2022年11月13日日曜日

もうあと1年キックバイク

 子供の成長は早いもので、去年買ったキックバイク(トーキョーバイク、パドル)もだいぶ乗りこなし、最近はペダル付きの自転車が欲しいと言うようになりました。

成長や好奇心に合わせて物を与えるのは良い事なのは分かりますが、1年に1回のペースで自転車を買い替えられては懐事情が苦しいし、なにより自転車を置く場所が無いので困まります。

そこでスキルアップも兼ねて、もうあと1年キックバイクに乗ってもらえるよう、ブレーキを取り付けました。


そもそもキックバイクにブレーキはいらないような気がしますが、これは安全面というよりもブレーキに慣れてもらうのが目的です。



フロント側にブレーキを付けるとブレーキが効きすぎてしまうので、かえって危ないような気がします。

なので理想としてはリア側にブレーキを取り付けったかったのですが、そうなるとかなりややこしい作業が必要になってしまうので、、、、まぁブレーキがどんなふうに動くか、それも学びだろう!!という事で手っ取り早くフロント側に取り付けました。



坂道でブレーキの練習。

ブレーキレバーはしっかり引ける様子。

ただ坂を降ったあたりで停車すると、若干前のめりになってしまい、やっぱりハラハラしましたが、とりあえずケガなくブレーキを使う事が出来ました。

そして子供はブレーキを付けた事でかなり喜んでいました。


ちなみにこのブレーキ、一般的なママチャリ用のブレーキなので、ブレーキシューがタイヤに若干接触してしまい、少しブレーキに加工が必要でした。

また、ブレーキレバーは子供用のが必要でした。

大人用だとそもそも子供の手には大きすぎるし、ハンドルも一般的な自転車より細いパイプなので、22.2mmだと取り付けできませんでした。

ブレーキの取り付けでは、その辺が少し苦労しました。

しかし取り付けてしまうと、、



もう普通の自転車かのような風格があります。



実は自分が自転車に乗れるようになったのは小学校に入ってからだったので、他の子達に比ると若干遅めでした。親が必死になって自転車に乗る練習をしてくれました。

そして乗れた時の感動は今でもよく覚えていて、それから学校が終わると毎日のように自転車に乗ってあっちこっち走り回りました。

そして迷子になって、帰れなくなって、周りも暗くなって、不安になって泣いていたら、知らない人に助けてもらった淡い経験もあります。

今の子供達はキックバイクで遊びながらバランスをとる事を学べて、うまくいけばシームレスに自転車に乗る事ができるので、このキックバイクというのは本当に画期的なバイクだなと思いました。


そして、これからの子供達は自分が子供の時よりも、もっともっと多くの事を学ぶ必要があるような気がしてしまい、いろんな事を学んで欲しいなと思う反面、なんか大変そうだなと思う気持ちもあり、時々複雑に思う時があります。


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