムを全て揃えました。

オリジナルアルバムは全部で15枚!!

●R.E.M.

1983年『マーマー』
1984年『夢の肖像』
1985年『玉手箱』
1986年『ライフズ・リッチ・ページェント』
1987年『ドキュメント』
1988年『グリーン』
1991年『アウト・オブ・タイム』
1992年『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』
1994年『モンスター』
1996年『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』
1998年『アップ』
2001年『リヴィール』
2004年『アラウンド・ザ・サン』
2008年『アクセラレイト』
2011年『コラプス・イントゥ・ナウ』

改めて見ると、、、、全部手元にあるわー〜〜ー!!!このブログを書きながら思わすニヤニヤしてしましました。

R.E.M.のアルバムを買う時は、なるべく日本盤の和訳カードが入っているのを見つけて買っていました。

R.E.M.の魅力のひとつは、なんと言っても文学的なまでにミステリアスな歌詞です。多分この歌詞が好きか嫌いかで、このバンドの好き嫌いが別れると思います。

アルバム「アップ」に収められている「デイスリーパー」という曲の歌詞の和訳を引用します。

●R.E.M. / Up



・Daysleeper
https://youtu.be/uUcKeKt8C1k


「デイスリーパー」

午前3時の受け取り部署
年配の社員はほとんど人事カットされてしまった
辞令が掲示された
コールバックも文句なしに
辺りは静かだ

香港とつながっている
台北は目覚めている
みんな24時間のリズムのことを話している

すり減った新聞の文字で今日を見ている
僕の夜は頭痛の灰色なんだ
デイスリーパー

強弱と弱者がそれぞれの
領域に印をつけている
国際的な栄光で
目の見えないものを導いている

僕が画面なんだ、目が眩む光り
僕が画面だよ、夜に仕事をしている

すり減った新聞の文字で今日を見ている
僕の夜は頭痛の灰色なんだ
そんなに沢山のことで起こさないでくれ
デイスリーパー

この前の夜は泣いていたよ
何故だかも分からない
蛍光アパートにカフェインの明り
バランスを取るのが難しいんだ

僕が画面なんだ、目が眩む光り
僕が画面だよ、夜に仕事をしている
今日を見ている、、、、
そんなに沢山のことを起こさないでくれ
オーシャンマシーンは9に設定されている
僕は天国とバレンタインになんとか行って見るよ
ベットが僕を引っぱっている
引力だ

デイスリーパー、デイスリーパー
デイスリーパー、デイスリーパー、デイスリーパー


こんな感じではっきりしない言葉がづらづらと並んでいて「結局何が言いたいの?」言いたくなりますが、こいうはっきりしない不安感!!みたいなものを表現しているんですよ!!きっと。

歌詞で何かを物語るというよりは、歌詞の文章を楽しむ、という感じです。

でもよくよく読むと政治的だったり社会的な歌詞もあったりなんかして、そこがやっぱりロックだな!!と思う訳です。

もっと色々書きたいのですが、(例えばどのアルバムがいいか?とか、アンプラグドがまた素晴らしいなどなど)書き出すとまとまらなくなりそうなので、今回は「アクセラレイト」の「アイム・ゴナ・DJ」の歌詞を引用してお終いにしたいと思います。

「死とは本当のファイナル 僕が集めるヴァイナル DJするんだ 世界の終わりで だって天国にイカしたプレイリストがあるのなら 世界の終わりで 逃す手はない」

この歌詞が痺れますね!!死んだって、世界が終わったって、音楽は鳴り響くんだ!!!マスターピース!!


●R.E.M. / Accelerate




・I'm Gonna DJ
https://youtu.be/Fm15czRyCGk

このライブ映像テンション上がりますね!!!やっぱり最高だーー!!


「アイム・ゴナ・DJ」

死とは本当のファイナル
僕が集めるヴァイナル
DJするんだ 世界の終わりで
だって天国にイカしたプレイリストがあるのなら
世界の終わりで 逃す手はない

ヘイ 落ち着いて 落ち着いて
ヘイ 落ち着いて 落ち着いて
きちんと心の準備ができるまで 行くつもりはまだないんだ

心にあるもの
心で感じるもの
わかったこと
わかること
心にあるもの
心で感じるもの
わかったこと
オー マイ オー マイ
だけど「ここを抜けて自分の道を回してみせる」
って主張する熱狂家の
Jack Pruitt
蛾が月の周りを回るように
君が部屋をぐるぐる回るように

音楽は
抵抗不可能な光をもたらす
抵抗不能な
抵抗不能な

ウェブログに当惑して
君は怖じ気付き ちょろまかす
シアトルのエレベーターなしのアパートで
初めての戦いをやった場所
ヒモを投げてクビを絞めた

もっと闘わせてもらうとしよう
闘おう
闘おう

なぜなら死とは本当のファイナル
僕が集めるヴァイナル
DJするんだ 世界の終わりで

ヘイ 落ち着いて 落ち着いて
ヘイ 落ち着いて 落ち着いて
きちんと心の準備ができるまで 行くつもりはまだないんだ

ヘイ 落ち着いて 落ち着いて
ヘイ 落ち着いて 落ち着いて
きちんと心の準備ができるまで 行くつもりはまだないんだ

音楽は
抵抗不可能な光をもたらす
抵抗不能な
抵抗不能な
そう






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