2020年12月12日土曜日

東京っぽい音楽、、「Nujabes」

 ジャズ&ヒップホップのトラックメーカーNujabesのレコード盤を買いました。


●Nujabes ‎/ Metaphorical Music













●Nujabes ‎/ Modal Soul



















初めて聞いた時は、あまりにも日本人離れしたセンスに度肝うを抜かれました。

え!コレ日本人なの!!

ゆったりとした、くつろげるような、アンビエントというかエレクトロニカみたいなヒップホップ!!というサウンドはヒップホップのイメージを覆すくらい大きなインパクトがありました。

今思うと、ジャズを聞くようになった切っ掛けの1つにNujabesの存在もあるかもしれません。


個人的には夜の東京を自転車で走るとNujabesの曲が頭の中で流れます。

なんかNujabesってとても東京っぽいイメージがあるんです。

東京ってうるさくて、電車は混んでるし、酔っ払いも沢山居るし、目まぐるしく風景が変わっていく、落ち着かない街なんですが、自転車で走るとそれを俯瞰して見るような余裕が生まれてくるんです。

その時にゆったりとしたNujabesの曲がとてもマッチするんです。

あと、東京って、なんか沢山の小宇宙があるように思うんです。

沢山の人が住んでいて、マンションの1つ1つに別世界が広がっているようなイメージ。

でもそれはとてもパーソナルな世界なので、表だっては分からない。

マンションの外見だけでは分からないんです。

そのパーソナルな感じというのが、Nujabesの自分の世界観を徹底的に追求したような曲とイメージが重なります。

36歳という若さで亡くなってしまったのが本当に悔やまれますが、だからこそNujabesが生き続けていたらどんな活動をしていただろうか?という想像力も刺激してくれます。


とても聞きやすい音楽なので、是非色々な人にNujabesを聞いてほしいなと思います。

・Pray For Nujabes




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