2019年2月24日日曜日

心地よい音楽、「山下達郎」

またまたですが、山下達郎です。

まずは、以前気になっていたと書いたFOR YOU


●山下達郎 / FOR YOU



これはもう、一曲目の「SPARKLE」のカッティング・ギター!!これがカッコイイ!!

・SPARKLE
https://youtu.be/dx1GRwgRFIw

また、鈴木英人によるアルバムのイラストも雰囲気があっていいですね。とにかく爽やかで開放感があって、聴いていてとても気持ちがいい。

山下達郎の1つの頂点と言ってもいいくらい、山下達郎の理想が詰まったような作品なんじゃないかなと思いました。

このアルバムと次に出したアルバムで以前紹介した「MELODIES」を比較するのも面白いです。

個人的には「FOR YOU」がリゾート的な雰囲気があるのに対して「MELODIES」は都会的な雰囲気があるように感じます。しかし2つのアルバムも共に夢を見ているような感覚があります。


●山下達郎 / pocket music



ネットで調べたところ、このアルバムはデジタル録音でトライ&エラーを繰り返した、苦心の作品だそうです。クレジットにも機材名(PC9801)と記載されているあたり、苦労がしのばれますが、聴いてみるとどこからどう聴いても山下達郎です。

タイトルの「ポケットミュージック」というのがいいですね。ウォークマンのことを連想しますが、新しい技術が生活を変えて行くような、そんなイメージがあるのかなと思ったりします。


●山下達郎 / cozy



コージーは「ヘロン」や「ドーナツソング」など、どう考えてもCMソング!みたいなのが含まれていますが、そのキャッチーさも嫌みにならないからいいですね。アーティストというよりは職人!この割切り感がスッキリしていて好感が持てました。

比較的最近のアルバムには必ずと言いっていいくらい聴いた事がある曲が1曲くらいはあるので、そういう意味でも聴きやすいアルバムが多いと思います。

何枚かアルバムを聴いて思ったのですが、肌触りの良さ。パンクとかニューウェーブとか聴いていると、この心地良さが現実から目をつぶってしまうのでは?と不安に思ってしまう時もあるのですが、それでもいいんだよと、、、そっと囁くような心地よさ。それと、CDとかレコードとか、そいうメディアにズブズブになって溺れて行く事の気持ちよさとか肯定感を感じますね。快楽的な音楽!!なんでしょうね、きっと。


ネットで知ったのですが、海外の人達にも「シティ・ポップ」というカテゴリーで、山下達郎とか、その周辺の人達が評価されているみたいです。

なるほどね〜〜シティ・ポップ!!

話が飛んでしまうのですが、自分が思う「シティ・ポップ」って何かなぁ、、と考えたんですが、なんとなく浮かんだのがニュー・オーダーの「リパブリック」ですかね、、、。


・New Order / Republic




理由はともかく、考えていくと音楽と風景のイメージってけっこう繋がりやすいのかなと思いました。

風景を感じる音楽特集!!こんどやってみたいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿